ことりぷらす

海未「なんでですか～？」

真姫「特に理由はないけど、なんか面倒くさそうだから」

海未「暇なんですよ…」ｸﾞﾃ-

真姫「課題とかないの？」

海未「あっ……英語の課題」ﾎﾞｿｯ

海未「い、いえ！なんでもありませんよ！？」

真姫「本当かしら…」

真姫「さてと」

海未「なんです？」

真姫「ここで問題です」

真姫「今日は何曜日でしょうか？」

海未「日曜日ですっ！」

真姫「……じゃあ今は何時でしょうか？」

海未「午前6時です」

真姫 ﾎﾟｶｯ

海未「いてっ」

真姫「バカなの？一周回ってバカなの？」

海未「それどっちもバカのような…」

真姫「なんか言った？」ｷﾞﾛｯ

海未「な、なんでもないです」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

真姫「こんな朝っぱらから人の家に押しかけるってどういう神経してるのかしら！？」

海未「こういう…ですね…」ｺﾞｿｺﾞｿ

真姫「脱がないで脱がないで脱がないで！」

海未「え？真姫が要求してきたから脱衣しようとしましたのに…」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

真姫（めんどくさぁぁぁ）

真姫「あのね？どういう神経してんの？って言われて本当に見せようとする人がどこにいるのよ！」

海未 ﾕﾋﾞｻｼ

真姫「自分を指差してる…」

真姫「はぁ……で、海未。何のよう？」

海未「実はですね…」

海未「真姫とイチャコラしたくて来ました」

真姫「帰って、どうぞ」ｸﾞｲｸﾞｲ

海未「ちょ…おさ…押さないでくださいよ」

真姫「頼むから私の安眠を邪魔しないで」

海未「邪魔するつもりは毛頭無いです！」

海未「私がインターホンを鳴らしたことにより、起床してしまった真姫が悪いんですっ！！」

海未「真姫が悪ですぅぅ～！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

真姫「謎の逆ギレやめて！ってか、親はまだ寝てるんだから暴れないでよ！」

海未「じゃあ私のこの怒りを沈めてください」

真姫「は？どうやって？」

海未「眠りのお姫様は王子のキスで目覚めるものです…」ﾄｵｲﾒ

海未「さぁ…！真姫も私に接吻を…！」

真姫 ﾎﾟｶｯ

海未「あだっ」

真姫「あのね？あなたが言いたい事が最初から最後まで全て把握できないわ」

海未「なるほど。それは私のたぐいまれなる話術の才能によってということですか…」ﾌﾌﾌ

真姫「いや、全然違うから」

海未「ふぁっ」

真姫「何が眠りのお姫様よ！誰が眠ってるの！？そして誰が王子様よ！」

ｼ-ﾝ

真姫「？」

真姫 ﾁﾗｯ

海未 ｽﾔｧ

真姫 ｲﾗｯ

海未 ﾄﾞｷﾄﾞｷ

真姫「…」

真姫「海未…」ｲｹﾎﾞ

海未（ｷﾀ—–！！！）

真姫 ﾎﾟｶｯ

海未「ふぐっ」

真姫「さて、これで静かになったし。まぁ、安心かしら」

海未「酷いですよぉ…」

真姫「特別な日？」

海未「え、ええ」

真姫「……」

真姫「なんかあったかしら？」

海未「…」

海未「や、やっぱりいいです！」

海未「朝早くにすみませんでした！」

真姫「あら、来るのも帰るのも颯爽な感じなのね」

海未「え、えぇ…まぁ…そうですね…」

海未「で、では！失礼して……ｶﾞｼｯ

海未「へ？」

真姫「…」

海未「な、なんです？」

真姫「３月１５日」

海未「！」

真姫「海未の……誕生日」

真姫「忘れるわけないでしょ？」

海未「真姫…！」

真姫「さて…それじゃあ待ってて。今から支度するから」

海未「え？何のです？」

真姫「出かける準備よ」

海未「ど、どこへ？」

真姫「そうねぇ…ショッピングモールとかがいいかしら」

海未「あの…まさか…」

真姫「？」

海未「私の…」

真姫「ふふ…」

真姫「それはお楽しみ」

海未「いや…流石の私でも、もう分かってしまいましたっていうかなんというか…」

真姫「ほら、行くわよ」ｸﾞｲｯ

海未「え、もう終わったんですか？」

真姫「当たり前よ、私を誰だと思ってるの？」

海未「ふふ…」

海未「世界一大好きな後輩ですよ」

～完～

クソスレにお付き合い感謝

えっ、もう終わりなん？

もうちょい書こうよ
どこまでいけるか限界まで攻めようよ