絵里「あら、誰もいないわ……海未かにこがいると思っていたのだけれど……」
絵里(まあ、そのうち来るでしょう)
絵里「あ、そうだ……」
絵里(パソコンの電源を点けて……μ’sの公式サイトにアクセスっと…)カチカチ
絵里(μ’sが最近人気になり始めて、PVとかもネット上にアップロードしているから、たくさんの人が私たちを見てくれている)
絵里(そうなると公式サイトが必要でしょ、というにこの言葉で私たちのサイトを作ることになった)
絵里(にこと花陽が主に作成して、更新は私が担当している)
絵里(意外と閲覧数が多く良い宣伝になっているのでよかったと思う)
絵里(ファンのみんなが質問を投稿し、それをμ’sメンバーが答えて公開すると言ったものだが、メンバーの新たな一面が見られるということでソフトなファンからコアなファンまでよく利用するコーナーである)
絵里(ただ、にこが事前に質問内容を検閲し、どう答えても障りのないものだけを選んでいるようだ)
絵里(もちろん私への質問もよく寄せられるので、みんなが来る間に答えようと思った次第である)
絵里「どれどれ………」カチカチ
絵里(普段の生活のことや、◯◯になったらどうしたい、だとかよくわからない質問もあったけれど、丁寧に答えていく)
絵里(しかし、ついつい目を引くような質問があった)
『PVなどで海未ちゃんとツーショットになる機会の多いエリチカちゃんですが、エリチカちゃんにとって海未ちゃんはどんな存在ですか?』
絵里(なによ、この質問……)
絵里(いや、別に質問自体におかしなところはない、おかしいのは多分私だろう)
絵里(はぁ……なんでにこはこの質問通したのよ、答えにくすぎるでしょ)
絵里(…でも、ここでにこに此のような質問は答えられないからやめてくれなどと言えばきっと不思議がられる、『普通の』回答を期待されているのだろう)
絵里(いや……もしかしたら『そういう』回答を期待されているのかもしれない、百合営業とか言ったものだ)
絵里「はぁ………」
絵里(営業なら、どれほどよかったことか)
絵里(練習のスケジュール管理や、振り付けの考案に協力してもらったりして、練習が終わってからも二人で残っていることも多くあった)
絵里(その内、PV撮影をすることになった時に誰かが、絵里ちゃんと海未ちゃん最近一緒にいるからツーショットで撮ってみない?みたいなことを言いだして)
絵里(私はいつものノリで快諾して、海未もいいでしょ~?なんてからかい気味に言うと彼女もいつもの反応をするのだけど、結局了承してくれた)
絵里(その時は何も思わなかったのだけれど、それが毎回恒例になってくると流石に私も意識し始める)
絵里(……つまり、私は海未のことが好きなのである)
絵里(彼女は、特にこういうことに関しては耐性がないから、恋愛感情と言うものを持っていないだろう)
絵里(よく私がからかって、あの子が顔を赤くするのは言ってみれば反射的なものだ)
絵里(結局、これは私の片思いになる)
『____別に私と海未ちゃんは普通よ、ふ・つ・う♡みんなが嬉しがるようなことは特に何もないけど____でも、言ってみれば気になる存在、かな?____』
絵里「…これでよし」
絵里(これが模範解答だろう、嘘を吐いているわけでもなく、キャラを崩さず、百合営業というオーダーにも応えている)
絵里「……なんでこんなのに、何分も考え込んでいるのかしら」
絵里(ついつい言葉が口からこぼれてしまうと、なんだか腹が立ってきた)
ガチャ
海未「こんにちは」
絵里「……いいところに来た」
絵里「ううん、なんでもない。こんにちは」
絵里「みんながくるまで、ゆっくりしていましょう」
海未「はい ……絵里、μ’sのサイトを見ていたのですか?」
絵里「え!?あ、うん!そうなの!」カチカチカチ
海未「あれ?消して構わないのですか?」
絵里「え、ええ!もうやることはやったし!」
絵里(なんだかあの質問と回答を見られたくなくて反射的に電源を落としてしまったわ…)
絵里「さ、さあ予定の確認でもしてましょうかね!」
海未「そ、そうですか……それでは私も作詞をしていましょうか」
絵里「………」チラ
絵里(すごい集中してるわね……今なら…)
絵里「…………」ソーッ
海未「………」カキカキ
絵里「海未………♥ 」ギュッ
海未「っ!?」ドキッ
海未「え、えええ絵里!?!??」
絵里「理由がないと抱きついちゃダメ?」
海未「そんなことは…ないですけれど……///」
絵里「そう、ならこのままで居させてもらうわね」
海未「えぇ………」
海未「………」
絵里「………」ギューッ
絵里「……書かないの?」
海未「え!?あ、はい!なんでしょう!?」
絵里「作詞してたんでしょう?続きは?」
海未「こ、このまま続きをやれと!?」
海未「い、いえ…そういう問題ではなく……むぅ……」
海未「それでは…ノートは見ないでくださいね」ペラッ
海未「………」カキカキ
絵里(そうは言っても横目に文字を書いているの見えてしまう)
絵里(普段の海未からは想像できないようなフレーズ等が羅列されており、字がとても上手だ)
絵里(スポーツからこういった創作性のあることまでできるなんて…やっぱりこの子はすごいのだと思い知らされる)
絵里(しばらく抱きついたままだけれど)
絵里(海未はもう作詞に集中しているようで、私が抱きついていることなど意に介していないようだ)
絵里(海未の作業が捗っているのはとてもいいことだけれど……)
絵里(海未を恥ずかしがらせて私の欲求を満たすという目的でやっていたので少し不満だ)
絵里(少しいたずらしてみましょう。……決して海未を妨害したいわけではないのよ)
絵里「………ところで」ボソッ
海未「ひゃあっ!?す、すみません!いきなり喋られたのでびっくりして……」
絵里「海未の体、冷たくない?風邪とかひいてない?無理せずしんどかったら言ってね」ボソボソ サワサワ
海未「だ、大丈夫ですからとりあえず耳元で喋るのやめてください///あと触り方がなにか変ではないですか!?」カァァ
海未「しっ、しりませんっ!///」フイッ
絵里(海未が私から目を逸らして作詞の作業に戻ったけれど)
絵里(長い髪から覗かせる耳が真っ赤になっていて、それがとても魅力的に思えた)
絵里(ああ……せめて、この柔らかそうなほっぺにでもチュウしたい……)
絵里(私の全てを……海未に……)チュ
絵里「………ぁ」
海未「っ!?」バッ
絵里(思ったより顔が近かったのか、海未は表情を二転三転している。私はというとこんなことを考えすぎて体を動かすことを忘れている)
絵里(顔を遠ざけることもせずに、海未が機械の口のような感じで口を開ける)
海未「あ、あの……いま、絵里、あの………」
絵里(落ち着きなさい、海未、って言ったつもりだけど私も言葉にできていなかった)
海未「いま……私の頬に…なにか当てませんでしたか?」
絵里(ふふっ、顔が真っ赤よ、海未。かわいいんだから)
絵里(……はっ!?今のも言えてなかったわ、というより私の顔もものすごい赤くなってる…きがする)
絵里「さ、さあ?ちょっと指当たっちゃったかも?」
絵里(苦しすぎでしょ)
絵里(ここで唇を当てたと逆に開き直ることもできず、勢いに乗じて告白することもできず、ただ下手な言い訳で誤魔化すだけって……我ながら情けない)
海未「な、なんです、指ですか………」
絵里(あれ……)
海未「指、指ですものね、指なら仕方ないですよね、指なら……///」
絵里(誤魔化せた、というより自分で思い込まそうとしているようだ……正直、今更開き直る勇気もないので何も言えない)
絵里「…………」
絵里(気まずい沈黙がしばらく続いて)
海未「そ、そろそろ、屋上へ行きませんか!?」
絵里(強引に場の流れを変えるように話を切り出した)
絵里(ごめんね海未、ほんとはこういうの、私がやるべきなのに……今日の私、ちょっとヘンみたい)
絵里「…うん、そうね」
絵里(準備をしてそそくさと出て行く海未を尻目に、私はしばらく部室に立ち尽くしていた)
絵里(そもそも、こんな私がヘンなのも、あの質問のせいだ)
絵里(今まで考えずに心の奥底にしまっていたものが顕在化してしまった)
絵里(こういうのは一度考え出すと止まらない、早めに根本的な問題を解決するべきだろう)
絵里(なら……告白する?この想いを、すべて彼女に伝えてしまおうか)
絵里(いやいや、それはないでしょ。告白したところで海未を困惑させるだけだし)
絵里(第一に、怖い。色々と)
絵里(そもそもコレが一過性の場合もある。ある程度の欲求を満たしてしまえばこういうのは自然に消えていく時もある)
絵里(だから、さっきみたいな海未をいじり倒して欲求を満たしていくのが………)
絵里(いや、それも今のこの状況の原因になってるんだった…)
絵里(はあ、どうしたものかしらね)
「…り………、えりっ」
絵里「はっ!?ど、どうしたの海未?」
海未「…そこは絵里が中心となるパートなので、重点的に練習したい気持ちもわかりますが」
海未「そろそろ次のパートの練習をしませんか?みなさんと一緒に合わせておきたいですし……」
絵里「あ……ごめんなさい、ずっと同じところ踊ってた」
海未「あ、いえ!謝ることはないですよ!……ちょっとすみません」
海未「すみません、みなさん。少し席を外しますので各自で練習しててください」
「はーい!」
海未「…絵里。こっちに」グイ
絵里「ちょっと、海未!?」
海未「すみません、少し気になったことが……」
海未「絵里、今日は体調でも悪いのですか?様子が少し変ですよ」
絵里「っ……」
海未「私が今日部室に入った時から挙動不審だった気がしますし」
海未「なにかずっと考え事をしているようで……」
海未「その、何かで悩んでいるのなら無理には聞きませんが、もし気が向いたら話してくださいね」
海未「私を使って発散させていいですから」
絵里「………」
海未「絵里?」
海未「な……///人が真面目に話してるのにどうしてそういうことを言うのですか///」
海未「私になんでも相談してくれ、という意図で言ったものですっ」
絵里「ふふっ、ごめんってば。わかってるわよ。……ありがとう、海未」
海未「はいっ」
絵里「私、ちょっと顔を洗ってくるから、先戻ってて。大丈夫、すぐ戻ってくるわ」
海未「はい、待っていますね」
ガチャ バタン
絵里「………はぁ」
絵里(多分、私が欲求を満たそうとするために海未を弄っているのも)
絵里(そう考えるとほんとうに情けなく思えてくる)
絵里(今まで私は、私と海未の関係を水魚の交わりみたいなものだと勝手に思い込んでいた)
絵里(しかしその実、彼女が私に合わせてくれていただけの魚心あれば……に過ぎなかったのだ)
絵里(そういう気遣いができるところも含めて好きになったのだから、別に問題はないのかもしれない)
絵里(けれどどこかで私も彼女の支えになっているのだと思っていたから、なんだか距離が遠くなったようでショックだった)
絵里(私は海未の気持ちを、どれほど理解できているのだろう……)
絵里(はぁ……なんだか今日は色々と考えすぎて疲れたわ…早く寝ましょう)
ピロロン
絵里(あら……なにかしら)スッ
絵里(……海未から…)
『夜分遅くに失礼します。疲れているところこのようなものを送ってすみません。あなたの様子がやはり気になったので居てもたってもいられなくなってしまいました。
絵里は普段から真面目で努力家ですから、人より頑張って、自分で解決してしまうのかもしれません。ですが、私だってあなたの力になりたいです。普段からあなたにお世話になっていますから、少しでも協力したいと思っています。
長々と書いてしまいすみませんでした、また明日も学校で会うことを楽しみにしています、風邪には気をつけてくださいね』
絵里「海未………」
絵里(大体私は努力家じゃないわ、みんなが思っているより不真面目だもの)
絵里(学校が廃校になりそうだったからがむしゃらに動いただけ、あとは…あなた、あなたたちによく見られたかったから…かな)
絵里(それに、今でも私の方があなたにお世話になっているわ)
絵里(でも、そういう風に書いてくれたことが…とてもうれしかった)
絵里(色んな思いが立ち込めて私も長く書いてしまいそうだったので、
『ありがとう。また明日学校で会いましょう。おやすみなさい』
とだけ送信して眠りについた)
絵里(よく寝たら気分が落ち着いてきたわ……昨日は深く考えすぎたみたいね)
絵里(いま思うと、結構些細なことでなやんでいたと思うわ。ナーバスになっていたみたい)
絵里(さて、今日から気持ちを切り替えて、練習頑張りましょう!)
絵里「みんな、こんにちは!」ガチャ
海未「………絵里」
絵里「あら、海未だけなの?」
海未「ええ、そのようですね。……いいところに来ました」
絵里「え?」
海未「いえ、なんでも」
絵里「え、うん…」スッ
海未「…………」
絵里「………」
絵里(なんか海未、いつもの様子と違う?どうしたのかしら……)
海未「……これ」スッ
絵里「!!」
絵里(そう言って海未が見せてきたのはスマホの画面。そこには、私が昨日答えた質問があった)
絵里(ああ……海未にだけはこれを見られたくなかった…少なくとも私が上手い言い訳を思いつくまでは)
絵里(これから何を聞かれるのだろうか…もちろんファンサービスと言って誤魔化すこともできるが……気が重い)
絵里「あ、うん……」
海未「昨日の夜、絵里にLINEを送った後、なんとなしにμ’sのホームページの質問コーナーを見たんです」
海未「そうしたら、こんな質問があったので、ついつい見てしまいました」
海未「絵里、この質問の回答は、本当にそういうつもりで書いたものですか?それとも、ファンサービスの一環ですか?」
絵里「………」
絵里「……わからないわ」
海未「…そうですか、続けますね」
絵里「……」
海未「でも、気になる存在ということが書かれていて、すぐに嬉しくなりました」
絵里「ぇ………」
海未「私にとっての絢瀬絵里は」
海未「いつもみんなを纏め上げてくれて、規範となるような行動をしてくれる。そして、自分の目指す目標に向かって絶えず努力をする、私の理想とする人です」
絵里「……私、そんな崇高な人間じゃないわ。みんなが私に合わせて付いてきてくれているだけだし、その時々の必要に応じて頑張ってるだけだもの」
海未「あなたが自分のことをどう評価していようと、私から見える絵里は憧れの人に変わりはありません」
絵里「………」
海未「あなたは私のことを気になる存在だと書いていました」
海未「それは私も同じなんです」
海未「家族とも、μ’sの皆さん、延いては穂乃果やことりとも違う、特別な感情をあなたに抱いています」
海未「私と絵里は、今は『普通の友達』なのかもしれません」
海未「けれど私はあなたとの関係を変えたい」
絵里「えっ……」
海未「あなたを愛しています、絵里」
絵里「な……///」
絵里「全然、気づかなかった……」
海未「やっぱり」クスクス
絵里「やっぱりって……だってあなた、そういう素振り全然しなかったじゃない、その、恋愛に関しては興味がないって思ってたから…」
海未「私も人並みには興味があります。それに、私が最近絵里のことを気にかけたり、積極的に話そうと思っていたのはあなたが好きだったからに他なりません」
海未「むしろ、いつ気付いてくれるのかとずっと思っていました。こういう形で思いを告げることになってしまいましたが…」
絵里「そう……なの…」
絵里「っ!」ビクッ
海未「よろしければ今返事をいただけますか?」
絵里「そう…ね、そうよね、海未が勇気を出して言ってくれたのだもの、私も真摯に答えないと……」
絵里(いや、でも……どうしようかしら)
絵里(私も海未のことがずっと前から好きで、それが今両思いって言うことがわかって……)
絵里(あれ?これって断る理由ないわよね?…でも、いいのかしら、こんな唐突に………)
絵里「は、はいっ!」
海未「…深く考えないでください、あなたが感じたことをそのまま私に伝えて欲しいです」
絵里「……うん、わかった」
絵里「海未、私もあなたのことが好きよ、大好き。こんな面倒な人間の私だけど、あなたの側にこれからも居させて貰いたいわ」
海未「はいっ、もちろんです!」
絵里「………」
海未「…………」
絵里「………はあぁぁぁ、なんかすごい緊張しちゃったわ」
絵里「私をなんだと思っているのよ、初めてよ」
海未「本当ですか?」クスクス
絵里「そんな事言うなら、海未だってそうじゃないの」
海未「私は…ここ数ヶ月は、あなたのことしか見ていませんでしたから…//」
絵里「っ……//」
絵里「ま、まあでも、これで私たち、特別な関係になったってわけね?」
海未「みたい…ですね」
絵里「私は海未にどう思われているのか、とか色々考えてる中でのこれだったからビックリしちゃった」
海未「私も今日思いを告げるとは自身でも思っていませんでしたが、その、鉄は熱いうちに、といいますか……」
絵里「??」
海未「絵里、昨日私にキスしましたよね?」
絵里「っ!?」
絵里「な、なんのことかしら…」
海未「部室に二人で居た時ですよ。頰に何か当たって、あなたが指だと言った時です」
絵里「……気づいてたの?」
絵里「……ごめんなさい、その、なんていうか、我慢できなかったのよ……理性より本能が先行したっていうか…」
海未「な……//その言い方はどこかいやらしいですっ///」
海未「……まあ、嫌だったわけではありません、あの後、平静を装っていましたが内心ではとても嬉しかったですから…///」
絵里「海未……」
海未「ですが」
海未「女性にキスをしておいて誤魔化すのはいけなかったと思いませんか?」
絵里「うぅ……そうよね…ほんとにごめんなさい……」
絵里「ぇ……なにを…」
海未「ですから、キスですが」
絵里「え、えぇ!?ムリよ!」
海未「無理?不意打ちはできるのに正面からはできませんか?」
絵里「うぅ……」
海未「……それでは」スクッ
海未「私からしましょう……」グッ
絵里「えっ!?ちょ、海未…!?」ビクッ
海未「動かないでくださいね……」ドキドキ
絵里(動けないんだけど…っ!)
海未「静かにしてくださいっ…!決心が鈍ります…///」プルプル
絵里「ぁ……」
絵里(海未、震えてるわ……当然のことだろうけど、初めてなんだから無理もないか…)
絵里(私も…したことないけど、やっぱりいきなりしたことへのお詫びとしては…)
絵里「海未……♥ 」ギュッ
海未「へっ!?え、絵里!?///」
絵里「目を閉じなさい」
海未「で、ですが私が……」
絵里「いいから」
海未「は、はい……///」
海未「………」ドキドキ
絵里(海未の口から漏れる吐息が顔にかかって……なんだかすごい…)
絵里(今からこの口をふさげばいいのよね)
絵里(…あれ?口で良かったんだっけ?ほっぺたにするんだっけ…?)クラクラ
絵里(ああ、もう口でいいや、なんだか頭がぼーっとしてきたわ……)
絵里「んっ……♥ ぅ……」チュウ
海未「んむっ!?んん~~~!!」
海未「んぅ///ぷはぁっ!」
海未「ちょ、ちょっと絵里!?///」
海未「いけないと言うか……いま、口に……!?」
絵里「あ、やっぱり頰にするんだったの?」
海未「い、いえ……そうでしたが…まあ、口でも良かったというか…なんというか…」ブツブツ
絵里「それじゃあ、ほっぺにもう一回しようかしら…♥ 」
海未「ま、待ってください!」
海未「……その、さっきのはよくわからなかったので……」
海未「……もう一度、口にお願いします……///」
絵里「………破廉恥ね…♥ 」
正統派うみえりって感じで良かった
えりちゃんがずっと考えるだけの話をしようと思うましたがよくわからんのになりました😲
見返したら結構つまらんかったのでこの板は落としてください⚡️
いや面白かったぞ
主観より客観を信じろ
文は一般小説みたいに堅めなのにあとがきが軽くて変な感じw
良かったぞ乙
エリチカちゃんだと「エリちゃんちゃん」になってしまうチカ
また頼むで
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