真姫「…」ゴクゴク
凛「…」ボヘー
花陽「…」パクパク
真姫「…」カラン
凛「…」ボヘー
花陽「…」モグモグ
真姫「…凛、口開いてるわよ」
凛「…にゃ」
花陽「ごちそうさま」
真姫「そうね」
花陽「そうだねぇ」
凛「真姫ちゃん、飲み物注いでくるよ」
真姫「ありがとう、気持ちだけで充分よ」
凛「いやいや、遠慮しないで」
真姫「凛の手を煩わせるわけにはいかないわ」
凛「いいから、ね?」ガシッ
真姫「いいって言ってるの」ガシッ
凛「…!!」ググググ
真姫「…!!」ググググ
花陽「二人とも、落ち着いて」
真姫「飲めないって言ってるのよ!!」
凛「何で!?凛のスペシャルジュースをごちそうしてあげるってのに!」
真姫「コーラとコーヒーと味噌汁混ぜたのをスペシャルっていうなら、世の中終わりよ!」
凛「にゃんだと!」
真姫「何よ!」
花陽「はい、そこまで」パンパン
凛「はーい」
真姫「最初っから花陽に頼めばよかったのよ」
凛「…」パシャッ
真姫「…」スビシッ
凛「いたっ!?やる気!?」
真姫「何で写メ撮ったのよ!」
凛「真姫ちゃんの顔が面白かったから」
真姫「スマホよこしなさい」ググググ
凛「離すにゃ~~!!」ググググ
花陽「お待たせー…ってまた喧嘩してる…」
凛「だって真姫ちゃんが」
真姫「いや、凛のせいよ!」
花陽「海未ちゃんに言いつけるよ?」
凛「そ、それだけは!」
真姫「勘弁して…」
花陽「だったら仲良くしましょう」
りんまき「はーい」
真姫「ええ、ありがとう」
花陽「凛ちゃんはコーラ注いできたよ」
凛「ありがとーにゃー!」
真姫「花陽の飲み物はなに?」
凛「白いね」
花陽「白米スムージーだよ」
真姫「何でファミレスにあるのよ…」
凛「ブレないね、かよちん」
真姫「いいけど、苦いわよ?」
凛「だいじょぶだいじょぶ」パクッ
凛「…」チュー
凛「うえぇ…苦い…」
真姫「だから言ったのに」
花陽「…」
凛「かよちん?どうしたの?」
花陽「い、いや何でもないよ!」
真姫「…」ジーッ
花陽「ま、真姫ちゃん、どうしたの?」
真姫「いーえ?花陽も意外とムッツリなのねーって思って」
花陽「ま、真姫ちゃん!」
凛「?」
真姫「そうね」
花陽「どっか行く?」
真姫「それが決まらないからここに来たんでしょ」
凛「真姫ちゃん家遊びに行く?」
真姫「昨日も来たじゃない」
花陽「うーん、どうしようか…」
真姫「別に行きたいところ無いんだけど」
凛「『無い』は無し」
真姫「ええ?めんどくさいわね」
花陽「まあまあ、やってみようよ」
凛「じゃー、凛から。海!」
真姫「却下」
凛「はやっ!」
真姫「流石にもう季節外れよ」
凛「ええー?でもまだ暑いよー?」
花陽「海はちょっと…」
凛「かよちんまでー」
真姫「…ぷっ。冗談は顔だけにしなさい」
凛「久々に頭にきたにゃ」ガタッ
花陽「どおどお」
凛「次、そこの赤巻き毛」
真姫「うーん、そうね。美術館とか?」
凛「却下、次かよちん」
真姫「ちょっと!」
真姫「ふん、芸術が分からないお子ちゃまには早かったかしら。お子様ランチ頼む?」
凛「…」ガタッ
花陽「海未ちゃんの電話番号は…」スマホポチポチ
りんまき「ごめんなさい」
花陽「東北」
真姫「へ?」
凛「とう…ほく?」
真姫「何でよ?」
花陽「棚田を見たいんだぁ。岩手県一吹とか新潟県の」
真姫「OK、もういいわ」
真姫「花陽のが一番だめでしよう」
凛「凛、たまにかよちんについて行けなくなっちゃうにゃ」
花陽「うーん、じゃあどうする?」
凛「どうしようか」
真姫「どうしようかしらね」
まきりんぱな「…」
真姫「絵里からLINE…」
絵里:暇を持て余した3年生の遊び
絢瀬絵里が画像を送信しました
真姫「何してるのよ…」
花陽「みんなでブリッヂしてる…」
凛「絵里ちゃんと希ちゃんの胸が凄い…」
絵里:撮影者亜里沙
真姫「亜里沙ちゃんもいい迷惑ね」
花陽「あ、それいいかも」
真姫「やっとマトモな案がでたわね」
凛「自分でマトモじゃないってわかってたんだね」
真姫「いや、私のはマトモだったでしょ」カミノケクルクル
凛「イヤワタシノハマトモダッタデショ」カミノケクルクル
真姫「…」ビシッ
凛「いったーーーい!」
真姫「今のは凛が悪いわよ」
花陽「そうだね」
花陽「そうだよ、ね?」
凛「はーい…」
凛「じゃー、凛は穂乃果ちゃんたちに」
花陽「じゃあ私はお店の予約しとくね」
真姫「ジョイサウンドよ」
凛「当たり前だね」
花陽「分かってる、常識だからね」
凛「穂乃果ちゃんたちも来れるって」
花陽「お店予約したよー」
真姫「フリータイム?」
花陽「うん」
凛「よーし、レッツゴー!」タタタ
真姫「あ、こら!お会計!」
花陽「凛ちゃん、待ってー!」
ーFinー
前スレ
穂乃果「チラシの使い道は紙飛行機かみかんの皮入れ」
ではでは
ファミレスがファミレズに見えた俺は梨子に毒されたのか…
なにこれ好き