• 【ラブライブ!】 穂乃果「μ’sとμ’sみんなの物語」

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  • 2: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:11:58.01 ID:HEqwXgHG.net
    花陽編「You Lyrical」

    花陽(私は、アイドルが好き。スクールアイドルが好き)

    花陽(……ちょっとお金を使い過ぎちゃう位には……)

    花陽『あの……』

    穂乃果『あなたは、この前の!』

    花陽『あ、はい……。ライブ、観に行きます……!』

    花陽(だから、自分の学校でスクールアイドルが結成されて、純粋に応援したいと思った)

    花陽(だけど……)

    凛「陸上部、どんな感じかなぁ? 良い先輩がいっぱいいると良いんだけど」

    花陽「う、うん……。そうだね……」

    花陽(凛ちゃんに引っ張られてる今……、ど、どうしよう……!)

     

    3: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:16:37.52 ID:HEqwXgHG.net
    穂乃果『本当!?』

    花陽(私がライブ観に行く、って言った時、本当に嬉しそうな顔してた……)

    ことり『来てくれるの!?』

    花陽(本当に嬉しそうに。だから、私は……!)

    凛「かよちん?」

    花陽「凛ちゃん。私……!」

    凛「……行きたいところがあるなら、言ってくれなきゃ、凛分かんないよ?」

    凛「行きたいなら、ちゃんと行かなくちゃ」

    花陽「凛ちゃん、ありがとう!」ダッ

     

    4: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:21:19.91 ID:HEqwXgHG.net
    花陽(何でかは分からないけど、行かなくちゃと思いました)

    花陽(私以外のお客さんがいたら、私なんていなくても同じなのに。それでも。どうしても)

    花陽(まだ、やってるかな……? 間に合うかな……?)

    花陽(でも、行かなくちゃ)

    花陽(観に行く、って約束したから)

    ~講堂~

    花陽「はぁ、はぁ……。……あれ、ライブは……?」

    花陽(間に合った、のかな……?)

    穂乃果『……っ!』

    穂乃果『歌おう、全力で! だって、そのために今日まで、頑張ってきたんだから!』

     

    5: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:26:48.93 ID:HEqwXgHG.net
    花陽(こうして、私は無事、ライブを観ることができました)

    花陽(この日の、ちょっとの勇気)

    花陽(μ’sに入る時の勇気に比べれば、ホントにちっぽけ)

    花陽(だけど、この勇気が始まり)

    花陽(私が、あの輝かしいμ’sというグループに入る、その始まり)

    花陽(私だけじゃない。みんなの、この時のほんの小さな勇気が、未来に繋がる)

    花陽(私はこの小さな勇気を、μ’sのみんなと同じくらい、誇らしく思う)wpid-20140718221502aa2.jpg

     

     

     

    6: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:31:21.57 ID:HEqwXgHG.net
    真姫編「Not Alone」

    花陽「ごめんね、真姫ちゃん! 先生に呼び出されちゃって……!」

    凛「今日は家の手伝いをしないといけなくて、早く帰れ、って……!」

    花陽「だからごめんね。一緒に帰れなくて……」

    凛「だからごめん。一緒に帰れなくて……」

    真姫「べ、別に良いけど……。じゃあ、また明日」

    ~帰り道~

    真姫「久しぶりに、1人での帰り道……」

    真姫「今日は……、ちょっと冷えるわね……」

    真姫(今までは、1人が当たり前だった)

     

    7: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:36:33.46 ID:HEqwXgHG.net
    真姫(仲良くなれそうな子がいなかった訳じゃない)

    真姫(でも、何故か踏み込んだ仲にはなれなくて。いつの間にか距離ができて……)

    真姫(寂しかった訳じゃない。それが、当たり前だったから)

    真姫(寂しいも無い。楽しいも、無い)

    真姫(私には、誰かといることに対して、誰かといないことに対して、何の感情も無かった)

    真姫(今なら分かる。誰かといることの楽しさと、誰かといないことの寂しさが……)

    真姫(だからこそ、時々思ってしまう)

    真姫(1人になって、ふと孤独を感じた時に、思ってしまう)

    真姫(寂しい、ってことを知らない方が、良かったんじゃないか、って……)

     

    8: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:39:49.68 ID:HEqwXgHG.net
    ~真姫ハウス~

    真姫「ただい……」ガチャッ

    パァン パァンッ

    真姫「えっ!?」

    花陽「誕生日おめでとー!!」

    凛「誕生日おめでとにゃー!!」

    真姫「ヴェェェ!?」

    凛「どう? びっくりした!?」

    花陽「真姫ちゃんのお母さんに協力してもらったの!」

    真姫「びっくり、って。そりゃあびっくりするわよ。私、今日誕生日じゃないし」

    真姫「っていうか、もっと前だし……」

     

    10: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:48:18.31 ID:HEqwXgHG.net
    凛「だからにゃ!!」

    真姫「っ!?」

    花陽「知り合う前に誕生日になって、祝ってあげられなくて、でも、何かしてあげたかったから」

    真姫「そんなの、頼んで無いし……//」

    凛「まぁまぁ! 真姫ちゃん、こっち来て! 昨日プレゼント買ってきたんだー!」グイッ

    花陽「真姫ちゃんが気に入ってくれると良いんだけど……」

    真姫(知らない感情が、次々と私の中を駆け抜けていく)

    真姫(私は今、どんな感情なんだろ? どんな表情してるんだろ?)

    真姫(でもきっと、それは寂しさの無い、笑顔なんだと思う)

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    13: 名無しで叶える物語(らっかせい)@\(^o^)/ 2016/03/14(月) 23:56:55.99 ID:NM4EAi2u.net
    面白いぞ。もっとお願いします

     

    29: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 22:55:09.08 ID:6AgMXAs1.net
    ことり編「未来ヒストリー」

    ~空港~

    ことり(私は、私のいなくなったμ’sの未来を考える)

    ことり(海未ちゃんが作詞を。真姫ちゃんが作曲を。それは変わらない)

    ことり(じゃあ、衣装は……?)

    ことり(私のいなくなった穴はきっと、にこちゃんや花陽ちゃんが埋めてくれる)

    ことり(8人になっても、多分、μ’sは問題無い)

    ことり(今はぎこちなくとも、いつかきっと、また一緒に集まる日が来ると思う)

    ことり(私は考える。私のいなくなったμ’sの未来を……)

    ことり(私は考える。私がいなくなっても問題の無い、μ’sの未来を……)

    ことり(今から留学する私は……)

     

    30: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:02:02.64 ID:6AgMXAs1.net
    穂乃果『ことりちゃん!』パシッ

    ことり『……っ!』

    穂乃果『ことりちゃん、ごめん。私、スクールアイドルやりたいの!』

    穂乃果『ことりちゃんと一緒にやりたいの!』

    穂乃果『いつか……、別の夢に向かう時が来るとしても!』ダキッ

    穂乃果『……行かないで!』

    ことり『ううん。私の方こそごめん』

    ことり『私、自分の気持ち、分かってたのに……!』

    ことり(私は考えたくなかった。私のいなくなったμ’sの未来なんて……)

    ことり(私は考えたくなかった。私がいなくなっても問題の無い、μ’sの未来なんて……)

     

    31: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:08:05.43 ID:6AgMXAs1.net
    ことり(だからもう、考えるのは止めました!)

    ことり(講堂でのあのライブの時から。ずっと)

    ~講堂~

    海未「本当に良かったです!」ダキッ

    ことり「海未ちゃん。……本当にごめんね……」

    海未「戻ってきてくれて。本当に、本当に良かったです……!」ギュッ

    ことり「ありがとう、待っててくれて」

    ことり「みんなも、本当にありがとう。また明日からも、一緒にやっていいかな……?」

    絵里「もちろんよ、ことり。みんなも、そう思ってずっと待ってたんだから」

    ことり(私は、私のいないμ’sの未来を考えることはできません!)

    ことり(みんなのことが大好きで、ずっと一緒にいたいから)

    ことり(私は、9人全員がいるμ’sの未来を考える……!)

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    32: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:12:48.76 ID:6AgMXAs1.net
    海未編「ちいさな手と観覧車」

    穂乃果「海未ちゃんと遊園地なんて久しぶりー!」

    穂乃果「……あ! でも、こんなので簡単に穂乃果が許すと思ったら大間違いだよ!」フンッ

    海未「……」チラッ

    ことり「」ニヤニヤ

    真姫「」クルクル

    凛「」ニヤニヤ

    花陽「」オドオド

    絵里「」ニヤニヤ

    希「」ニヤニヤ

    にこ「」ニヤニヤ

    海未(はぁ……。どうしてこんなことに!)

     

    33: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:18:52.26 ID:6AgMXAs1.net
    ~回想~

    にこ「あ~、あの時のビンタね。それで仲違いになった、と……」

    海未「はい。ここ最近になって、思い出したかのようにそれを取り上げてきて……」

    希「まぁ、あれは本当に痛そうやったしねぇ」

    真姫「でも、あれは穂乃果も悪かったでしょ? 海未がそこまで気にすることないわ」

    海未「それもそうなのですが……」

    穂乃果「穂乃果も悪いけど、だからって手を出したのは絶対間違ってる!!」

    海未「の、一点張りでして……」

    花陽「ある意味、穂乃果ちゃんらしいというか……」

     

    35: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:23:40.61 ID:6AgMXAs1.net
    凛「でも、何で今更そんなことを?」

    ことり「う~ん、私は何となく予想がつくけど……」

    海未「なっ! ことり! なんですか、その予想とは!?」

    ことり「だ~め。これは、海未ちゃんが自分で気付かないと」

    ピロンッ

    絵里「あ、ごめんなさい」スッ

    絵里「……ふふっ」

    海未「絵里?」

    絵里「海未。私に良い考えがあるわ!」ドヤァ

    ~回想終了~

     

    36: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:31:39.20 ID:6AgMXAs1.net
    海未(それで言われたのが、穂乃果との遊園地デート)

    海未(残りの8人は、見守り役兼アドバイス役と称して影に隠れていますが……)

    ことり「」パシャッ キャー

    真姫「」クルクルクルクル

    凛「」ニヤニヤ ニャー

    花陽「」アタフタアタフタ

    絵里「」ニヤニヤ

    希「」ニヤニヤ ジー(●REC

    にこ「」プークスクス

    海未(絶対にからかってます!!)

    海未(……でもそう言えば、穂乃果と2人だけで出かけるというのは、久しぶりな気が……)

    穂乃果「ほら、海未ちゃん! 次、お化け屋敷!!」

    海未「ひぃっ!!」

    海未(私は、無事に今日を乗り切れるのでしょうか……?)ハァ…

     

    37: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:37:27.56 ID:6AgMXAs1.net
    ~数時間後~

    海未「もう陽も大分落ちてきましたね……。閉園時間も近いですし」

    穂乃果「海未ちゃん、お疲れだね~」

    海未「誰のせいだと……。それを言うのも、もう疲れました」

    穂乃果「ごめんごめん。でも、最後に1つだけ。あれに乗ってくれない?」

    海未「……あれ?」

    穂乃果「ほら! 一緒に行こ!」グイッ

    ほのか『一緒に遊ぼ!』

    ほのか『ほら!』グイッ

    うみ『あっ……!』

    海未(……今のは……?)

     

    38: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:41:13.51 ID:6AgMXAs1.net
    ~観覧車内~

    海未「何かと思えば、観覧車でしたか……」

    穂乃果「今日はごめんね。付き合わせちゃって」

    海未「? 何故穂乃果が謝るんです? 元はと言えば私が……」

    穂乃果「違うよ。みんなに協力してもらって、こうなるようにしたから」

    穂乃果「もちろん、叩かれたことも怒ってないよ? あれはやっぱり、私が悪かったからね」エヘヘ

    海未「こうなるようにした、って……」

    穂乃果「あ! でも、叩かれたのは痛かったからね」

    穂乃果「それでちょっとだけからかって、海未ちゃんからこうするようにしたんだけど」

    海未「……どうしてです?」

    穂乃果「んー。……私を叩いたことをずっと気にしてたのが、海未ちゃんだったから、かな」

     

    39: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:45:44.79 ID:6AgMXAs1.net
    海未「……。どうしてそう思ったんですか?」

    穂乃果「分かるよ。私とことりちゃんはもちろん、他のみんなだって」

    穂乃果「ずっと一緒にいるんだよ?」

    海未「そう、ですか……」

    海未(全部筒抜けだったんですね。私の、友達には……)

    穂乃果「だからこうやって、気にしないで、って言いたくて、デートしたいなって」

    海未(あなたはいつだって、そうやって私のことを気にかけてくれていました)

    海未(……いえ、普段はむしろ逆のような気もしますが……)

     

    40: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/15(火) 23:52:58.97 ID:6AgMXAs1.net
    海未(でも、本当に誰かの支えが必要な時、いつだってあなたが、率先して、私の手を……)

    海未(初めて会った、小さな時から、ずっと)

    海未(そして今、そんな友達が、仲間が、あなた以外にも……。たくさんいます……)

    海未「穂乃果……。私はあなたが……」

    ドォーンッ!!

    穂乃果「うわっ、凄い! 花火だ!!」

    海未「えっ?」

    穂乃果「海未ちゃん、見て見て! みんなも……、どこかで見てるのかなぁ……!」

    海未(私の素敵な友達。私の素敵な幼馴染。……8人の、素敵な仲間達。私はみなさんが……)

    海未(いつまでも大好きですよ)

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    45: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:18:39.46 ID:hdy2szWh.net
    絵里編「future gazer」

    ~3年教室~

    絵里(講堂でのライブから数日が経った)

    絵里(そろそろ次の生徒会長を誰にするか、考える時期……)

    絵里『何とかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!』

    絵里『私だって、好きなことだけやって、それだけで何とかなるんだったらそうしたいわよ!』

    絵里『自分が不器用なのは分かってる。……でも!!』

    絵里『今更アイドルを始めようなんて、私が言えると思う……?』

    絵里(私はたまに思い出す。μ’sに入った日のことを)

     

    46: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:27:38.26 ID:hdy2szWh.net
    絵里(何かもかもをやろうとする彼女達が、私は羨ましかった)

    絵里(私のできない判断を出せる彼女達が、私は妬ましかった)

    絵里(そして、笑顔で前に向かっていく彼女達が、私は少しだけ嫌いになった)

    絵里(でも、そんな彼女達はやがて、こんな私でさえ飲み込んだ)

    絵里(私にとってμ’sは、私に無い可能性の塊)

    絵里(私ではやらない、私では選ばないことを、次々とやってみせて、私を驚かせていく)

    絵里(いつの間にか、そんな彼女達が、私は大好きになった)

     

    47: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:31:16.56 ID:hdy2szWh.net
    絵里(その最初のきっかけが……)

    ガラァッ

    穂乃果「あーいた! 絵里ちゃん!!」

    絵里「えっ、もう練習の時間? まだ早いと思うけど……」

    穂乃果「そうなんだけどねぇ。練習の前に、ステップで確認したいところがあって」

    穂乃果「これ以上間違えると、海未ちゃんにまた怒られちゃう!」

    穂乃果「だからさ、私を助けると思って! お願い!!」

    絵里「えぇ、いいわよ。それじゃ行き……」

    穂乃果「やったー! ほら、行こ!!」グイッ

    絵里「ちょっと、早い!!」ガタッ

    穂乃果『絵里先輩。μ’sに入ってください!!』スッ

    絵里(この手の温もりなんだと思う)

     

    48: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:35:50.46 ID:hdy2szWh.net
    絵里(私を、μ’sを、どこまでも引っ張っていくこの手の温もりが……)ハッ

    絵里(温もり、が……!)

    穂乃果「ん? どーしたの、絵里ちゃん。いきなり立ち止まって……」

    絵里「穂乃果。ちょっと相談があるんだけど……」

    絵里(この学校をも温かく引っ張っていくと、私は信じてる)

    no title

     

     

     

    50: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:49:21.14 ID:hdy2szWh.net
    凛編「あなたがいたから」

    ~凛ハウス~

    凛「う~ん、どっち着て行こうかなぁ……?」

    凛(どんな服を着ようかな。ズボンか、スカートか……)

    凛(昔の私からは想像もできないにゃ……)

    凛(でも、みんながいたから。かよちんがいたから。可愛い、って背中を押してくれたから)

    凛(何を着ても良いんだ、って)

    凛「……そう言えば、今日は何時からだったっけ?」スッ

     

    51: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:53:18.14 ID:hdy2szWh.net
    かよちん

    凛々:明日ご飯食べに行こ!

    凛々:新しいラーメン屋見つけた!

    ぱな:うんいいよ 何時にしよっか?

    凛々:いつでも!

    凛々:昼でも夜でも

    凛々:朝でも!>ω</

    ぱな:朝からラーメンは……

    ぱな:ぱながスタンプを送信しました

    ぱな:朝は用事があって14時からでもいい?

    凛々:分かったにゃ! 14時集合ね!

    凛々:集合場所は

    凛「……って、14時!?」バッ

    凛「もう10分も無いにゃー!!」アセアセ

     

    52: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/16(水) 23:57:19.59 ID:hdy2szWh.net
    ~集合場所~

    花陽「それで、遅くなっちゃったんだ」

    凛「ごめんね。服選ぶの慣れなくて、時間かかっちゃった」

    花陽「ううん。それは良いんだけど……」チラッ

    花陽「結局、ズボンなんだね……」

    凛「時間無い、って気付いてから、もう着慣れたので良いや、ってなっ……」

    花陽「凛ちゃん。予定変更してもいい?」

    凛「……え?」

    花陽「凛ちゃんは可愛いんだから、服ももっと可愛いのを普段から着なくちゃ!」

    凛「え? でも、凛、お腹が空い……」

    花陽「着慣れたもの? だったら、可愛いのを普段から着慣れればいいんだよね!」

    凛「かよちん……? 凛の声、聞こえてる?」

     

    53: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 00:00:50.12 ID:7CG8SR7m.net
    花陽「服ならもっと色んな意見が欲しいよね! だったらことりちゃんを……」

    花陽「あーでも、可愛い服、っていうコンセプトならそっちに詳しいにこちゃんも……」

    花陽「でも一般的な目線も欲しいから絵里ちゃんとか……」

    花陽「よし! もうこの際、LINEのグループでみんなに呼びかけを……!!」

    凛(こうなったかよちんは止まらないにゃ……。こんなかよちんも好きだけど//)

    凛(今日もまた、私の背中を誰かが押してくれるのかな……?)

    凛(みんながいるから、今日もまた、私は少しだけ変わる)

    凛(それはきっと、私の未来の勇気に繋がるにゃ!!)

     

    54: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 00:10:25.77 ID:7CG8SR7m.net
    μ’s(9)

    ぱな:凛ちゃんにもっと可愛い服を!

    ぱな:これから来れる人いますか?

    ことり:はい行きます! 目星はもうついてるんだぁ

    のぞ:面白そうやしウチも

    にこにー:可愛い服って言ったら私でしょ!

    maki:はいはい

    maki:暇だし私も行くわ

    海未:宜しければ私も行かせていただきます。

    ほ:今海未ちゃんと一緒! 私も行くー!

    エリチカ:どんな服か楽しみね

    エリチカ:エリチカがスタンプを送信しました

    ピロンッ

    凛々:みんな、ありがとにゃー!!>ω</

    no title

     

     

     

    59: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 05:29:55.31 ID:Z7OdC/C4.net
    おつおつ

     

    64: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 22:56:44.12 ID:7CG8SR7m.net
    希編「BEST FRIENDS」

    μ’s(9)

    ほ:お疲れ!

    ほ:ほがスタンプを送信しました

    ぱな:新曲どう思われたかな?

    ことり:Snow halation!(^8^)

    ことり:9人で頑張って作ったんだから大丈夫!

    海未:明日は練習をお休みにしますので、今日明日は皆さん、ゆっくり休んでください。

    海未:明後日にはまた朝練から始めますので。

    凛々:もう次の練習の話~? うみちゃんかたいにゃー!

    海未:凛

    凛々:あっ……

    海未:凛

    凛々:すみませんでした……

     

    65: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:00:51.47 ID:7CG8SR7m.net
    ピロンッ

    ほ:疲れてはいるけどライブで興奮しちゃって寝れないよー!!

    ~希ハウス~

    希「穂乃果ちゃんらしいなぁ……」

    希(ようやくウチのやりたかった、9人で曲を作ることができた)

    希(やっぱり、この9人で集まれて良かったなぁ……)

    希『いや、9人や。ウチを入れて』

    希「……////」ボフンッ バタバタ

    希(μ’sが9人揃ったあの日がきっと、ウチが一番勇気を出した日やな……//)

    希(悟られんようにはしたけど……)

     

    66: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:05:49.44 ID:7CG8SR7m.net
    希(この学校に来て、本当に良かった)

    希(もう1人ぼっちじゃない。μ’s、っていう8人の女神のお陰で……)

    希(……女神は言い過ぎかな?)クスッ

    希(それでも、ウチを救ってくれたことには変わりない)

    希(寂しさから。苦しさから。哀しみから……)

    希(うーん。考えれば考えるほど、ちょっと寂しくなってきた)

    希「……って言っても、今から誰かを誘う訳にもいかんしなぁ」チラッ

    μ’s(9)

    ほ:そーだ! 今からみんなでどこか集まろうよ!

    ほ:打ち上げだー!!

     

    67: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:13:31.93 ID:7CG8SR7m.net
    海未:だからゆっくり休むようにと。

    凛々:じゃあうみちゃんはお留守番にゃー!!

    海未:凛

    凛々:……すみません

    ことり:それ良い!

    ことり:どこがいいかな?

    エリチカ:みんなで集まると言ったら?

    にこにー:希の家ね

    にこにー:どうせ寂しがってる頃でしょ

    ぱな:私も行きます

    凛々:かよちんと合流完了

    エリチカ:はやい

     

    68: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:17:08.01 ID:7CG8SR7m.net
    maki:私も?

    凛々:じゃあまきちゃんはお留守番にゃー!!

    海未:凛

    凛々:なんでまた

    maki:行けばいいんでしょ?

    maki:私も眠たくないし

    海未:分かりました。私も母に外出していいか聞いてみます。

    ほ:のぞみちゃーん!

    ほ:今から行っても大丈夫ー?

    ほ:ほが画像を送信しました

    希「……もう、みんな揃ってるやん……」グスッ

    ピロンッ

    のぞ:えーよ!

    のぞ:今から片付けしとくから

    のぞ:はよ来てな!!

    no title

     

     

     

    69: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:22:18.90 ID:7CG8SR7m.net
    にこ編「羽ばたいてDreamin’」

    にこ「ふわぁ……」

    にこ「……早く来過ぎたわね……」

    にこ(昔はよく、夢を見た)

    にこ(周囲の拍手喝采の中、素敵な衣装を着て、私は笑顔で歌う)

    にこ(みんなを楽しませるために。私も、楽しむために)

    にこ(それは夜だけの、私だけの時間。私だけの夢の中)

    にこ(高校に入って、それを実現させたくて、部を作った)

    にこ(アイドル研究部。アイドルを知り、いずれはそれを叶える部活)

    にこ(そして、仲間を作った。……けど)

     

    70: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:27:35.59 ID:7CG8SR7m.net
    部員A「あの。本当に、ごめんね」

    にこ「他の部の子に助っ人頼まれたんでしょ? 仕方ないわよ」

    部員B「お母さんに勉強しろ、って怒られちゃって……」

    にこ「親に言われたのなら仕方ないわね……」

    部員C「ごめん。もう、ついていけない、っていうかさ……」

    にこ「別に……、大丈夫、だから……」

    部員D「私たちのことも、もっと考えて欲しかったな。……それだけ、言いたくて」

    にこ「……そう」

     

    71: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:30:24.05 ID:7CG8SR7m.net
    にこ(私だけの時間は、私だけの時間でしか無かった)

    にこ(夜だけが、私を素敵にしてくれた)

    にこ(夜だけは、宇宙No.1アイドルでいられた)

    にこ(夜だけを、私は好きになっていた……)

    にこ(でも、もう違う)

    穂乃果『あ。にこちゃんいた!』

    にこ(もう。違うんだ……!)

    にこ『遅いっ!!!』

     

    72: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/17(木) 23:35:48.53 ID:7CG8SR7m.net
    花陽『にこちゃん、ずっと1人で?』

    凛『張り切り過ぎにゃぁ』

    にこ『いいじゃない! ライブ当日なんだから! ……ふんっ!』

    にこ(私だけの時間は、私だけの時間では無くなっていた)

    にこ(私達の時間。スクールアイドル、μ’sの時間)

    にこ(残り少ない時間かも知れない。それでも、私は)

    絵里『さぁ。これでμ’sは全員揃ったわね!』

    にこ(私だけの夢はもう、見ていない)

    no title

     

     

     

    74: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:20:10.83 ID:MFqmFUsY.net
    穂乃果編「もうひとりじゃないよ」

    ~穂乃果ハウス~

    ガララッ

    穂乃果「うわぁ、雨降ってるや……」

    穂乃果「どうしようかなぁ」

    穂乃果(雨を見ていると、ふとした時に思い出す)

    穂乃果(文化祭の、ライブのことを)

    穂乃果(μ’sのリーダーになって、頑張らなくちゃと張り切り過ぎて、失敗した)

    穂乃果(あのライブだけは、本当に後悔が残っている)

    穂乃果「明日ライブだし、もう少し走っておきたかったんだけどなぁ……」

    穂乃果(仮にも、μ’sのリーダーなんだ)

    穂乃果(みんなを、引っ張っていかなくちゃいけない)

    穂乃果(前に。もっと、前に。みんなの夢を、叶えるために……!)

    穂乃果「……よし!!」

     

    75: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:27:21.54 ID:MFqmFUsY.net
    ~翌日~

    海未「穂乃果……」

    穂乃果「……はい」

    海未「これは、どういうことですか……?」

    穂乃果「ライブ前で、眠れなくて……、それで……」

    海未「それで?」

    海未「それと夜中まで漫画を読んで寝過ごしたことが、どう関係があると言うのですか!!」

    穂乃果「うわーん! ごめーん! すぐ準備するからー!!」

    穂乃果(そう思うのは、もう止めた!)

     

    76: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:39:01.00 ID:MFqmFUsY.net
    ことり「また体調を崩しちゃったのかと思って、心配したよ~」

    真姫「まさか、こういうことだったとはね」クルクル

    穂乃果(私はリーダーだけど、歌詞が作れる訳でも無い)

    穂乃果(曲が作れる訳でも、衣装が作れる訳でも無い)

    にこ「色々と心配して損したわ」

    希「まぁ、穂乃果ちゃんが事故に巻き込まれたんやない、ってのはカードで分かってたからね」

    穂乃果(アイドルの夢をずっと昔から持っていた訳でも、色んなサポートができる訳でも無い)

    凛「凛はこんなことだろうと思ってたにゃ!」

    花陽「え? そーなの!? ちょっとだけ心配してたんだけど……」

    絵里「ほら~。早くしないと、時間無くなるわよー!」

    穂乃果(みんなの意見を1つにまとめることも、そんなに上手じゃない……)

    穂乃果(私はみんなに助けられて、ここまで来たんだ……)

    穂乃果(だから、1人でなんでもかんでも背負った気になって、無茶をするのはもう止めた)

     

    77: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:43:45.47 ID:MFqmFUsY.net
    穂乃果「今行くよー! ……って、うわぁっ!!」ドタドタ バッタァーン

    穂乃果「いったぁーい!!」

    海未「……まったく。何やってるんですか?」スッ

    穂乃果「えへへ……。ありがと!」スッ

    穂乃果(私は、みんなに支えられてここにいる!)

    穂乃果(μ’sのみんな。私達を応援してくれる多くのみんな)

    穂乃果(みんなのお陰で、ここまで来ることができた)

    海未「大丈夫ですか?」

    穂乃果「うん、大丈夫!」エヘヘ

     

    78: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:48:28.04 ID:MFqmFUsY.net
    穂乃果(私はもう、1人よがりで何かをすることは無い)

    穂乃果(いつか訪れるさよならが来るまで……。ううん、さよならが来たとしても)

    穂乃果(私は、みんなで協力して、みんなで前に進んで行く!)

    穂乃果「さぁ、行こう! μ’sの、ファイナルライブへ!!」

    穂乃果(みんなで叶える物語……)

    穂乃果(その思いを、今……!!)

    no title

     

     

     

    80: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:51:19.15 ID:MFqmFUsY.net
    μ’s編「MOMENT RING」

    ~?年後~

    μ’s(9)

    ほ:今日、久しぶりに集まれないかな?

    ~音ノ木坂学院~

    穂乃果「う~ん。なんか久しぶりに中に入った気がするな~!」

    海未「穂乃果、勝手に入っても大丈夫なんですか?」

    穂乃果「大丈夫だよー。ね、ことりちゃん」

    ことり「うん! お母さんにお願いして、生徒のいないこの時間なら、って!」

     

    82: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:55:23.06 ID:MFqmFUsY.net
    海未「本当ですか!? 穂乃果が無計画に、しかも勝手に入ったのかと思っていましたが……」

    穂乃果「穂乃果だってもう大人だよ?」

    穂乃果「2人が見てるこの姿は言わば、仮の姿なんだよ!」エッヘン

    ことり「……あはは」

    海未「仮? むしろこれが真の姿では……?」

    穂乃果「むー……!」

    穂乃果「でも確かに。ここにいると、昔を思い出しちゃうね……」

    海未「本当に。そうですね……」

    ことり「うん。懐かしい、って思っちゃう」

    穂乃果「そうだ! 屋上行こうよ!」

     

    83: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/18(金) 23:59:01.14 ID:MFqmFUsY.net
    ~屋上~

    ことり「ここで毎日練習してたね……」

    海未「はい、そうで……」

    凛「そうだにゃー!!!」バァンッ

    穂乃果「おぉ! 凛ちゃん!」

    凛「久しぶり! かよちんもいるよ」

    花陽「どうも、お久しぶりです」

    ことり「うん。久しぶり!」

     

    84: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:02:59.68 ID:DdezY6fG.net
    花陽「なんとなく、ここにいるかと思って」

    ことり「考えることは、同じみたいだね」

    海未「それにしても凛、あなたまだ語尾に、にゃ、なんて付けてるんですか?」

    凛「え? つけてないよ?」

    穂乃果「えぇ! つけてないの!? ……もったいない!」

    海未「もったいない? ……でも確かに、」

    凛『よーし! さぁ、今日も練習、行っくにゃー!!』

    海未「元気にさせてくれていたのは、間違いないですね」

    穂乃果「よし。それじゃあ、移動しよっか」

     

    85: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:09:16.85 ID:DdezY6fG.net
    ~中庭~

    ことり「あれ? 誰かもう来てるみたい」

    花陽「あの後ろ姿は……」

    凛「真姫ちゃーん! 真姫ちゃん真姫ちゃん、真姫ちゃーん!!!」ダダッ

    真姫「ふん!」ビシッ

    凛「痛い!」バタンッ

    真姫「もう大人なんだから、感情のままに動いちゃダメでしょ」

    凛「だからってすぐ暴力振るうのもどうなの?」

    花陽「真姫ちゃん、久しぶり!」

    真姫「久しぶりね、花陽」

    海未「どうしてここに?」

    真姫「なんとなくよ。なんとなく、ここが懐かしいな、って思って……」

     

    86: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:14:46.59 ID:DdezY6fG.net
    凛『何で西木野さんが、凛とかよちんの話に入ってくるの!?』

    真姫『……っ! 別に、歌うならそっちの方が良いって言っただけ!』

    凛『かよちんはいっつも迷ってばっかりだから、ぱっと決めてあげた方がいいの!』

    真姫『そう!? 昨日話した感じじゃ、そうは思わなかったけど?』

    花陽『あの、喧嘩は……』

    真姫「まぁ、懐かしい、って割には、嫌な出会いの仕方だった気もするけど」

    凛「そうだったかもね……」

    真姫「ほら、早く立ちなさいよ」スッ

    凛「ありがと、真姫ちゃん」スッ

    穂乃果「ほんと、懐かしいや……。ここも。μ’sも」

    海未「……穂乃果……」

    穂乃果「よし。次、行こっか!」

     

    87: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:19:50.77 ID:DdezY6fG.net
    ~生徒会室~

    ガチャッ

    穂乃果「あ。やっぱりいた!」

    絵里「久しぶりね!」

    希「久しぶりやねー!」

    穂乃果「う~ん……」

    絵里「ど、どーしたの?」

    穂乃果「いや、絵里ちゃんがそこに座ってるのを見ると、嫌な時の思い出が……」

    絵里「ちょっと! 嫌な時、ってどういうことよ!」

    希「しょうがないやん。あん時のえりちは、キレッキレやったからなぁ」

    絵里「ちょっと、希まで……!」

     

    88: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:28:53.49 ID:DdezY6fG.net
    絵里『講堂で何をするつもり?』

    海未『それは……』

    穂乃果『ライブです!』

    穂乃果『3人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブを講堂でやることにしたんです』

    絵里『できるの? そんな状態で』

    絵里『新入生歓迎会は遊びではないのよ?』

    穂乃果「でも、そこにいる方が、様になってるよ!」

    絵里「ほんと!?」

    凛「ちょろい」

    真姫「ちょろいわね」

    凛「真姫ちゃんは人のこと言えないけど」

    真姫「なっ!?//」

     

    89: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:40:02.71 ID:DdezY6fG.net
    花陽「あれ、にこちゃんは一緒じゃないの?」

    希「あ~、にこっちはなぁ……」

    絵里「まだこっちに来れてないみたい」

    ことり「そっか……、忙しいもんね」

    にこ『お客さんがアイドルに求めるものは、楽しい夢のような時間でしょ!』

    希「結局、にこっちの今が、ウチらの夢の延長線。会い辛くなったのは寂しいけどな……」

    穂乃果「じゃあ、部室に行こっか。本当は、9人揃ってから行きたかったんだけど」

    ことり「……うん、行こう!」

     

    90: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:42:50.82 ID:DdezY6fG.net
    ~アイドル研究部部室~

    穂乃果「ここでみんなでよく話し合ってたよね。μ’sとして」

    絵里「そうね……。1年間、ずっと」

    花陽「ラブライブも盛り上がって、今では決勝のドーム大会が毎年の恒例です!」

    ことり「確か、スクールアイドルみんなでライブをやった、あの年以来だよね」

    穂乃果「うん。そうだね。……でも」

    希「その先は言ったらアカンよ?」

    穂乃果「希ちゃん……」

    絵里「私たちはスクールアイドル、だった」

     

    91: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:45:41.02 ID:DdezY6fG.net
    絵里「9人全員での活動は、スクールアイドルで終えよう、ってそう決めて」

    真姫「そのための歌だったじゃない」

    真姫「最後のライブで、今が最高だって、時を巻き戻したりなんかしない、って」

    穂乃果「分かってる。あの時はそう思ってた。今でも、分かってるつもり」

    穂乃果「でも、時が流れて、たまに懐かしの~、なんてコーナーに取り上げられて」

    穂乃果「それでも、みんなの記憶からは消えていく……」

    穂乃果「もう、終わったから……」

    海未「それでも、やり遂げたじゃないですか」

    海未「廃校を阻止し、ラブライブのドーム大会だって……!」

    穂乃果「そう、なんだけどさ……。私たちの中にさえ残ってれば、って思ってたんだけど……」

    穂乃果「それでも、もう忘れられてて、μ’sとして会えなくて……」

    穂乃果「やりきれないよ……」

    no title

     

     

     

    92: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:48:44.23 ID:DdezY6fG.net
    ガチャッ

    にこ「せっかくこのにこにーが来た、ってのに、暗い顔でお出迎え?」

    絵里「にこ!?」

    希「にこっち……!」

    にこ「穂乃果!」

    穂乃果「はい!」

    にこ「μ’sが忘れ去られてる……。本当にそう思ってる?」

    穂乃果「それ、どういう意味……?」

    にこ「質問に質問で返さないの!」ビシッ

    穂乃果「ごめん……」

    にこ「で? どうなの?」

    穂乃果「それは……、思ってる、かな……」

    にこ「そんなことないわよ」

    穂乃果「うん。……え?」

     

    93: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:53:15.79 ID:DdezY6fG.net
    にこ「はい、この話終わり! さ、陽も落ちてきたし、ご飯でも食べに行きましょ」

    にこ「ここら辺来るの久しぶりだからどこでも……」

    穂乃果「ちょっと、にこちゃん! それ、どういう意味!?」

    にこ「どういう意味、って、他にどんな意味があるのよ!」

    穂乃果「それもそっか!」

    海未「でも、忘れ去られてない、って……。もう何年も経ってるのにですか?」

    にこ「今でも来るのよ? ラブライブからとか、μ’sから~みたいな手紙とかメッセージとか」

    にこ「まぁ、昔みたいに熱狂的ではないかも知れない」

    にこ「実際、そんなファンの子たちでも、忘れてる時だって、あるかも知れない」

    にこ「……でもね、穂乃果」

    にこ「忘れることはあっても、無かったことになんてならないのよ」

    no title

     

     

     

    95: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 00:58:57.85 ID:DdezY6fG.net
    にこ「私たちのあの時の歌が、踊りが、誰かを勇気付けて元気にしたのは、絶対に変わらない」

    にこ「今が最高! って言ったって、やっぱり過去があってこその今なんだから」

    にこ「まぁ、欲を言えば、それでも思い出して欲しいとは思うけど……」

    穂乃果「……」グスッ

    にこ「…あんたの求めてた答えだったみたいで安心したわ」

    凛「さっすがにこちゃん!」

    にこ「まぁね。こんなキャラで売っていく気は、さらさら無いけど……」

    花陽「でもにこちゃん。たまにそういう面、出ちゃってるよ?」

    にこ「なっ!? 花陽に言われる、ってことは、改善しないといけないわね……」

    にこ「ふぅ……。あ~ん、もう、どぅめどぅめ~! にこにーは~、み~んなの、も・の!♡」

     

    96: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 01:01:36.21 ID:DdezY6fG.net
    真姫「はいはい」

    にこ「ちょっと! 聞こえたわよ、真姫ちゃん!」

    真姫「そのキャラ、私の前でやらないでくれる?」

    にこ「ずーっと前から思ってたけど、あんた、私に対して素っ気無さ過ぎでしょ!」

    にこ「学生の頃に比べて感情豊かになったんだから、もっと良い感情もぶつけてきなさいよ!」

    真姫「……っ!//」

    真姫「もう、にこちゃん、サイテー! 知らないっ!!」ガチャッ ダッ

    にこ「……え?」

    花陽「今のはにこちゃんが悪い、かな」

    にこ「え?」

    ことり「仲が良いのは良いことだけど、今みたいな言い方はダメだよ?」

    にこ「え!?」

     

    97: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 01:07:43.31 ID:DdezY6fG.net
    絵里「ほら、さっさと追いかける!」

    にこ「……もう! ちょっと真姫ちゃーん! 待ってー!!」ガチャッ ダッ

    希「みんなを笑顔に……。やっぱりにこっちが、ウチらの夢のその先にいるんやね」

    海未「そうですね。にこが来て、すっかり元通りです」

    海未「……戻り過ぎな気もしますが……」

    穂乃果「大人になったって、笑顔で、手を振って」

    穂乃果「うん、こっちの方が、私たちらしいね!」

    海未「先程まで凹んでいたのは、誰だったんですかねぇ?」

    穂乃果「ごめんね、海未ちゃん。でも大丈夫。……忘れてないのは、私たちも一緒だった」

    穂乃果「μ’sとしての私があったから、あの時のみんなの応援の声があったから、」

    穂乃果「今の私たちがある。それは、絶対に無くならないし、絶対に変わらない!」

     

    98: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 01:11:02.29 ID:DdezY6fG.net
    穂乃果(何年もの時を経て、みんなの夢は、もう叶ったかな?)

    穂乃果(あなたの夢は……?)

    穂乃果(いつだって、目を閉じて、呼んでくれれば会えるから……)

    穂乃果(また、いつでも会おう)

    穂乃果(無くならない、楽しかったあの時の過去を思い起こして……)

    穂乃果(私たちと、一緒に進もう!!)

    全員_ (5)

     

     

     

    99: 1(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 01:11:47.96 ID:DdezY6fG.net
    これにて終わりです。

    見てくださった方、5日間、ありがとうございました。

     

    100: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 01:53:52.80 ID:AQiri5Cf.net
    読みやすかった
    オムニバス好き

     

    101: 名無しで叶える物語(いつか見た景色)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 02:20:21.19 ID:Lvh4YdUO.net
    良かった
    お疲れさま(*´ω`)

     

    102: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2016/03/19(土) 06:12:04.86 ID:Ky+0aYXk.net
    SENTIMENTAL Steps聴きながら読んだら涙出てきた…
    乙です

     

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