

鞠莉「オ…マイガー…」
ダイヤ「まさか体育館倉庫を掃除している間に外から鍵をかけられてしまうとは…」
ダイヤ「どうしましょう…」
果南「のんびり寝てれば救助来るんじゃない?」
ダイヤ「し、しかし1日家に帰らないなんて、お風呂にも入れませんし、スクールアイドル特集も見れませんわ」
果南「我慢しなよー」
鞠莉「1日じゃないかも 今日はフライデイ…」
ダイヤ「3日助けが来ない可能性すら…」
果南「3日かー 少し長いね」
ダイヤ「少しってレベルではありません!」
果南「でも焦っても仕方ないし」
鞠莉「果南ー、3日も海にも潜れないかもよ」
ダイヤ「潜れないって… それより考えなくてはいけないことが沢山あるでしょ!」
鞠莉「でも… あれみて?」
ダイヤ「ん?」
果南「そ、それはやばい… 呼吸出来なくなるかも」
鞠莉「果南はエラ呼吸もするからね」
ダイヤ「んなことありますか!」
果南「よーし脱出する方法考えますか」
ダイヤ「まあ… やる気出してくれるのはありがたいですが」
果南「どうしようか」
鞠莉「あっ、果南がドアを殴れば出れるんじゃない??」
ダイヤ「その手がありましたか!!」
果南「…2人は私をなんだと思ってるの?」
ダイヤ「…メイウェザー??」
鞠莉「…マイク・タイソン??」
果南「違うよ!?なんで基本ボクサーだと思ってるのさ!」
ダイヤ「違うんですの!?」
鞠莉「びっくりだね」
果南「この長い付き合いでボクサーと思われてる方がびっくりだよ」
ダイヤ「なら蹴りでもいいですわよ?」
果南「それでも無理だよ!!鉄だよ??」
鞠莉「鉄のブレーキーをさらっと壊す人に全力で否定されるなんてね」
果南「グヌヌ」
ダイヤ「まあ冗談は置いといて、ほかの方法を探さないと…」
果南「うーん…」
鞠莉「ならみんなの持ち物を確認しましょ!なにかあるかもしれないし」
ダイヤ「たしかにいい考えかもしれませんわ!」
果南「ちょっと片付けたら教室に戻る予定だったし大したものは持ってないよ?」
ダイヤ「それでもなにかに使えるかもしれませんし!」
果南「まあそういうなら…」
果南「はい」
干物
握力強化グッズ
ダイヤ「大したもの持ってないですわね」
果南「だから言ったじゃん!」
ダイヤ「しかも握力鍛えるグッズはまだしも干物を持ち歩いている女子高生ってなんですの!?」
果南「だ、だってお腹減っちゃうかもしれないし…」
ダイヤ「非常食ってわけですか… 実際今が非常事態にとても助かりますが」
鞠莉「わぉっ!しかも結構量があるのね!」
果南「節約して食べればなんとか持つかもね」
ダイヤ「3日間、干物…… 正直地獄ですわね」
果南「むむ!そういうダイヤはなにを持ってきたのさ!」
ダイヤ「わ、私は…」
知恵の輪
果南「おわり?」
鞠莉「そのポーチに知恵のリングのみ?」
ダイヤ「だって、作業するのに無駄なものはいらないかと思って…」
果南「だからといってなんで携帯とか置いてきて知恵の輪だけ持ってきてるのさ!!」
ダイヤ「と、とけなくて持っていたかったんですの!!」
果南「……」
果南「……」
ダイヤ「なにかいってください!」
果南「使えないね」
ダイヤ「それはそれでささりますわ…」
果南「最後鞠莉は?」
鞠莉「私は結構持ってるよー!」
化粧ポーチ
携帯
お菓子
ジュース
果南「おー!!携帯持ってるじゃん!」
鞠莉「ふっふっふー まあ充電はないんだけどね」
果南「」
ダイヤ「」ズコー
果南「結局ダメかー」
鞠莉「でも食料は増えたんだからいいでしょー!」
果南「うん、ダイヤよりは使える」
ダイヤ「うっ」
果南「もう、夜も深まってきたね」
ダイヤ「ですわね…」
鞠莉「辛気臭いのノンノンだよ!! こういう時こそ、テンションあげていかなきゃ!」
ダイヤ「といっても… なにをすれば」
鞠莉「しりとりでもしようよ」
果南「しりとり?」
ダイヤ「まあいいですけど」
果南「でもただのしりとりだとつまらなくない?」
ダイヤ「ならお題をきめてやりましょう」
果南「お題??」
ダイヤ「例えば国名とかスクールアイドルとか それに合わせたものを言ってけば制限されて面白いと思いますわ」
鞠莉「なら公正にするためにお題は好きなものにしましょ」
ダイヤ「すきなものですか… わかりました」
果南「私はいいよ」
鞠莉「じゃあ私からいくわね! 黒澤ダイヤ」
ダイヤ「なんですか…??」
鞠莉「好きなものを言っただけだよー」
ダイヤ「ん…?はっ! もう鞠莉さんたら!!!」
果南「はーい、イチャイチャしなーい」
ダイヤ「やですわね… 矢澤にこ」
果南「あー μ’sの、次は私か… こ、コブラツイスト」
ダイヤ「なんでですか!!この流れは小泉花陽でしょ!!なぜコブラツイスト!?」
果南「はなよちゃんがいたか… おしい」
ダイヤ「なにも惜しくないですわ!」
鞠莉「と、東條希かな」
ダイヤ「μ’s!!!!」
果南「うるさw あと、はやいよ ず、ず、すでもいい?」
ダイヤ「いいですわよ」
果南「諏訪ななか」
ダイヤ「はい?誰ですの?」
鞠莉「おっけー!」
|с||^-.^||
ダイヤ「……」オロオロ
鞠莉「ダイヤ大人になりなさい」
ダイヤ「えっえっ??わ、わかりました」
鞠莉「か、か、か」
果南「えー、でてこないの??」
鞠莉「……あっ!果南!!」
ダイヤ「ぶっぶっぶーですわ!!」
鞠莉「あっ…」シュン
果南「んがついたー!鞠莉の負けー!!」
鞠莉「大好きだったから仕方ないでーす」
果南「/////」
ダイヤ「はーい、イチャイチャしない」
ダイヤ「親が心配してるかもしれませね…」
ダイヤ「でも、それより修学旅行みたいで少し楽しいですわ」
果南「フフ、元気出てきたね!実は私もw」
鞠莉「じゃあ次はカラオケ大会でもしましょう!!」
ダイヤ「私から歌いますわ!!!じゃあ… 津軽海峡冬景色で!!」
鞠莉「ふー!!」
果南「うぇーい!!」
ダイヤ「上野発の夜行列車おりたときからぁ――」
ダイヤ「つがるぅがいきょ」
ガラガラガラ
千歌「あっ!!!いた!!」
ダイヤ「ふっゆげしきぃいいいいい」
曜「な、なにしてるの??」
果南「ふぅうううう……!?!?」
鞠莉「だいや最高ぅぅぅ!!!」
ダイヤ「いえーい!!!ふぅふぅ!!歌声に酔なさい!!」
ルビィ「お姉ちゃん!!!!」
ダイヤ「ん?!?!?!?」
鞠莉「あっ……」
千歌「みんな心配してたんだよ… なにしてるの?」
ダイヤ「いやあのその……」
ルビィ「お、おねぇちゃん」
ダイヤ「いや、あの…」
ダイヤ「わ、私たちここに住むことにしたんですの」
果南「そ、そうそう」
鞠莉「あはは」
千歌「……」
ルビィ「……」
曜「……」
千歌「いいかげんにしろー!!!」
可愛い
そうですよー
さんくす
はっちゃけダイヤちゃん可愛いから次もお願いします
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