ことりぷらす

ルビィ｢あ……｣

果南｢見ててよ、ほいっ｣びりびりっ

千歌｢すごい！マガジンを引きちぎったぁ！｣

果南｢えへへ、コレね～、コツがあるんだよ♪ TVでやってたんだ～♪｣

ダイヤ｢…｣ｳｽﾞｳｽﾞ

果南｢ん？ダイヤどうしたの？｣

ダイヤ｢あの…｣もじもじ

ルビィ(あ…、これ…絶対にやる気だ…)

ルビィ(うちのお姉ちゃんはスグに影響されるんだ…)

ルビィ(ついこの前は…)

～～～

ﾀｯﾀｯﾀｯ…ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

ルビィ｢お姉ちゃぁ…？スレイヤーズ始まったよぉ、一緒に観ようょ…！｣

ぶんっ

ルビィ(ん？)

ダイヤ｢スネークバイトォォッ！｣ぶんっ

ダイヤ｢はぁ、はぁ、……ジャスト一分ですわ｣

ルビィ(あぅ……)

～～～

ルビィ(そして今は二重の極みを習得したつもりになってるみたいだし…)

ダイヤ｢私はマガジンどころか……コミックボンボンを粉々に粉砕できますわ！｣

千歌｢えーっ！見たーいっ！｣

果南｢ダイヤもTVか何かで見たのー？｣

ダイヤ｢私は、書物で少し…｣

ルビィ(ボンボンとか無理だよぉ…下手したら手首痛めちゃうよお姉ちゃぁ…)

ダイヤ｢……いきますわ……｣ｽｯ……

ダイヤ｢ や ぁ あ あ ！！！｣ ごきっ

……………。

ダイヤ｢…｣

ルビィ｢もう、骨は折れてなかったから良かったけど…｣

ダイヤ｢わざわざ病院まで付き添わせてしまいすみません…｣

ダイヤ｢２撃目のインパクトが僅かに遅かったみたいですわ…｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ルビィ(はぁ……、お姉ちゃ……)

果南「……フフフ」

鞠莉「ハハハ」

かなまり「ハーッハハハハハ！！！！」

ー翌日ー

曜｢えっ？ダイヤさんその手…！どうしたの！？｣

ダイヤ｢ちょっと無理がたたりまして……気にしないでください｣

曜｢いや、気にするなって言われても……｣

ルビィ｢ほらお姉ちゃん…、あ～んして｣

ダイヤ｢カレーくらい逆の手で食べれますわ！｣

ダイヤ｢んしょっと……｣ﾎﾞﾀﾎﾞﾀｯ…

曜｢あー！それ新しい衣装ですよっ！何でカレーの下に敷いてるんですかぁあ！！｣

ルビィ(あああ………)

………………。

ルビィ｢善子ちゃん、花丸ちゃん…どうしよぅ…｣

ルビィ｢もうわかんないよぉ…黒澤家のピンチだよぉ…｣

花丸｢でも、何でいい歳してそんな風に……｣

希｢ダイヤちゃんは幼少期から厳格に育てられてきたから、逆に今になって爆発したんやろうね…｣

ルビィ｢お姉ちゃん……｣

善子｢何か良い方法はないわけ？｣

花丸｢………こうなったら…｣

ルビィ、曜、花丸、善子、ダイヤ「ってなんで希ちゃんが！？」

本当の本当におわり