1: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 19:37:00.62 ID:1kMdDt2z.net
クローン相手にも緊張しちゃう
2: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 19:37:47.12 ID:f157T2fN.net
手を握るまでに2ヶ月半かかる
3: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 19:47:06.69 ID:IZ3Xhppf.net
抱きつくまでに1年かかる
4: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 19:49:06.90 ID:7JXlxvdz.net
ベッドをゆずって自分は布団
6: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:06:30.46 ID:cWxwEWd0.net
クローン曜ちゃんを用意する
7: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:07:20.66 ID:d+RbhWf0.net
毎晩お話できるだけで満足
9: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:18:03.39 ID:5CaM5cv1.net
交換日記からはじめよ?
10: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:19:19.74 ID:Z6m61DRH.net
念のため採寸
11: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:24:46.40 ID:G6YeBFQw.net
善子ちゃんに羨ましがられる
12: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:26:40.72 ID:en6kkJlM.net
結局クローンにもフラれる
13: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:27:47.26 ID:KT2OxiuB.net
クローンじゃなくて本人だった
14: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:28:55.28 ID:8k5jaLN1.net
本物の千歌ちゃんが失踪してミステリー展開に巻き込まれる
15: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:35:24.17 ID:ajAEz9CW.net
とりあえずストームトルーパーのコスプレをさせる
16: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:55:21.25 ID:G6YeBFQw.net
(*> ᴗ •*)ゞ 『曜ちゃんだいすき~』って言ってみて
从c*•ヮ•§ ?「ヨウチャン ダイスキ」
(*> ᴗ •*)ゞ て、照れるであります……!!////
17: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 20:59:56.08 ID:5CaM5cv1.net
親に必死で隠しながら生活してほしい
19: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:06:42.76 ID:emCTvaAH.net
学校に行ってみたいとせがむ千歌ちゃん
誰にも見つからないように二人で夜の学校へ
20: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:25:16.79 ID:CjEg/fna.net
クローン千歌ちゃんは記憶はまっさらな状態なのか?
21: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:26:37.67 ID:gUSUJ27n.net
私は本物の千歌ちゃんにしたかった事をクローンとして段々仲良くなっていくけど、クローン千歌ちゃんが本物の千歌ちゃんの事を知ってしまって
「曜ちゃんが好きなのはこの私じゃなくて、本物の高海千歌ちゃんなんだよね……」って家出しちゃって、自分が本当に好きなのはどっちなんだと悩む曜ちゃんのSSが読みたいであります!
24: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:33:32.57 ID:emCTvaAH.net
>>21
早くするであります!
36: ぬし 2018/03/19(月) 12:22:14.67 ID:Sr/lRsXa.net
>>21
#1 目覚め
ここは…どこ…
私は…だれ……私は、私は…
「あ! 目ぇ覚めた?」
え?
目が覚める、めが…そっか。
閉じたままにしていた目をそっとひらく。
慣れない色の光に目を細めたのも束の間、改めてしっかりとひらいてみる。
「あなた…だれ?」
「私は渡辺曜! よーちゃんって呼んでね!」
「よーちゃん」
「それで、あなたは高海千歌。ちかちゃんだよ!」
そう、私はたかみちかというのだと。
潮風のように爽やかな笑顔で語り掛けてくるこの女の子がーー教えてくれた。
22: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:27:33.48 ID:Eo9W0Gsf.net
クローンすら梨子に取られる
29: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 00:17:12.86 ID:FySPs9iK.net
>>22
そして数日後、梨子ちゃん憎しでクローン梨子ちゃんを製造してストレス解消の虐待を試みようとする曜ちゃんであったが……
23: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:31:52.36 ID:kMiiXAVF.net
そして散々弄ばれた挙げ句捨てられるんでありますよね?
傷心のクローン千歌ちゃんを優しく慰めてあげればゞ
25: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 21:37:13.93 ID:Qqnd3o68.net
クローン千歌「私にはあるのだ!この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」
28: 名無しで叶える物語 2018/03/18(日) 23:16:50.72 ID:PRDxQ0G0.net
渡辺曜、スーパーコーディネーター説
30: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 06:47:03.91 ID:F/7XgCKs.net
カズオ・イシグロの小説じゃないが、本物の千歌ちゃんに臓器提供するために
クローン千歌ちゃんが犠牲になるとしたらどうなるか気になるわ
或いは、クローン千歌ちゃんに本物と同じ記憶と人格があるのも面白い
曜ちゃんを巡って争い、和解し、最後は瀕死の状態で腕相撲
31: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 07:05:37.53 ID:cXPAWYcr.net
>>30
せつねぇ…って思ったのに腕相撲でダメだった
32: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 07:11:24.35 ID:NI+zhfvO.net
>>30
あぁロボとーちゃんかw
33: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 08:24:43.67 ID:eZr23r62.net
Amazonの段ボールに「ラブドール」と表記されていて家族にバレてしまう
34: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 10:24:54.35 ID:dA2iRs2Z.net
二万人いる
37: ぬし 2018/03/19(月) 12:34:09.63 ID:Sr/lRsXa.net
#2 よーちゃんとちかちゃん
「ここのハンバーグがすっごく美味しいんだよ! 昔からのお店だから内装はちょっと古いんだけどね」
「よーちゃん、お腹は?」
「へ? うーん…そういえば少し空いたかも。朝ごはんから結構経ったもんね」
「じゃあハンバーグ食べていこ!」
急だね、と呟くあなたの手を取る。
「チカおなかぺこぺこだもーん」
ちょっぴり嘘。
あなたが『好き』だと言ったものを、なにひとつだって逃したくないから。
今すぐにだって知りたいの。
「わわ、走らなくてもハンバーグは逃げないよ~」
「走ったほうがごはんは美味しくなるんだよ!」
「えー? そうかな~」
「そうだよ~」
38: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 12:36:12.22 ID:f9QrqL5Y.net
いいぞ
39: ぬし 2018/03/19(月) 12:39:30.33 ID:Sr/lRsXa.net
「ほんとにおいしー!」
「でしょ~?! このワサビソースが爽やかでお肉に合うんだよね!」
「えへへ…よーちゃんとごはん楽しいな」
「私もだよ!」
ケチャップ掛けちゃおう、と嬉しそうなよーちゃん。
なるほど…ケチャップ…
「チカもチカも!」
「はい」
「ありがとっ」
「ちかちゃんは目の前でされたことすぐ真似したがるもんね~」
「え~そんなことないよ~」
43: ぬし 2018/03/19(月) 12:57:35.45 ID:Sr/lRsXa.net
「そんなことあるよ~。ちかちゃん昔っからそうだもん」
「ええー? 昔っていつ?」
「そうだな~。例えば、」
そこで、よーちゃんはひらき掛けた口を不自然な形で止めた。
「…あ、あれ。出てこないな。勘違いだったかなー、あははは」
「もー、よーちゃんってば。すぐチカのことおばかさん扱いするんだから」
「そんなことないよ、ごめんごめん」
「ふーんだ。チカは拗ねました~」
「デザートおごるから!」
「ほんと?! やったー!」
頬をつつかれながらそんな風に言われても怒ったふりをし続けられるほど、私はどうやら気が長くはないらしい。
やがてまた談笑に花が咲く。
ねえ、よーちゃん。
昔って、いつのことなの。
45: ぬし 2018/03/19(月) 13:31:16.73 ID:Sr/lRsXa.net
#3 よーちゃんとちかちゃん②
「曜ちゃん、制服…クリーニングから返ってきたから、置いておくわね」
「あ! ありがとう」
丁寧にビニールが掛けられたハンガーをクローゼットにしまって、よーちゃんのお母さんはすぐに部屋を出ていってしまった。
「やっぱり糊のきいた制服は違いますな~」
「ねえ、よーちゃん。チカがいるの、迷惑になってないのかな」
「え?! そんなわけないじゃん! ちかちゃんといるおかげで毎日すっごく楽しいんだから」
「そうじゃなくてっ」
この部屋で目を覚まして、一週間くらいになる。
寝起きも、ごはんも、お風呂はさすがに違うけど…ほとんどの時間をよーちゃんと一緒に過ごしている。
つまり、
「いつまでもよーちゃん家にいるの、お母さん達には迷惑なんじゃないのかな」
47: ぬし 2018/03/19(月) 13:39:51.38 ID:Sr/lRsXa.net
「そんな…お母さん達はきちんと話し合って決めたって言ってたし、ちかちゃんのことは前からよく知ってるし、迷惑だなんて」
「………」
「え、なに?」
「前っていつ? 話し合ったって、なにを話し合ったの?」
「………っ!!」
私は高海千歌。
よーちゃんがくれた大切な名前。
『妹みたいなもの』であるらしい私だから、ずっと一緒に過ごせるのだと言われた。
よく分からなかったけど、嬉しかったからそれでいいと思った。
だけど、
「私は一週間前に生まれたんじゃないの? チカの名前はよーちゃんがつけてくれたんじゃないの?」
よーちゃんは真っ青な顔で私を見ていた。
48: ぬし 2018/03/19(月) 13:49:51.71 ID:Sr/lRsXa.net
分かってる。
おかしなことくらい。
なにがおかしいのかはっきり分からないから、気付かないふりをしていたけど。
こんな大きな身体で「生まれたばかり」のはずがない。
よーちゃん家がよくても、私が一週間も家に帰らなくていい理由にはならない。
言葉の端々から「高海千歌」の存在がーー年月と共によーちゃんの中に形作られた、確かな存在がはっきりと見えていた。
「私は、誰なの?」
42: 名無しで叶える物語 2018/03/19(月) 12:44:17.23 ID:NLnYqUgP.net
MAID IN OHARA
>>21
玄野計かよ
けっきょく、ちかりこなんだよ
ようちかは最初から無理がある