ことりぷらす

善子「何で？」

花丸「わからない」

善子「は？」

善子「ふーんそれで？」

花丸「電源ぼたん？押してもうんともすんとも言わないずら」

善子「へぇ」

花丸「困ったずら…」

善子「なんで電源がぷつーんときれたの？」

花丸「わからないずらー」

善子「なんでよ！」

善子「うん」

花丸「わからないよね？」

善子「うーん、じゃあずら丸はパソコンで何してたの？」

花丸「歌詞をちょっと書いてたずら」

善子「うん、それで？」

花丸「そしたら急にぷつーんと電源がきれたずら」

善子「うーん…」

善子（まぁ色々助けてもらってるし…）

善子「しょーがないわねー！」

花丸「やったぁ！」

善子「今日練習無いし帰りあんたの家向かうわね」

花丸「待ってるずら！」

―――花丸家―――

善子「ついたー……でかっ」

善子「おじゃましまーっす、なんて言うか凄い家ね…」

花丸「そう？あっこっちがまるの部屋ずら」

善子「パソコンは？」

花丸「これ」

善子「ふるっ」

花丸「新しいの買うしかないずら…？」

善子「うーん……ってちょっと待ってコンセント抜けてない？」

花丸「あっ本当だ、よいしょっと」

善子「電源ついたわよ」

花丸「ほんとずら」

善子「……ずーらーまーるー？」ｺﾞｺﾞｺﾞg

花丸「ごごごご、ごめんずら！」

花丸「あははは…お、お詫びに今日ごはんうちで食べていくずら！」

善子「流石にそれは…まぁいっか、いただいていくわ」

花丸「やったぁ！」

善子「なんでずら丸が喜んでるのよ」ﾌﾌｯ

花丸「お風呂も一緒に入ろうね！」

善子「そ、それは遠慮するわよ！」

花丸「さぁれっつごーずらー！」

善子「ちょおおお」

花丸「まるの作った料理どうだった？」

善子「えっ？ま、まぁまぁじゃない！」

花丸「ふふっよかった」

善子「じゃぁそろそろ…って、ん？もうこんな時間！？」

善子「バスがあああ」

花丸「泊まっていくずら」にっこり

善子「ううう…」

善子「ヨォハァネェだってば！」

花丸「なんでそんなネイティブずら？」

善子「う、うるさーい！寝るわよ！」

花丸「はいはい、電気消すずらー」ｶﾁｯ

善子「はぁ今日一日疲れたわ…」

善子（…でもなんでパソコン壊れたなんて私に言ってきたのかしら）

善子（そもそもコンセント抜けてるだけなら気付くでしょふつう…）

善子（丁度今日練習が無くてよかったわ…）

善子（ってか何この布団気持ちいい……意識…が…）

花丸「……」ｽｰｽｰ

花丸「おはよっ」

善子「おはよー…うぅん、あぁそういえば泊まったんだっけ」ﾎﾞｰ

花丸「よく眠れた？」

善子「なんか思ったよりぐっすり眠れたわ」

花丸「それはよかったずら、朝ご飯できてるよ」

善子「はーい」

善子「っていうかずら丸！コンセントぐらい気づきなさいよ！」

花丸「いやぁ、本当に助かったずら善子ちゃんありがとう」

善子「ヨハネよ！全くこの堕天使ヨハネの力をもって全力で直そうかと思ってたのに…」

善子「拍子抜けよ！」

花丸「ずらー！？」

花丸「また壊れたらよろしくね！」

善子「……まぁ、その時になったらね」

花丸「さっすが善子ちゃんずらっ！」ﾀﾞｷｯ

善子「くく、くっつくなぁー！///」

花丸「善子ちゃん」

善子「なに？」

花丸「ぱそこん壊れた」

善子「またっ！？なんでよ！」

花丸「なんか青い画面に文字がガーっと」

善子「ずら丸、新しいパソコン買いにいくわよ！」

花丸「ずらっ♪」

おわり