ことりぷらす

曜「いやーみなさんありがとうございますー。おかげさまで人気投票1位を獲得することができましたよー」

千歌「というわけで、今日は私の家でお祝いパーティーでーす」

梨子「いえ～い」

曜「いやーすいませんねー、こんな会を開いていただいて」

梨子「そんなこと気にしないで、今日は曜ちゃんが主役なんだからね！」

千歌「そうそう～、なんたって曜ちゃんの晴れ舞台だからね！これが祝わずにいられるかってんだい！」

曜「千歌酔っ払ってない？大丈夫？」

梨子「まだなにも飲んでないはずだけどね…。まあとりあえず始めようか」

千歌「それでは曜ちゃん！音頭をどうぞ！」

曜「え～それでは僭越ながら…。アクア2ndシングル発売決定and私、渡辺曜センター決定記念パーティーin千歌家」

ちかりこ「はっじまっるよ～」

梨子「それにアクア初の人気投票だしねー」

曜「いやーそんな褒められると照れますな～、あはは」

千歌「それに引き換え私は6位…」

曜「千歌がすごい負のオーラが…」

梨子「千歌ちゃん、元気だして！次頑張ろう？」

千歌「うるさいこの3位め！人気者め！」

梨子「うっ…」

曜「千歌が荒れてる…」

千歌「いいもーんだ、次は1位とるもーん」

梨子「その調子だよ千歌ちゃん！」

千歌「うるさい3位」

梨子「ええ！？」

曜「千歌が梨子にやたら厳しいぞ」

千歌「何で？」

梨子「1stで私達がセンターだったからじゃないかな？」

曜「そうそう。またか！ってなっちゃうかもしれないしね」

梨子「投票してくれた人たちもそこらへん考えてたのかもしれないね」

千歌「はっ！てことは千歌は本当はもっと人気があった可能性が」

梨子「そ、そうだよきっと！」

曜「それでも梨子は3位だったけどね」

千歌「うっ…。曜ちゃんが厳しい…」

梨子「曜ちゃん！千歌ちゃんをいじめないで！ね、千歌ちゃん？」

千歌「うるさい3位」

梨子「まだ気にしてた！？」

梨子「すごい目立ってたもんねー。可愛かったし」

曜「自分で言うのもなんだけど私センターみたいだったよね？」

梨子「ダンスシーンのとき大体真ん中にいたもんね…」

千歌「ホントは千歌と梨子ちゃんのダブルセンターだったのに…」

曜「てことは私も1位になってはいけなかったのでは？」

梨子「あはは…。たしかにそうかもね。」

千歌「でもそれ差し引いても目立ってたしやっぱりなるべくしての1位だよ。あれのときすごいよかったもん」

曜「あれってなにさ」

梨子「あれじゃないかな。ヨーソローってやつ」

千歌「そうそれ！今やってみてよ！」

曜「えー。あれけっこう恥ずかしいんだけど….」

梨子「私も見たいなー」

曜「梨子まで…、じゃあ1回だけね。」

曜「あなたに向かって全速前進！ヨーソロー！」

ちかりこ「かわいいー！」

曜「うう…恥ずかしい//」

千歌「おっ？梨子ちゃんも欲しいの？」

曜「梨子がやったらすっごくかわいい感じになりそう。私萌え死ぬかもしれない」

梨子「そっ、そんなことは…。ただ気になっただけで…」

千歌「私考えてあげるのにー。他に決め台詞ってあったっけ？善子ちゃん？」

曜「善子は決め台詞っいうかキャラがね…」

梨子「ある意味決め台詞より影響力ありそうだよね…。鞠莉ちゃんってあったよね。シャイニーって」

千歌「……….！梨子ちゃん！鞠莉ちゃんのマネ上手」

梨子「え……あっ///」

曜「大人しい梨子がシャイニーって…。萌え死ぬ…」

梨子「今のは忘れて！」

ちかよう「もう一回！もう一回！」

梨子「アンコールされてもやりません！」

曜「ちょっと怒ってるのと恥ずかしさで顔が真っ赤だし」

千歌「軽く涙目になってるし、梨子ちゃん……」

ちかよう(あんた、最高にかわいいよ…)

曜「あーあったねー。どんなんだっけ梨子？」

梨子「………………」

千歌「がんばるびぃ！だったねたしか」

曜「あーそーだそーだ、がんばるびぃ！だ」

千歌「がんばるびぃ？」

梨子「………………」

曜「がんばるびぃ？」

梨子「………………」

ちかよう「がんばるびぃ？」

梨子「もー！絶対にやりません！そんな恥ずかしいの！」

曜(そんな恥ずかしいのって…)

千歌(ルビィちゃんかわいそう…)千歌「あとルビィちゃんもあるよねー」

曜「あーあったねー。どんなんだっけ梨子？」

梨子「………………」

千歌「がんばるびぃ！だったねたしか」

曜「あーそーだそーだ、がんばるびぃ！だ」

千歌「がんばるびぃ？」

梨子「………………」

曜「がんばるびぃ？」

梨子「………………」

ちかよう「がんばるびぃ？」

梨子「もー！絶対にやりません！そんな恥ずかしいの！」

曜(そんな恥ずかしいのって…)

千歌(ルビィちゃんかわいそう…) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

梨子「マルちゃんのこと？」

曜「そうそう」

千歌「ずら、っていつも語尾つけてるよねー」

曜「やっぱりああいうのがどストライクの人もいると思うずら」

千歌「花丸ちゃんはキャラ付けじゃなく素でやってるのがすごいずら。善子ちゃんとは大違いずら」

曜「梨子ちゃんもそう思うずら？」

梨子「そ、そうだね…」

千歌「ん？なんていったずら？」

曜「よく聞こえなかったずら。もう一回言うずら」

梨子「わ、私もそう思う………ずら///」

曜「うんうん。よろしいずら」

梨子「千歌ちゃんと曜ちゃんのいじわる……」

千歌「もちろん誘ったよー。でもさー」

ダイヤ『お誘いはうれしいのだけど、今日は黒澤家の大事な行事の日なの』

ルビィ『そうなんです、だからルビィもいけないのです…』

千歌「って言ってた」

梨子「ダイヤちゃんとルビィちゃんの家ってすごく大きいもんねー」

曜「物理的にも名前的にも大きいもんね。何か私達にはわからないようなことがあるんだろうさ」

曜「他の人は？」

梨子「私は花丸ちゃんとよっちゃんを誘ったんだけど…」

花丸『ごめんずら…今日は聖歌隊の練習があって、本番が近いから休むわけにはいかないずら…』

善子『ヨ・ハ・ネ、よ！残念ながら晩餐に参加することはできないわ。ああ！最後の晩餐に参加できないなんてなんて不幸なの！』

梨子「って」

曜「最後の晩餐じゃねえし！まあ来たかったっていうのはわかったけど…」

千歌「その2人はねー」

果南『ごめん千歌。今日は店を手伝わないといけないんだ。私の分も曜を祝ってあげて！』

鞠莉『今日の夜はシャイニー☆なのよ。だからごめんなさいね～。アディオス♪』

千歌「って言ってたよ」

梨子「果南ちゃんはいいんだけど…」

曜「鞠莉が全く理解できん」

千歌「夜はシャイニー☆って言ってたから何か夜に用事があるんじゃないかな？」

曜「日本語喋れ！てか夜にシャイニー☆っておかしいでしょ！」

梨子「まあまあ曜ちゃん」

千歌「あ、あとね」

鞠莉『あなたとってもシャイニー☆☆だからセンター期待してるわよ』

千歌「って曜ちゃんに伝えてって」

曜「シャイニー☆☆って何？何で☆増えたの？褒められてんの？馬鹿にされてんの？」

梨子「あ、あはは…」

曜「梨子はみんなといると善子と鞠莉にオモチャにされるもんねー」

千歌「もしかしてその2人がいなくて内心喜んでたり？」

梨子「そ、そんなことは…ない…と思う…けど…」

曜(うれしいんだな)

梨子「べ、別にあの2人が嫌いってわけじゃないよ！ただいっつも私で遊ぶから…」

千歌「でもユニット一緒になっちゃったしねー」

曜「これから梨子が遊ばれる頻度が増えそうだね」

梨子「うっ…」

千歌「梨子ちゃん…ファイトだよ！」

曜(あれ…なんかその台詞とポーズどっかで…)

曜「あとルビィも合わせて3人だね」

梨子「私達のユニット名はギルティキッスで…」

千歌「私達はシャロン！」

曜「で、花丸、果南、ダイヤの3人がアゼリア」

千歌「アゼリア？アザレアじゃなかったっけ？」

梨子「あはは…、ローマ字読みするとそうなるね」

曜「千歌のおバカ。ユニット名くらい覚えなさい」

千歌「むっ…曜ちゃんのくせに生意気な…。」

曜「じゃあ私達のユニット名は？英語でどうぞ」

千歌「え、え～っと…シャロンだからS…Y…えっと…」

曜「おバカ」

梨子「正しくはCYaRonだね
あとはAZALEAとGuilty Kiss」

千歌「千歌たちのユニット名は大文字のところが3人の名前の頭文字なんだよね！」

曜「それを知ってるならなぜSと言った…」

梨子「あはは…。みんな覚えてね～」

梨子「たしかに…」

曜「なんだかんだ梨子が引っ越してきてまだそんなにたってないしねー」

千歌「ていうか梨子ちゃんがなかなか心を開いてくれなかった！」

梨子「そ、それは…」

曜「いやいや梨子は仲良くなろうと結構頑張ってたと思うよ。千歌はアイドルへの勧誘がすごくて避けられてただけで」

千歌「え、そうなの…」

梨子「ご、ごめんね千歌ちゃん…。本当はもっとはやくから仲良くしたかったんだけど…」

曜「ちなみに私と梨子は千歌よりだいぶはやく仲良くなってたよ」

千歌「がーん…」

梨子「大丈夫だよ千歌ちゃん！今は大の仲良しだと思ってるから！」

曜「私より？」

梨子「え…いや、もちろん曜ちゃんも親友だよ！」

千歌「さっき千歌のこと大の仲良しって…、でも曜ちゃんは親友って…」

梨子「ええっと…、もちろん千歌ちゃんも親友で…ってもう2人のいじわる！どっちも大切な親友だよ！」

千歌(言わせたのは千歌たちなんだけど///)

曜(なんかこっちのほうが恥ずかしい///)

千歌「そういえばそうだね。ピアノ上手でびっくりしたよ！」

梨子「ありがとう千歌ちゃん♪あの頃はまだクラスのみんなといると緊張しちゃってたから…、それにピアノ好きだったし…」

曜「でもまさか作詞と作曲もできるなんてね…」

千歌「ほんとにびっくりだよ！都会の高校生ってすごいな～って思ったもん！」

曜「1stに関してはほぼ100%梨子が持ってた曲そのままだし。2ndも手伝っているとはいえほとんど梨子頼みだし…」

梨子「都会だからってわけじゃないけど…、友達がすごくピアノ上手くてね、その人に作曲の仕方を習ったんだ」

梨子「その友達が専門ではないらしいけど作詞もちょっと出来る人で…」

千歌「梨子ちゃんにピアノ上手って言わせるとは…」

曜「一体どんな人なんだ…」

梨子「ふ、普通の人だよ～」

千歌「梨子ちゃん音の木だったし…、まさかμ’sの人だったり…」

曜「作曲っていうと…西木野真姫さんだっけ？」

梨子「っ………………。ま、まあ2ndの初お披露目の時に来てもらえるように手紙送っといたから！詳しくはそのときにね！」

曜「たしかにあれは完成したときみんなびっくりだったね～」

千歌「ね～。あれぞ9人の努力の賜物ですよ！」

梨子「果南ちゃんとかダイビングできるからすごかったよね！本物の人魚みたいだったな～」

曜「あんなん着て泳げちゃうんだもんね、おそろしや…」

千歌「ダイヤちゃんもすごかったよね！もともと美人だからすごく人魚っぽかった！」

曜「それで言うと鞠莉も金髪だったからザ・人魚って感じだったね…」

梨子「3年生たちはやっぱりすごいなぁ…」

千歌「ルビィちゃんと花丸ちゃんは言わずもがな」

曜「善子も堕天使だリトルデーモンだうるさいけど大人しくしてれば可愛いもんね」

千歌「3年生はかっこよくて、1年生はかわいい、か…」

梨子「どうしたの千歌ちゃん？」

千歌「いやじゃあさ、2年生はどうなのかなって」

曜「なにそれ。学年ごとの特色みたいな？」

梨子「でも、千歌ちゃんは元気な女の子ってかんじで…、曜ちゃんは運動神経抜群の…かっこいい系？」

曜「梨子は大人しい女の子ってかんじだよね」

千歌「お嬢様だね！」

曜「バラバラじゃん」

千歌「そんな…2年生のアイデンティティは…」

梨子「ま、まあ2年生はいろんな側面があっていいんじゃないかな？」

曜(よく言えばそうだけどそれまとまりがないってことだよね)

千歌「それまとまりがないってことだよね」

曜「言っちゃたし！」

梨子「ホントだ。そろそろ帰らないとね」

千歌「え～まだ平気だよ～。なんなら泊まっていってよ～」

曜「いやいや明日も学校あるし…」

梨子「1回帰ったから制服おいてきちゃったしね」

千歌「むぅぅ…」

梨子「また今度きたときは泊るからさ、ね、曜ちゃん？」

曜「そうだねー。ここの温泉もひさびさに入りたいしねー」

千歌「………………。なら許す」

千歌「じゃあ曜ちゃん。締めにも何か一言どうぞ。」

曜「ええ…そんな無茶ぶり…。えー、我らアクアは無事に1stライブを終えて2ndそしてユニット活動と順調に活動しているわけですが…」

曜「それに驕ることのないようこれからもしっかり練習に取り組んで行きましょう！」

ちかりこ「おー」

曜「目指すは全スクールアイドルの憧れ、μ’s。まだまだ雲の上の存在だけど…、μ’sのラストライブの…えーっと…東京ドームでいいんだっけ？」

梨子「そうだよ」

曜「おっけー。μ’sのラストライブの地、東京ドーム目指して、全速前進～」

ちかりこよう「ヨ～ソロ～」