ことりぷらす

穂乃果「穂乃果はこう見えても口はかたいんだよっ！」

穂乃果「だからおねがい！ねっねっ？」

穂乃果「へるもんじゃないでしょ～」

穂乃果「おしえてよぉー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

穂乃果「おしえてくれないと…今晩穂乃果、気になって眠れなくなっちゃうかも…」

穂乃果「眠れなくて…どんどん寝不足になっちゃって…」

穂乃果「成績もどんどんわるくなっていっちゃうかも…」

穂乃果「うわぁーん！そんなのやだよぉー！」

穂乃果｢でも穂乃果はダメダメだし海未ちゃんやことりちゃんの方が絶対いいって！！｣

口塞ぎたい

穂乃果「え？冗談？…….そう、だよね…」

穂乃果「し、失礼だなぁっ！///　たしかに穂乃果はあんまり勉強得意じゃないけど…」

穂乃果「でもでもっ！この前なんて数学で５３点もとったんだよっ？！」

穂乃果「穂乃果にしてはがんばったほうでしょ？」

穂乃果「って！話かえないでよぉ！」

穂乃果「誰が好きなの？おしえてっ！」

穂乃果「タダでおしえてもらうのも不公平だよね？」

穂乃果「だからさ、おしえてくれたら…」

穂乃果「穂乃果が恋のキューピットになってあげるっ！」

穂乃果「うんうんっ！ナイスアイデアだよっ！」

穂乃果「ねっ？いいでしょっ？」

穂乃果「わたし友達多い方だし、キミのイイトコロもたくさん伝えられると思うから………」

穂乃果「うんっ！そしたら絶対うまくいくよ！」

穂乃果「うんっ！そのためにも…穂乃果が応援してあげるっ！」

穂乃果「穂乃果にできることがあったら、なんでもしてあげるよっ！」

穂乃果「こんなチャンスめったにないよっ！」

穂乃果「だからおしえて！！！」

穂乃果「うん…」

穂乃果「そっか………」ｼｭﾝｯ

穂乃果「そうだよね……」

穂乃果「いきなりこんなこと聞かれても困るよね…」

穂乃果「ごめんね。ヘンなこと聞いちゃって」

穂乃果「なんかよくわかんないけど、キミに好きな人がいると思うと熱くなっちゃって…」ﾃﾍﾍ

穂乃果「はい！もうおしまい！」

穂乃果「先に帰っていいよ、穂乃果は、やることがあるからさ………」ﾌﾟｲｯ

穂乃果「うっ……ぐっ………」

穂乃果「や、やっぱり待って！」ｶﾞﾀｯ

穂乃果「っ…！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

穂乃果「えい！…」ﾓｷﾞｭｯ

穂乃果「…えへへ、つかまえたっ…」

穂乃果「…あったかい…」ｺﾞｼｺﾞｼ

穂乃果「え？離してって？…や～だよっ……」

穂乃果「教えてくれるまで、絶対に離さないから。」ｼﾞﾛｯ

穂乃果「教えてくれないと、ず～っとこのままだよ？」

穂乃果「ず～っと……」

穂乃果「…そのうち他の生徒に見つかって…」

穂乃果「穂乃果達が抱き合ってたって学校中の噂になっちゃうかも…」

穂乃果「うぅっ…」

穂乃果「そしたら絶対２人は付き合ってるって思われるよね…？」

穂乃果「…」

穂乃果「ねぇ…どうする…？」

穂乃果「いう？いわない？」

穂乃果「ほんとっ？！」

穂乃果「言ってくれるの！？」

…

穂乃果「…うん……」

…

穂乃果「…うん…うんっ！」

…

穂乃果「穂乃果も…」

穂乃果「私もキミのことが…」

穂乃果「大好き！」ﾆｺｯ

完結