ことりぷらす

木「私がいるよ！」

なわとび「さぁ引っ張って！！」

小林「んぅ……頭痛い……」ﾑｸﾘ

小林「あれ？　何で私……メイクも落とさないで布団に」

小林「確かお薬を飲んで……頭がフワフワってなって……」

小林「……」

小林「ヨハネっ！！？」ﾊﾞｻｯ

小林「ヨハネどこー！？　ねぇ！！」ｸﾞｽｯ

小林「うわぁぁあん！！　ヨハネぇーー！！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

……

小林「げほっ、ほ、本当に消えちゃったの……？」

小林「嫌だよヨハネ……。私を一人にしないで」ﾒｿﾒｿ

ｶﾞﾁｬ

「ただいまー」ｽﾀｽﾀ

小林「この声は！！」

善子「小林？　起きてたのね」

小林「ヨハネー！　会いたかったよーー！」ｷﾞｭｯ

善子「わっ、小林泣いてたの？　メイクがぐちゃぐちゃよ」

小林「私、やっぱりヨハネがいないとダメみたい」ｴﾍﾍ

善子「はいはい。今からおかゆ作ってあげるから……食べるわよね？」

小林「うん！」

善子「それと、二度と変な薬飲んじゃダメよ」

小林「一応病院で貰ってきたんだけどな……」

善子「私が消えちゃってもいいの？」

小林「やだ！！　こんな薬二度と飲まないっ！」ﾎﾟｲｯ

善子「ふふっ。それでこそ私のリトルデーモンよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

小林「もう病院なんか行かないよ。ずっとヨハネと一緒にいる……」ｽﾘｽﾘ

善子「……」

これでいいのよね小林……

善子「ヨハネが居ると小林は幸せになれない…？」

善子「ならば…私は…」

でも最後は

善子「消えるのね…小林…」

になるんでしょ知ってる

小林「今回もいい出来…！」ｶﾀｶﾀｯﾀｰﾝ

善子「まーたやってる…」