ことりぷらす

千歌「えっ？風邪がうつっちゃう？？」

千歌「……曜ちゃんにならうつされてもいいかな｣ﾎﾞｿ

千歌「…なーんて…えへへ」

千歌「冬到来！ってかんじだよね～」

千歌「でも冬はこたつでみかんが出来るから幸せだなぁ♡」

千歌「え？千歌ちゃんはいつもみかん食べてるよだって？」

千歌「もーなんでそんなこというの！」

千歌「でも……｣ｷﾞｭｯ

千歌「こうして曜ちゃんにくっつく冬が一番すきっ」

千歌「……//」

(*^ ᴗ ^*)ゞ

千歌「さっき仲よさそうに喋ってた女の子はだれなの」

千歌「ねえおしえてよ」

千歌「……私以外と仲良くしないで」

千歌「曜ちゃんは私のものなんだから……」

千歌「えへへ、ようちゃんのほっぺつめたい」

千歌「わたしがあっためてあげるっ｣ｽﾘｽﾘ

千歌「あれ？ようちゃんもうまっかっか！あついの？」

千歌「へぇー…そんなに効き目あるんだー…♡」

千歌「えへへ…ようちゃん専用の千歌カイロだねっ♡」

千歌「………」

千歌「顔赤くしてちゃわからないよ」

千歌「えっ！？千歌ちゃんはいるのだって！？」

千歌「……いるよっ」

千歌「……」

千歌「ようちゃんのどんかんっ｣ﾑｽｯ

千歌「今日は晴れてたし汗かいちゃった」

千歌「のどかわいたなー…っと」

千歌「あれ…空だぁ～」

千歌「…え？曜ちゃん飲み物くれるの…？」

千歌「えへへ…ありがとっ」

千歌(これって間接キスじゃないの…？//)

千歌(も～ようちゃんのばかっ//)

千歌「…曜ちゃん？私の顔になんかついてる？」

千歌「ひゃっ♡よ、曜ちゃん！？//」

千歌(耳は弱いから…いきなり触られると//)

千歌「あっ…ほこりついてた…？そっか…ありがとっ」

千歌(はーびっくりしたーー//)

千歌「練習終わったら一緒にかえろっ」

千歌「え？梨子ちゃんとは一緒に帰らないのかって？」

千歌「えっと…今日は二人で途中まで歩いて帰りたいなって…」

千歌「うん、えへへ、楽しみだねっ」

千歌「……すっかりお互い大きくなっちゃって」

千歌「こうしてゆっくり帰ることもなかったよね…」

千歌「わたしはこの海沿いの道、すきなんだ」

千歌「ねぇ、ちょっとあそこ寄っていこうよ」

千歌「こうやって夕日に照らされてオレンジ色になってる海」

千歌「お昼はあんなに青かったのにね」

千歌「まるで私と千歌ちゃんみたいだね、だって？」

千歌「…なにそれっ//へんな曜ちゃん」

千歌「…ねぇ曜ちゃん」

千歌「………」

千歌「私、曜ちゃんのことがすき」

千歌「………」

千歌「…！！！」

千歌「……//」

千歌「うん…//こちらこそよろしくお願いします…//」

千歌「えへへ…//千歌、曜ちゃんの恋人になれたんだ…♡」