ことりぷらす

曜｢え？｣ﾊﾟｧｧ

曜｢……い、いいよ…2人で、約束したんでしょ？｣

曜｢そんなの、悪いよ…｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

千歌（本当は行きたいのに…曜ちゃんは優しすぎるんだよねぇ♡）ｷｭﾝｷｭﾝ

曜｢…うん｣ｼｭﾝ

千歌｢♡｣ｷｭﾝ

曜｢へっ？｣

千歌｢遊びに行こ？…二人で｣

曜｢…う、うんっ！行く！！｣ﾊﾟｧｧ

千歌｢♡｣ｷｭﾝｷｭﾝ

曜ちゃんは変わらず自分のことを好きでいてくれているけど、それがいつまでも不安で信じられないせいで曜ちゃんからの愛を確認するために何度も何度も突き放すように

そのうちに手段と目的が入れ替わってしまって、歪んだ私に気付くけど普通じゃなくなったことに悦びを覚えてしまうんだよみかんなぁ…

prrrr

曜(千歌ちゃんから電話だ……)

曜｢千歌ちゃん？どうしたの？｣

千歌『ごめん曜ちゃん。今日家の用事で行けなくなっちゃった……』

曜｢えっ！？……あはは、家の用事じゃ仕方ないよ｣

千歌『本当に…ごめ、んっ』ｸﾞｽｯ

曜｢な、泣かないで千歌ちゃん！また行けばいいじゃん！｣ㆡｱｾｱｾ

千歌『……そうだね、ありがとう曜ちゃん』

曜｢じゃあ私は筋トレでもしてようかな。バイバイ千歌ちゃん！｣ﾋﾟｯ

千歌(………曜ちゃん、今頃落ち込んでるのかな。泣いてくれたら一番嬉しいかも)

千歌(曜ちゃんは優しいなぁ…♡)ｷｭﾝｷｭﾝ