ことりぷらす

黒澤家

ｺﾝｺﾝ

ダイヤ「どーぞ」

ルビィ「おねーちゃ」ﾌﾘﾌﾘ

ダイヤ「どうしましたルビィ、もう日付が変わる時間ですが」

ルビィ「おねーちゃなにしてるの？」

ダイヤ「生徒会の残り作業ですわ、あと少しなんですけど」

ルビィ「邪魔してあげゆ！」

ダイヤ「帰って！」

ルビィ「じょーだんだよぉ」ﾆｺﾆｺ

ダイヤ「はぁ…それで？」

ルビィ「今日はお姉ちゃんと一緒に寝たいなぁって」

ダイヤ「だから自分の枕まで持ってきて…」

ルビィ「それじゃ、お先に寝てるね」

ダイヤ「ちょっと待ちなさい」

ルビィ「そりゃ！あーおねーちゃのお布団すんすん！」ｸﾝｸﾝ

ダイヤ「嗅がないで！」

ルビィ「うるさいなぁ、早く仕事しちゃいなよぉ」

ダイヤ「むきぃぃぃい！！あなたがそうしてるから集中してできないんですのよ！」

ルビィ「人のせいにするの良くないと思う」ｽﾝｽﾝ

ダイヤ「いいから嗅ぐのおやめなさい！」ｸﾜｯ

ルビィ「あんまり大きな声出すと怒られるよ？近所迷惑」

ダイヤ「むっか…」

ルビィ「ふふん♪」

ダイヤ「わかりましたわ…」ｶﾘｶﾘ

ルビィ「早く終わらせて一緒に寝よーよ」

ダイヤ「黙ってて」

ルビィ「～♪」

ダイヤ「…」ｶﾘｶﾘ

ルビィ「あ、そういえばスクフェスすたみな溢れてる」

ﾌﾞｼﾓ!

ダイヤ「…」ｶﾘｶﾘ

ルビィ「イベントぜんぜんできてないー」ﾃﾛﾝ

ルビィ「んー、んっんっ」ｼｬﾝｼｬﾝ

ダイヤ「…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ルビィ「どんなー日ーかーなー♪」ｼｬﾝｼｬﾝ

ルビィ「おねーちゃと寝る日ー♪」ｼｬﾝｼｬﾝ

ルビィ「うぃーあーしゃーろん！」ｼｬﾝｼｬﾝ

ﾋﾟｷｯ

ダイヤ「うるっさい！うるっさいですわ！」ｸﾜｯ

ルビィ「あ、最後ミスしちゃったー」

ダイヤ「ルビィ！！！」

ルビィ「なーにお姉ちゃん、お仕事終わった？」

ダイヤ「もうおわりにしました！あなたが！やかましいから！終わらないです！！」

ルビィ「お姉ちゃんお姉ちゃん」

ダイヤ「なんですの」ﾑｽｯ

ルビィ「おいで、ほら」ﾊﾞｻｯ

ダイヤ「それ、私のベッドなんですが」

ルビィ「ん、おいでおいで」

ダイヤ「はぁ…はいはい」ﾎﾞｽﾝｯ

ルビィ「えへへぇ、やっと来てくれた♪」

ダイヤ「姉の邪魔ばかりして…」

ルビィ「それがルビィの仕事なのー」

ダイヤ「はぁ？邪魔することがですか？」

ルビィ「ちがーう」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「ちょ、くっつきすぎ///」

ルビィ「お姉ちゃん、少し頑張りすぎ、お顔が疲れてるよ」ｻｽｻｽ

ダイヤ「え」

ルビィ「無理してるでしょ」

ダイヤ「…そんなことないです」

ルビィ「お顔、そむけないで」ｸﾞｲｯ

ダイヤ「にゃっ！？」

ルビィ「お姉ちゃんが頑張り屋さんなの、ルビィ好きだよ？」

ルビィ「でも、それで体壊してほしくないの、休むときは休んで欲しいの…」

ルビィ「今みたくこんな夜遅くまでは…あんまり嬉しくないかも」

ダイヤ「ルビィ…」

ルビィ「ごめんね、ただのルビィのわがままだから」

ダイヤ「さっき邪魔ばかりしてきたのは…」

ルビィ「そうでもしないとやめてくれないでしょお姉ちゃん」

ダイヤ「んなっ、そんなこと」

ルビィ「そんなことあるの、お姉ちゃん真面目さんだから…ルビィが口で言ったところで絶対やめないよ」

ダイヤ「むむ…」

ルビィ「だからね、お仕事のことは忘れてー…」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「うっ」ﾄﾞｷｯ

ルビィ「今だけは、ルビィと一緒にいることに集中して？」

ダイヤ「…」

ルビィ「ね？」ﾆｺｯ

ダイヤ「はぁ…わかりました」

ルビィ「うんうん♪」

ダイヤ「ふふっ、ルビィにはかないません… 私のことをよく見ていますね」

ルビィ「お姉ちゃんのこと大好きなので！」ﾄﾞﾔｯ

ダイヤ「なんですかそれ」ｸｽｯ

ルビィ「なでなで…頭撫でて欲しい」ｸﾞｲｸﾞｲ

ダイヤ「はいはい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ルビィ「えへへぇ」

ダイヤ「そろそろ寝ますわよ、明日もあるんですし」

ルビィ「あっ、そーだ！」ﾋﾟｺﾝ

ダイヤ「？」

ルビィ「お姉ちゃん」ﾋﾟﾄｯ

ダイヤ「なんですか？」

ルビィ「いいこいいこ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「っっっ！？」ﾄﾞｷｯ

ルビィ「お姉ちゃん、とても頑張ってるので、ご褒美です」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「な、妹からご褒美などと…うぅ///」

ルビィ「気持ちいいでしょ？撫でられるの」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「…」

ルビィ「ん？」

ダイヤ「…」ｺｸｯ

ルビィ「頭ってね、人によっては性感帯なんだって」ｸｽｯ

ダイヤ「破廉恥です///」ﾎﾞｿｯ

ルビィ「でもそういうの無しにしても、気持ちいいよね」

ルビィ「おねえちゃになでなでされるの、ルビィ好きだよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「…私も、好き…どうしてでしょうね…とても落ち着きます」

ルビィ「ふふっ、そっか」

ルビィ「それじゃあさ」ﾎﾞｿｯ

ダイヤ「？」

ルビィ「もっといいこと、してあげる」ｸﾞｲｯ

ダイヤ「なっ！？」

ルビィ「ルビィ、お胸はちょっと小さいから我慢してね…ほら、顔埋めて」ｷﾞｭｯ

ダイヤ「んん…」ﾋﾟﾄｯ

ルビィ「いいこ…いいこ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「っっっ！…る、ルビィ…ちょっと…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「いいこだねお姉ちゃん…今日も頑張ったね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「耳元で…だめです…これ以上したら…///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「んー？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「だめになりそう…です///」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「良いじゃん、お姉ちゃん昔よくしてくれたよね…こうして」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「わからない…どうしてかわからないですけど」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ「…」ｷﾞｭｯ

ルビィ「お姉ちゃん？」

ダイヤ「涙、出てきそう…ルビィ、もうやめて…」ｷﾞｭｩｩｩ

ルビィ「我慢しないで…ルビィ以外だれもいないんだから、強がる必要ないよ？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「うぅ…ルビィ…ルビィ…」ｷﾞｭｩｩｩ

ルビィ「お姉ちゃんがいつも一生懸命なの、ルビィは知ってるから」

ルビィ「毎日みんなのために頑張ってるもんね、たまには甘えたいよね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ダイヤ「うん…うん…ぐすっ」ｺｸｯ

ルビィ「ほら、ゆっくり目閉じて…このままおやすみしようね」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ダイヤ「…」ｺｸｯ

ルビィ「ん」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ダイヤ「…ルビィ」

ルビィ「ん？」

ダイヤ「…ありがとう、ございます」ｳﾄｳﾄ

ルビィ「うん、おやすみ、お姉ちゃん」

ダイヤ「おやすみ…なさい…」

ルビィ「…」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ダイヤ「…」ｽｰｽｰ

…

ルビィ「寝たかな？」

ルビィ「ふふっ、お姉ちゃんの寝顔可愛いなぁ…それに」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

ルビィ「…甘えてくれるの、すごい嬉しい」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ルビィ「やっぱりルビィ、お姉ちゃんのこと好きみたい…そんなのダメなことだってわかってるのに」

ルビィ「はぁ…さっきからドキドキとまらない」

ルビィ「こんなことバレたら、きっと怒られちゃうよね」ｸｽｯ

ルビィ「…それでも、、、、、好きなんだもん」

ﾁｭｯ

ルビィ「おやすみ、お姉ちゃん」ﾎﾞｿｯ

おわり