

曜「え?」
ダイヤ「…」ニコニコ
果南「いいよ」
千歌「えっ今から?」
7月が終わり始まる今日
私たち3人はダイヤちゃんのお家でお泊まり会をしていた
ルビィちゃんは善子ちゃんのお家でと花丸ちゃんとお泊りしているらしい
そして、お布団を敷いてそろそろ寝ようかって話していた時、ふと…ダイヤちゃんが怖い話をしたいと言い出した。
まぁでも…夏だし…お泊まりだし…
定番だよね
曜「いいよ!私も聞きたいな」
ダイヤ「じゃあまずは果南さんから」
果南「私から?…じゃあ…」
千歌「果南ちゃん、あんまり怖くないお話でお願いね?」
果南「怖くない怖い話って…」
曜「千歌ちゃん、私のここ空いてるから」
千歌「暑いからいいかな」
果南「…じゃあ始めるね?」
語り出した最初の怖い話
内容をザックリまとめると…
ある少女が携帯でイヤホンを挿しながら音楽を聴いていたらしい
シャッフル機能を使いながら音楽を聴き勉強をしていたら…ふと音楽が止まって無音に
?…バッテリーが切れる程携帯を使っていないと思いつつ携帯に目を落とす
…そして次の瞬間少女は凍り付いた
イヤホンからよくわからない人の悲鳴が聞こえてきたらしい。
果南「きゃーっっ!!!!って」
曜「え……怖っ!!」
千歌「」
果南「まぁ…聞いた話だよ」
果南「次は誰が話す?」
曜「うん…なんかもうやめない?…千歌ちゃん黙っちゃったし」
千歌「飛ばしすぎだよ…」
ダイヤ「…では曜さんお願いします」ニコッ
曜「あ…するんだ」
千歌「…」
曜「じゃあえっと…あっそうだ、これはこの前の話…なんだけどね?」
少女の趣味はネット鑑賞だった
と言ってもそれ程多くの時間ネットサーフィンをしているわけではなくごく普通に携帯で動画を見たらまとめサイトを見たりしているレベル
そんな少女がある日とっても面白い記事を見つけて読んでいた時の事だった
内容が面白く少女は声を上げて「あはははっ!!!!!!」と笑った
次の瞬間目の前が真っ暗になった。
最初は停電?とかそんな感じだったけど…段々と異変に気がつき青ざめる…
そう、少女は失明したのだった。
曜「…これで終わり、みんなもインターネットとかは程々にね?」
果南「幽霊系じゃなくてそっち系できたか…」
千歌「こ、怖い…」
ダイヤ「…」ニコニコ
千歌「…あれ?ところでダイヤちゃん、ルビィちゃんは?」
ダイヤ「言ってませんでしたか?ルビィなら善子さんちで花丸さんとお泊りしていますわ」
曜「…」
千歌「あっ!そうなんですか!」
曜(なんだろ…何か違和感があったような…)
曜だけに。
果南「じゃあ最後はダイヤの番ね?ダイヤの怖い話聞いたらみんなももう寝よ?」
千歌「え…まだ話すの?」
曜(まぁ…いいか)
ダイヤ「わたくしのおはなしですか」
ダイヤ「そうですね」
ダイヤ「……」
曜「…」
曜「……」
曜「あっ…!!」ビクッ!!
千歌「うわっ!?な、なななに!?」
果南「ちょっと…驚かさないでよ」
曜「…ご、ごめん」
逃げなきゃ
ソレを確認した時本能的に悟った
逃げなきゃダメだって
違和感は3つあった、その全てに今気がついた
1つは
ダイヤ「果南さん…怖い話…得意でしたっけ?」
果南「あぁ…なんか慣れちゃって」
千歌「…慣れるもの…なの?」
曜「…」
確信に変わった
この2人はなんて言うか…違う…
違う何かを感じる…
ダイヤちゃんのホクロの位置…逆だ…
曜(どうして気がつかなったんだ…!)
曜(あと1つ…何か…)
ダイヤ「曜さん」
曜「っ!」ビクッ!!
曜「は…はい…?な、なに?」
ダイヤ「いえ…顔色が優れないですが…」
果南「…」
千歌「……よ、曜ちゃん…あ…のさ…一緒に…トイレ行かない…?」
曜「…千歌ちゃん?」
私の袖をつかんだ千歌ちゃんの手は震えていた
どうやら千歌ちゃんも2人の違和感に気がついたらしい
ダイヤ「トイレは…今はダメです」
果南「そうだね」
曜「ど…どうして!?」
ダイヤ「……善子さんが」
曜「……!!」
私が3つ目の違和感に気がついた時
後頭部に鈍い感覚を得た…
そして…薄れゆく意識の中で……
私…は………。
おわりよ
ウーン…(失神)
黒羽頭に刺されて堕天使ヨーソローになったの?
意味はよく分かってないけど
あるなら教えてくれ
∫∫( c||^ヮ^|| わからなければこわくないなーん
分かった人はいるのか?それともまだ途中なの?
普通に違和感覚えるとしたら善子の家にルビィが泊まりに行ってるんだからいるわけないことと千歌がダイヤちゃんって呼んでる所くらい
だから実は千歌もグルとか?