ことりぷらす

梨子「私はまぁ…ほどほどで…」

千歌「私はまた6位なのかな…」

花丸「マルはルビィちゃんに1位になってほしいずら」

ルビィ「ﾋﾟｷﾞｨ！？1位なんて、はっ恥ずかしいよぉ」

善子「見えるわ…この中間発表、この堕天使ヨハネが1位になる！」

ダイヤ「…まぁ私たちは…」

鞠莉「そう…ね…果南も気持ちを強く持って…」

果南「私はビリになるつもりはないよ」

鞠莉「果南？」

果南「…あるんだよ…このセンター投票には1位になる必勝法が」

ダイヤ「どっどういうことですの？」

果南「まぁ見てなって」

-それでは、センター投票の中間発表をいたします-

ドン

1位：津島善子
2位：松浦果南
3位：国木田花丸
4位：桜内梨子
5位：渡辺曜
6位：高海千歌
7位：黒澤ダイヤ
8位：小原鞠莉
9位：黒澤ルビィ

ダイヤ「なっ！？」

鞠莉「嘘！？果南が！？」

果南「ね？いったでしょ」

善子「でっでも私が1位だし！」

果南「善子ちゃんが1位になることは想定済み、ちゃーんと策は用意してるよ」

善子「えっ！？」

果南「断言するよ！このセンター投票…必ず私が勝つ！」

鞠莉「そうよ果南！グループ内でのいやらしい争いはやめようよ！」

果南「センター投票やってる時点で争いだよ、そうだよね鞠莉」

鞠莉「…そっそれは…」

果南「あとさ、どうせ入れるなら勝てる私に入れる方が断然いいと思うよ」

梨子「…どういう意味？」

果南「中間発表ではそれぞれの推しキャラが1位になることは無理だと諦めるファンもいる」

果南「そしてその票は必然的に、上位陣に集まる」

梨子「それは…あるかもしれないわね」

果南「そして問題はその移動票の比率だよ」

梨子「比率？」

果南「そう比率、じゃぁ改めて中間の結果を見てみようか」

果南「見ての通り3年の鞠莉とダイヤはドベ3、ここから1位になるのは困難だね」

ダイヤ「なっ」

鞠莉「ダイヤ！抑えて」

梨子「それと果南さんの勝利に何の関係があるの？」

果南「大ありだよ…この状況で自分の推しを目立たせるためにはどうしたらいいと思う？」

梨子「それは…」

鞠莉「推しと仲の良いキャラを…選ぶ？」

果南「そう！そして鞠莉とのカプの最大派閥は？」

梨子「かなまり…つまり…果南さん」

果南「正解、そしてダイヤの有力カプであるダイルビはルビィちゃんの最下位転落で到底見込めない」

ダイヤ「つまり私のファンは…絡みがあり得そうな果南さんに入れるしかない…と？」

果南「その通り」

善子「でもそれは私も同じじゃない！」

果南「果たしてそうかな？」

果南「善子ちゃんの有力カプの相手である、マルちゃんと梨子ちゃんは3位、と4位…まだ首位を狙えるかもしれないよね？」

善子「…まさか」

果南「気付いたみたいだね、善子ちゃんのカプ相手は首位を狙うライバルだってこと」

善子「なっ…」

花丸「それならマルのルビィちゃんのファンたちがマルに入れてくれかもしれないずら」

果南「確かに…マルちゃんも同じ恩恵を受けれるかもしれない…でも順位を見れば私を超えることは難しいと思うよ？」

花丸「あっ確かにそうずらね」

曜「なら私の票が善子ちゃんに入るかも…」

果南「それはないかな」

曜「えっなんで！？」

果南「曜のファンは曜が1位じゃないことしか見えてないと思うよ」

曜「えー」

千歌「あーあと千歌もファンは変なスイッチ入って6位を維持しようとするかも…」

果南「その通り…全体を見てもこの状況で最も恩恵を受けれるのは私ってこと」

梨子「そんな…」

果南「今回の中間発表はただの途中経過じゃない…勝敗を左右する重要な発表だったってこと」

果南「あるんだよ…センター投票で1位になる”必勝法”がね」 [無断転載禁止]©2ch.net
1： 名無しで叶える物語(新疆ウイグル自治区)＠＼(^o^)／[sage]
2016/09/29(木) 23:29:10.34 ID:tq96AsUy.net [1/1] AAS
果南「今回のセンター投票…必ず私が勝つ」