

穂乃果「ふぁぁ、まだ六時か……もうひと眠りしよ(低音)」
穂乃果「ん、て言うか服キツ……(低音)」
穂乃果「ん?(低音)」
穂乃果「何これ……(低音)」
穂乃果「はっ!鏡は!?それに声も変だよっ!!(低音)」
穂乃果「筋肉ついてるしおっぱいもないし……背ぇ伸びてる(低音)」
穂乃果「てことはアソコも(低音)」
穂乃果「//////」
穂乃果「どうしよう…穂乃果男の子になっちゃった(低音)」
穂乃果「このままじゃ学校いけないよ…(低音)」
穂乃果「顔は割と穂乃果のままだけどやっぱり男の子の顔だし(低音)」
穂乃果「これじゃお父さんやお母さんにもわかってもらえるか(低音)」
穂乃果「うわぁぁぁぁぁぁん!!どうしよ~(低音)」
穂乃果「まだ六時ちょっとだし……海未ちゃんくらいしか起きてないよね(低音)」
穂乃果「そうだ、雪穂なら勉強するから早起きとか言ってたかも(低音)」
穂乃果「まずは雪穂にLINEしてみよう(低音)」
穂乃果:雪穂
雪穂:あれ、お姉ちゃん起きてたの?
穂乃果:お姉ちゃんは今とても困っています
雪穂:どういうこと?私今勉強してるんだけど……
穂乃果:いいからちょっと部屋に来て!
雪穂「どうしたんだろ、直接呼べばいいのに」
雪穂「まさかお漏らししちゃった、とかじゃないよね」
雪穂「もーどうしたのお姉ちゃん」
穂乃果「雪穂~!!どうしよう、穂乃果男の子になっちゃったよぉ!(低音)」
雪穂「ひっ…お父さんおかあさ……ムグゥ!!」
穂乃果「ちょ、ちょっと静かにして雪穂!穂乃果は穂乃果だから……ね?(低音)」ハァハァ
雪穂「んー!!んんんーー!!」
穂乃果「本当に穂乃果なんだよ!ほら、顔とか穂乃果のままでしょ!!(低音)」
雪穂「ん、ん」トントン
穂乃果「分かってくれたんだぁ……(低音)」
雪穂「ぷはぁ………死ぬかと思った。むちゃくちゃ力強いし」
穂乃果「えへへ……ごっめ~ん。男の子の体ってすごく力出るみたい(低音)」
雪穂「とりあえず、そのパッツンパッツンのパジャマすごく気持ち悪いよ」
穂乃果「しょうがないじゃん!穂乃果だってなろうと思ってなったんじゃないんだもん!(低音)」
雪穂「はぁ……とりあえずお父さんのでいい?」
穂乃果「雪穂ぉ……ありがとう(低音)」
雪穂「ちょっと待ってて、取ってくるから」
雪穂「はい、とりあえずはこれ着てて」
穂乃果「ありがとう!すぐ着替えるね!(低音)」
雪穂「うわっ………下着そのままなの?」
穂乃果「もー!いくら男の子になったからってお父さんのパンツは履けないよ!!雪穂ってそういうとこあるよねっ!(低音)」
雪穂「休日の朝から妹のトラウマ増やしといて何言ってんの…」
穂乃果「うん、大体ぴったり!(低音)」
雪穂「それで見た目が完全に男の人になったところでこれからどうする気?」
穂乃果「はっ!!そうだ、これじゃ完全に男の子だよ!!どうしよう雪穂~(低音)」
雪穂「頭が痛くなってきたよ…」
雪穂「しょうがないしお父さんとお母さんに話して病院に連れてってもらお?私も一緒に話してあげるからさ」
穂乃果「それはだめだよっ!(低音)」
雪穂「何で?」
穂乃果「恥ずかしいじゃん!(低音)」
雪穂「呆れた……もう知らないから」
穂乃果「うわぁぁぁぁん、ごめん。雪穂待って~(低音)」
雪穂「はぁ、私ただの中学生なんだからできることなんか限られてるんだよ?」
穂乃果「そうだよね……お姉ちゃんだから穂乃果がしっかりしないとね(低音)」
雪穂「……具合悪いみたいって話せば今日くらいは何とかなるんじゃないかな」
穂乃果「雪穂ぉ…(低音)」
雪穂「ご飯は持ってきてあげるから今日中に何とかしてね、いい?ダメならお父さんとお母さんにちゃんとはなそ?」
穂乃果「はい…(低音)」
穂乃果「タイムリミットは今日一日!無駄にできないよっ(低音)」
穂乃果「やっぱりこういう時頼りになるのは……(低音)」
穂乃果:真姫ちゃん、おはよう
真姫:穂乃果にしては早起きね、おはよう
穂乃果:真姫ちゃんちょっとね、お話したいことがあるの
真姫:穂乃果が私に?珍しいわね
穂乃果:穂乃果の家まで来てくれないかな?直接お話ししたいんだ
真姫:電話じゃダメなの?
穂乃果:うん、どうしても!真姫ちゃんじゃないとだめなのっ!
真姫:分かったわよ、ちょっと待ってなさい
穂乃果「やったよ~!真姫ちゃんが来てくれたらもう安心だぁ!(低音)」ドスドス
雪穂「お姉ちゃんうるさいよ!?」
穂乃果「ごめんなさい…(低音)」
真姫「ワタシカエル」
穂乃果「ちょっと待ってよ真姫ちゃん!穂乃果だよっ!(低音)」
雪穂「真姫さん、信じられないようだけどお姉ちゃんなんです」
真姫「…………まぁ、雪穂がそういうなら」
穂乃果「真姫ちゃぁぁん……(低音)」
雪穂「じゃあ私は勉強に戻るのでごゆっくり」
真姫「で、なんで私を呼んだのよ」
穂乃果「いや~真姫ちゃんお医者さん目指してるしお家も病院だから穂乃果のこと治せないかなって!(低音)」
真姫「無理よ」
穂乃果「えぇっ!?なんでぇ!(低音)」
真姫「医師免許も何もないんだから、手術もできないし薬も処方できるわけないじゃない」
穂乃果「そうなの?(低音)」
真姫「当たり前でしょ。大体まだまだ勉強中なんだから、簡単な触診とか怪我の応急処置くらいしかできないわよ」
穂乃果「触診……///(低音)」
真姫「変なところだけ反応しないの!」
真姫「で、いつからそうなったの?女性の体だった最後の記憶は?」
穂乃果「寝るまで女の子の体で起きたらこうなってたの…(低音)」
真姫「前代未聞ね……」
真姫「確かに、女性が男性に、男性が女性になったって事例はあるわ」
穂乃果「穂乃果知ってるよ!ニューハーフの人とかだよねっ!(低音)」
真姫「そうじゃなくて、生まれたときに男性のモノが体内に埋もれてて女性として扱われたり、女性の卵巣が体外に出ててそれを誤解して男性として扱われていたりってことよ」
穂乃果「うーん、よくわかんないや(低音)」
真姫「出生時に本来の性別と違う性別が登録されてしまうってことは稀にあるってことよ」
穂乃果「じゃあ穂乃果は最初から男の子だったの!?(低音)」
真姫「いえ、あなたは紛れもなく女性だったはず。だから困惑してるのよ
穂乃果「えー、じゃあ穂乃果はどうやったら戻れるの?(低音)」
真姫「そうね、やっぱり一度パパに話して……」ピポパ
穂乃果「それは最後の手段なのー!!(低音)」ガバッ
真姫「ムグッ!!?」
山口勝平でしょ
真姫「んんー!!」
穂乃果「ご、ごめんね!!(低音)」
真姫「うぅ……怖かったのよ」ウルウル
穂乃果「(あれ、なんだか真姫ちゃんがすごくかわいい。元々真姫ちゃんは可愛いけど)」
穂乃果「(なんだかすごくドキドキしちゃう。あれ、あれ?)」
穂乃果「ねぇ真姫ちゃん、真姫ちゃんは男の子になっちゃった穂乃果好き?(低音)」
真姫「み、魅力的だと思うけど……さっきみたいなのはイヤ」
穂乃果「じゃあ優しくすればいいのかな?(低音)」
真姫「穂乃果……あっ」
穂乃果「真姫ちゃん…なんだかね穂乃果おかしいの。我慢できないみたい(低音)」
真姫「しょうがないわね……痛くしたら許さないから」
穂乃果「真姫ちゃん(低音)」
雪穂「ストーーーップ!!お姉ちゃん、後輩に何しようとしてるの」
穂乃果・真姫「「あっ」」
雪穂「---ったく。希さん呼んどいたから、それまで大人しくしてて」
穂乃果「ちぇー(低音)」
希「なーんやビックリした。ちょっとした呪いみたいやね」
穂乃果「えぇ!?穂乃果呪われちゃったの!!?(低音)」
真姫「イミワカンナイ」
希「呪いって言っても体が男の子になる以外は何もないけどね」
穂乃果「大ありだよ!すごく困ってるんだよ~(低音)」
希「うーん、ちょっと惜しい気もするけど……えいっ!」
ボンっ
穂乃果「おっぱいがある……」
真姫「服もぶかぶかになってるし」
希「いつも通りの穂乃果ちゃんやね」
穂乃果「希ちゃぁぁぁぁんありがと~」
希「いえいえ、スピリチュアルパワーのおかげやね」
穂乃果「でもそんな呪い誰が穂乃果にかけたんだろう」
希「う~ん。ウチもそこまではちょっと」
穂乃果「あ、ちなみにこれって自分でかけられたりするの?」
希「できるけど悪用したらあかんよ?」
穂乃果「しないよっ!」
希「ゴニョゴニョ」
穂乃果「ありがとう希ちゃん!」
穂乃果「(真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん)」
ことり「あれぇ?穂乃果ちゃんに呪いかけたのに何でことりに相談してくれないんだろう」ブツブツ
ことり「効いてなかったのかなぁ、でも自分で試した時は大丈夫だったし」ブツブツ
ことり「親友の私に相談してくれないだなんておかしいよね」ブツブツ
ことり「穂乃果ちゃんが男の子になればことりと永遠に結ばれるのになぁ」ブツブツ
ことり「あ、きっと周りの悪い虫が今穂乃果ちゃんをたぶらかしてるんですねっ♪」ブツブツ
ことり「じゃあまずは悪い虫たちをことりのおやつにしちゃいますっ♪」ブツブツ
ことり「ことりをさらってくれる王子様になってくれるまで何度でも呪ってあげますねっ♪」ブツブツ
ことり「ほ の か ち ゃ ん 」
おわり
楽しかった!
続きか、別カプみたい!
園田かと思ったら、トッリの方だったか
自分にかけて穂乃果襲うんじゃあかんのか?
やっぱことりは病んデレが似合うなぁ
病ん病ん♪
(低音)はなぜか2.5次元ラブライブのことりちゃんで再生された