ことりぷらす

果南「はーい」

果南「連続で2人もやるなんて初めてだよ……」

曜「えへへ」

曜「でもやってくれるなんて助かる」

曜「わたしやってもらうの好きなんだけどさ」

果南「？」

曜「この歳になると親にお願いもできないし……」

果南「あー、たしかにね」

曜「地味に楽しみ……」

果南「そう言ってもらえるとやりがいあるよ」

果南「じゃあ耳たぶから……」ｽｽｯ

曜「ん……」ﾋﾟｸｯ

曜 (あぁ……なんか懐かしい……)

果南「頭に手置くよー」ﾎﾟｽﾝ

曜「うん……」

ｶﾘｶﾘ…ｽｽｯ
ｸﾞｯｸﾞｯ……

曜 (人に頭とか触られると気持ちいいよね……)

曜 (耳とか特に……)ﾋﾟｸｯ

曜「んぅ……」

ｸﾞｯｸﾞｯ…ｽｽ……

果南「溜まってるねー」ｶﾘｶﾘ

曜「……えへへ、お恥ずかしながら」

ｸﾞｯｸﾞｯ…
ｶﾘｶﾘ…ﾊﾟﾘｯ……

果南「まあ水に入ること多いとねー」ｶﾘｶﾘ

果南「わたしもよく潜るからわかるよー……」ｸﾞｯ

曜「だよねー……んっ」ﾋﾟｸｯ

ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ……ｽｽ-ｯ…

曜 (あぁ……めっちゃ気持ちいい……)

果南「はは、千歌より緩い顔してる」

曜「まひひぇ……？」

ｸﾞｯ…ﾊﾟﾘｯ……

果南「言えてないし……ふふ」ｶﾘｶﾘ

曜「ひょぇぇ……」

ｺｼｮｺｼｮ……ｸﾞﾘｯ…
ｽｽｯ……ｽ……

曜 (ひゃあ……体の力が抜けるぅ……)ﾋﾟｸ…

ﾊﾟﾘｯ…ｽｽ……

曜 (果南ちゃんすごい上手……)ﾌﾔﾌﾔ

曜(ほっぺたが緩むよぉ……)ﾌﾔｧ…

曜「ひゃぁい……」

果南「よだれ気をつけてよー……」ｶﾘｶﾘ…

ｶﾘｶﾘ…ﾊﾟﾘｯ
ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ……ｽｽｯ……

曜「ふぅぃ……」

果南「はぁい、って言ったつもり？」ｸｽｸｽ

ｶﾘ…ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ……

曜 (普段触られないところが他の人に触れられてる……)

曜 (変な気分……いろんな意味で……)

ｶﾘｶﾘ……ｶﾞﾘｯ

曜「あっ……」ﾋﾞｸﾝｯ

果南「おっ、引っかかった」ｶﾘｶﾘ

曜 (耳が弱い人とかいるもんね……)

曜 (私そうなのかな……)

ｽｽｯｽ…ｶﾘｯ……

曜「んぁっ……」ﾋﾟｸﾝｯ

果南「あ、ごめ」

曜「うぅん……気持ちよかった」

果南「曜はここらへんか……」ｶﾘｶﾘ

ｺﾘｺﾘ……ｶﾞﾘｯ

曜「んぅぅ……」ｷﾞｭｩｩ

果南 (曜も千歌も抱きつきたくなる人なのね……)

ｺﾘ……ｶﾘｶﾘ…
ｽｽｽ……ｺﾘｯ

曜「んふ……ふふ……」ﾌﾔﾌﾔ

曜「あっ……ん……」ﾓｿﾓｿ

曜 (細い棒が耳の壁を執拗に擦ってくる……)

曜 (なんか……変な気持ちよさ……)

…ｺﾘ……ｽｽｽ
ｽｯ……ｽｽ……

果南「ん……もうちょい」

曜「……んふ……ふふ」

ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ……ｶﾘｯ……
ｽｽｽ……ｽｽｯ…

曜「あっ」ﾋﾟｸﾝｯ

果南「よし、とれた」

曜「うんー……だいじょ」ﾋﾞｸｯ

ﾌﾜﾌﾜ…ﾓﾌｯ…
ｸﾙｸﾙ……ﾓﾌﾓﾌｯ…

曜「ひゃぁぁぁぁぁぁ……」ﾋﾟｸﾋﾟｸｯ

ﾓﾌﾓﾌ…ﾌﾜｯ……

果南「そういえば千歌は片方しかしてなかったなー」ｸﾙｸﾙ…

曜 (わっ……綿毛が……)ｿﾞﾜｿﾞﾜ

ｸﾙｸﾙ……ﾓﾌｯ…
……ﾌﾜﾌﾜ…

曜 (触れてるのか触れてないのかわからないようなギリギリのラインで……)ｿﾞﾜｯ

曜 (耳の中を程よくくすぐられる……！)ｿﾞﾜｿﾞﾜ…ｯ

果南「はーい、息吹くよー」ﾌ-ｯ

曜「おひょぉぉぉぉ……」ﾌﾔﾌﾔ

果南「何、その笑い声……」ﾌﾌｯ

果南「じゃ、反対側ー」

曜「……はーい」ﾓｿﾓｿ

曜「よしょっと」ｺﾞﾛﾝ

果南「じゃあ耳たぶするよー」ｽｯ

ｶﾘｶﾘ…ﾊﾟﾘｯ…
ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ……ｽｽｯ…

曜「んん……んぁ……」ﾋﾟｸｯ

ｸﾞｯ…ｸﾞｯ……
ﾊﾟﾘ……ｸﾞｸﾞｯ…

曜 (耳の裏の柔らかい部分がぎゅっと押されてる……)

曜 (ほどよい強さで……弱すぎず痛くない強さで……)ﾌﾔﾌﾔ

ｸﾞﾘ……ﾊﾟﾘｯ……
ﾊﾟﾘﾊﾟﾗ……ｽｽｯ…

曜「んふぅぅ……」ﾋﾞｸｯ

曜「ふゃーい……」ﾌﾔﾌﾔ

果南「えらい露骨に呂律回らなくなるね」ｸｽｸｽ

ｶﾘｶﾘ……ﾊﾟﾘｯ
…ｽｽｽ……ｽｯ

曜「えへへ……」ﾌﾔﾌﾔ

曜 (あぁ……懐かしい……)

曜 (昔はお父さんによくやってもらってたなぁ……)

ｶﾘ……ｹﾘｹﾘ
ﾊﾟﾘｯ……ｽｽｽ

曜 (なんか終わってほしくないこの感じ……)

曜 (頭の中まで触られてるみたい……)ﾋﾟｸｯ

曜「うひゃあっ」ﾋﾞｸｯ

果南「あ、ごめん」ｽｯ

果南「痛かった……？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

曜「ううん、ちょっとびっくりしただけ……」

曜 (ちょっと痛いのも気持ちいいし……)ｼﾞﾝｼﾞﾝ

曜 (撫でられるのも落ち着く……)ﾌｻﾌｻ

果南「じゃあまた入れるよー」ｶﾘｯ

ｺｼｭｺｼｭ……ｶﾘ…
……ｶﾘｶﾘ…ﾊﾟﾘｯ

曜「んっ……ぁ……っ」ﾋﾟｸｯ

曜「えへへへへー///」

曜「そっちは水が溜まりやすいからさー」

ｹﾘｯ……ｶﾘｶﾘ
…ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ……ｽｽｯ

果南「？」ｶﾘｶﾘ

曜「んっ……」

曜「……私、そっち側を上にしてトントンすることが多いからさ」

ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ…ｽｯｽｯ……
ｺｼｭｺｼｭ…ｶﾞﾘ……

果南「あー、水出すとき？」ｶﾞﾘｯ

曜「ぁっ……うん、そうそう」

果南「私もわかるよー」

果南「片方トントンしたら反対側は詰まるもんねー……」ｶﾘｶﾘ

ﾊﾟﾘ…ｺｼｭｺｼｭ……
……ｶﾞﾘｶﾞﾘｯ

曜「そうそう……ぁっ」ﾋﾟｸｯ

果南「おっ、引っかかったね」

曜「んぅ……ん」ﾌﾔﾌﾔ

果南「…………」ｶﾘｶﾘ

ｺﾘｺﾘ……ｶﾘｯ……
ﾊﾟﾘ…ｽｽｽｯ……

曜「んぁ…………ぁ……」ﾋﾞｸｯ

果南 (……いい顔するなぁ)

曜「んひ……ひぁ…………」

果南 (なんか……子供に戻ってる、みたいな)ｶﾘｶﾘ

果南 (千歌もだけど……千歌は普段から子供っぽい顔するしなぁ……)ｶﾞﾘｯ

曜「や……あっ……」ﾋﾟｸｯ

果南 (普段からキリッとしてる曜が……こんな顔すると)ｽｽｽ…

曜「ぁ……ん……んっ」

果南「……ギャップ萌えってこんな感じなのかな？」

曜「んぇ……？」ﾁﾗｯ

果南「あ、いや、なんでも……」ｶﾞﾘｯ

曜「あぃっ……ぁ……っ」ﾋﾞｸｯ

果南(ギャップ萌え……アイドルっぽいね……)ｸｽｯ

曜「んんっ…………ん」ﾋﾟｸｯ

ｶﾘｶﾘ……ｶﾞﾘｯ

果南「おっ……これが最後かなぁ……」

曜「んぁ……」ﾌﾔﾌﾔ

ｶﾘｶﾘ…ﾊﾟﾘ……
ｶﾞﾘｯ…ｽｽｽ…

曜 (あぁ……耳かきってこんなに気持ちいいんだ……)

曜 (なんか一周回って初めて知ったよ……)

果南「もうちょい……」ｶﾞﾘｶﾞﾘ…

ｶﾞﾘｶﾞﾘｯ……ｶﾘｯ
ｽｽ……ｽｯ…

曜「あっ……あぁ」ﾌﾔﾌﾔ

ｽ……ｽｽｯ

果南「……よしっ、これくらいかな」ﾌｷﾌｷ

曜 (あ……仕上げって)

ﾓﾌｯ…

…ﾌﾜﾌﾜ…ﾓﾌｯ
ｸﾙｸﾙ…ﾓﾌ…

曜「ふあぁぁぁぁぉぉ……」ｿﾞｸｿﾞｸｿﾞｸ

ﾌﾜﾌﾜﾓﾌｯ…
ﾌﾜ……ｸﾙｸﾙ……

曜「あっ……んぁ…………」

果南「はい、じゃあ仕上げに……」

ふーっ、ふーっ

曜「ひぁぁぁぁぁぁぁぁ……///」

果南「へへへ……千歌と同じ反応だ」

曜「くすぐったい……///」ｸｽｸｽ

果南「お、ちょうど終わったところだったよ」

曜「ふぅぅ……」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

曜「気持ちよかった///」

千歌「でしょでしょ！」

果南「私もなんか楽しかったよ」

果南「姉妹を持った母の気分？」

曜「私たち娘……」

千歌「曜ちゃんがきょうだいかぁ」

千歌「私お姉ちゃんがいい！」

果南「え？妹かと思ったよ」

曜「私も」

千歌「ここでも下っ端……」ｽﾞ-ﾝ

ーーーーー
ーーー
ー

千歌「でね、そのあと曜ちゃんも来て……」

曜「私もやってもらったんだ」

鞠莉「へぇ……耳かきねぇ……」

鞠莉「そういえば子供の頃はしてもらってたなぁ……」

千歌「だよね！」

千歌「私は果南ちゃんにやってもらってるけど……」

曜「お姉ちゃん2人もいるしね……」

千歌「えへへ」

鞠莉「いいわね、やってもらえるなんて」

千歌「うん！」

曜「普段は綿棒とかで済ませるけどねー」

鞠莉「1人でするよりも2人でする方が……キモチイイものね」

曜「なんかいやらしい感じ……」

千歌「でもわかるよ……耳とか髪触られたら変な気分になるよね……」

曜「ちょ、千歌ちゃんまで……」

鞠莉「あと、歯磨きを他人にしてもらうとかもあるらしいわよ」

曜「なんか……うん」

千歌「歯磨きは1人でできるかなー」

千歌「でもちょっときになる……」

曜「え！？」

曜「おはよー」

千歌「はよはよー」

鞠莉「…………ねえ、かなーん」

果南「ん？鞠莉、どうかした？」

鞠莉「耳かき上手なんだって？」

果南「鞠莉まで……」

あんまり展開ないから絡みが少ないメンバー同士の絡みが難しい。
結局、曜と千歌は幼馴染なのだろうか。