ことりぷらす

ﾎﾟﾁｯ

曜「ふぅ…」

曜「やっぱり梨子ちゃんに録音してもらった音声は最高だなぁ」

曜「スマホがあれば好きなときに何度でも聞けるし」

曜「まるで梨子ちゃんに耳元で囁いてもらってるみたい」

曜「うーん、もっと他の言葉も聞きたいな…」

曜「梨子ちゃん、この前の続きお願いしてもいいかな？」

梨子「えっ…新曲の歌詞の一部を録音してほしいってやつ？」

曜「そう、あれを聞くと衣装のインスピレーションが湧くんだよね」

梨子「別にいいけど…」

曜「ありがとう！じゃあ今度はこの紙に書いてある台詞をお願い！」

梨子「どれどれ…」

曜ちゃん❤
キスして…
大好き！
愛してる…
結婚して❤
曜ちゃんなら…いいよ❤

梨子「なんだか恥ずかしい台詞ばっかりね…////」

曜「嫌なやつがあったら言ってね、無理にとは言わないから」

梨子「ううん、大丈夫////」

梨子『曜ちゃん…大好きだよ❤』

曜「はうぅ////」

ﾎﾟﾁｯ

曜「ふぅ…こんなの聞いてたらますます梨子ちゃんの事が好きになっちゃうよ…」

曜「それにしても、梨子ちゃんの演技力は凄いや」

曜「まるで本当に思ってる事を言ってるみたい」

曜「梨子ちゃん、また録音お願いできないかな？」

梨子「また？」

曜「お願い！どうしても必要なの！」

梨子「いいけど、私からも条件があるわ」

曜「何？できることなら協力するよ」

梨子「私も曜ちゃんの音声が欲しいな❤」

曜「へ？」

梨子「駄目かしら？」

曜「ううん、お安い御用だよ！」

梨子「じゃあ、この紙に書いてある台詞をお願いね」

曜「どれどれ…」

梨子ちゃん❤
好きだよ❤
愛してる…
キスして❤
私だけを見て…
結婚しよう
お願いします❤

曜「こ、これって////」

梨子「これを聞けば新曲のインスピレーションが湧くと思うの」

曜「そ、そうなんだ」

梨子「はい、私のスマホ…これに録音してね❤」

曜「わかったよ」

ﾋﾟﾛﾝ🎵

曜「梨子ちゃん」

梨子「曜ちゃん❤」

曜「えっ…梨子ちゃんの声が入っちゃったけど」

梨子「いいから続けて？」

曜「？うん」

曜「好きだよ」

梨子「私も❤」

曜「！？」

曜「あ、愛してる」

梨子「私も❤❤」

曜「！！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

曜（な、何が起こってるんだヨーソロー////）

曜「…キスして」

梨子「はい❤」ﾁｭｯ

曜「ひゃあ////本当にするの！？」

梨子「あら、嫌だったかしら？」

曜「嫌じゃないけど////」

梨子「じゃあ続けて🎵」

曜「うぅ…////」

曜「私だけを見て…」

梨子「私はずっと曜ちゃんの事しか見てないわよ❤」

曜「！！」ﾄﾞｯｷﾝｺ

曜「り、梨子ちゃん…それって…」

梨子「ふふっ❤早く次の言葉を読んで欲しいな❤」

曜（こうなりゃ腹を括るヨーソロー！）

曜「梨子ちゃん…結婚しよう！！」

梨子「喜んで❤」

梨子「毎朝曜ちゃんに美味しいお味噌汁を作ってあげるからね❤」

曜「お…お願いします！！！」

こうして梨子ちゃんの罠に嵌められた私は無事梨子ちゃんのお嫁さんになっちゃったんだヨーソロなぁ

おわり

ﾒｲ*^ ᴗ^ﾘ　♪

(*^ ᴗ ^*)ゞ ♪