

善子「お 驚かないで聞いてね…」ハァハァ
曜「うん」
善子「あれ…お尻の穴に入れてるんじゃないらしいのよ!!」
曜「……」
曜「あはは!何かと思えばそんな。善子ちゃんは冗談が好きでありますなー」
曜「曜ちゃんは善子ちゃんと違って簡単には騙されないでありますよー?」
善子「……」
曜「……」
曜「マジで?」
善子「くそマジ」
曜「エロ本の神に誓って?」
善子「友達を見捨てたとしてもエロ本の神だけは裏切れないわ」
曜「待って意味わかんない。お尻じゃなかったら何なの?おちんちんはどこに行くの?」
善子「わからないけど論理的に考えるなら…お尻以外の穴が存在する…ということになるわね」
曜「お尻以外の…!?」
善子「俗説では…<下のお口>と呼ばれることもあるとか…」
曜「口がついてるんでありますか!?」
善子「……」モワモワ
曜「……」モワモワ
ガブッ
ギャー
ようよし「こわい」シナシナ
曜「ちょっと我々の想像力を超えているでありますなー」←IQ20
善子「誰かに聞いてみるしかないわね…」←偏差値1
善子「あんた千歌と仲いいでしょ?」
曜「私たちの間に隠し事は無しであります!」
善子「じゃ行ってら」
曜「おk」
曜「お!綾瀬はるかと思ったら千歌ちゃん!今日も可愛すぎでありますなー」
千歌「もー/// 今日はそこまでエマワトソンじゃないよー///」
善子(何だこれ)
曜「…千歌ちゃん、真面目な話があるんだ。隠さないで正直に答えてほしい」イケメェン
千歌「えっ? な、何かな…///」ドキドキ
曜「千歌ちゃんのさ。お尻じゃない方の穴のことなんだけど」
千歌「///」パーン
曜「」ヒリヒリ
善子「頼りにならないわね。いいわよずら丸に聞くから。本当の幼馴染ってものを見せてあげる」
曜「オナシャス…」
善子「ギラン!あんた会う度にのっぽパン食べてるわね」
花丸「だって美味しいんずらもぉぉん」モグモグ
善子「…そんなに好きならさ」
善子「ひょっとして下の口でも食べてる?」
花丸「……」モグモグ
花丸「はあ!?///」
曜(! 善子ちゃん! この反応…!)
善子(ええ! ビンゴね! こいつ…)
ようよし(やってるわ!!!)
曜「ねえねえ、下から食べてちゃんとおなかまで届くんでありますか?」(消化的な意味で)
善子「体小さいしパンくわえるの大変じゃない?そっちの口は余裕なの?」
花丸「///」パーン
ようよし「」ヒリヒリ
曜「謎は深まるばかりであります」ドゲザー
善子「もうリリーしか頼れないの。見せて?」ドゲザー
梨子「絶!対!イヤ!!///」
曜「善子ちゃん。情報をまとめると、どうやらそれは見せるのが恥ずかしい場所のようでありますよ」チラッ
善子「それでもワンチャンリリーなら…?」チラッ
梨子「ワンちゃんもニャンちゅうも無いからね!///」
曜「あんまり聞き分けが無いと壁ドンサンドイッチしちゃうよ?」ドォン
善子「好物と好物の最強タッグに耐えられるかしら?」ドォン
梨子「あっんあっ あうあう…/// そっ そんなに見たいなら自分の見ればいいじゃないっ///」ビクンビクン
ようよし「えっ」
梨子「えっ」
梨子「まったく…ひどい目にあったわ///」テクテクアクア
梨子「……」テクテク
梨子「でも確かに…」
梨子「私のソレって…どんな感じなんだろう…」テクテク
翌日桜内は学校を休んだ
初めてまともに確認した自分のソレが衝撃的すぎたためである
桜内の名誉のために言っておくと彼女のソレは平均よりもむしろ整っていた
しかし可愛いもの 美しいものをこよなく愛する彼女にとって
エイリアンのようなソレそのものが受け入れられなかったのだ…
翌日ようよしも学校を休んだ
初めて目の当たりにしたソレが衝撃的すぎたためである
「何か素敵なもの」を想像していた二人にとって
ソレは知りたくない大人の世界だった…
しかしお見舞いに来たルビィちゃんが屈んだ時
制服の裾からブラチラしたために
翌々日は元気に登校してくることになる
女の子は全部トータルで女の子
それを悟ったのである
一皮剥けた気分であった…心だけは…
FIN
真水の中に一滴だけ絵の具を垂らすような繊細な文章でした
オチも好き
注目記事