ことりぷらす

曜「ん？なあに、もしかしてスカートの中が見えちゃうって心配してくれてる？」

曜「ふふ、残念でした、この下は水着でーす！
ほらっ」バサッ

曜「ん？どうしたの？水着がそんなに珍し…あれ…？って、うわぁぁぁ！！！今日部活無くて水着着てないの忘れてたぁ！」

曜「もう！ばかぁ！エッチ！うう…もうお嫁にいけないよぉ～」

グウゥゥゥ～

曜「…///」

曜「あ、あのね、誰にも言わないでね？
実は…み、水着がキツくなっちゃったんだ…
それで、ダイエットをしようかな、なんて…」

曜「そうは見えないって？だ、だって、この前なんか大変だったんだよ？水着がなかなか脱げなくて、仕方ないから他の人に手伝ってもらって脱いだんだよ…あれすっごく恥ずかしかったなぁ」

曜「うん、そうそう、胸の所でつっかえて大変で…ってなんで知ってるの！？もしかして見てた？胸が大きくなったからキツくなったんじゃないかって？そ、そうなのかな？自分じゃよく分からないけど…」

曜「ということは…太ったわけじゃないのかな？
よかったよぉ～」

曜「…って、いつまで胸見てんの！もう、エッチなんだから…」

曜「仕方ないか、誰かからお金を借りるしか…ってあれ？○○君、お弁当広げたままどこ行ったんだろ？購買に飲み物買いに行ったのかな？」

曜「…」じゅるり

曜「た、食べないよ、匂いを嗅ぐだけ…
こ、この玉子焼きを一口もらうだけ…うん
この唐揚げも一口だけなら…」モグモグ

曜「このブリの照り焼きも一口くらい食べても
大丈夫だよね…うん、野菜も食べなきゃダメだよね、このポテトサラダも…うん」モグモグ

曜「こ、ここまで食べたら全部食べても一緒だよね？うん」ムシャムシャ

曜「あれ？どうしたの？え、お弁当が誰かに食べられた？そ、それは大変だね！私は…ずっと寝てたから気づかなかったなぁ～うん…」

曜「きっと、こんな短時間にお弁当を全部食べちゃうんだから、犯人は男の子だよ！うん、間違いない！」

曜「え？1番美味しかった物？唐揚げだね！すっごく美味し…あ、あれ？私何言ってるんだろ…あ、あはは…お母さんに美味しかったって言ってね？」

曜「え？知らない人に付いて行かない？
もう！バカにしてるでしょ？だいたい、私1人で行くんじゃないから心配ないって」

曜「安心した？それって私1人だと心配ってこと？
むぅ～え？誰と行くのかって？千歌ちゃんだよ」

曜「な、なんで渋い顔してるの？やっぱり知らない人に付いて行くなって？やっぱりバカにしてるでしょー！」