

果南「思いを~乗っせて~♪」ガラッ
店員「しゃせい」
果南「今からいける?」
店員「だいっす。ごしめありゃすか?」
果南「最近新人が入ったって聞いたんだけど、今日は来てるかなん?」
店員「だいっす」
果南「けっこう巨乳らしいじゃん」
店員「だいっすだいっす」
果南「んじゃ、その娘で」
店員「あ、さーせん」
果南「?」
店員「きょにゅうのこ、ふたりいるっすけど?どうしゃすか」
果南「ふたり?なら、若い方で」
店員「だいっすだいっすだいっす」
果南「いつもの。120分コースね」
店員「ありざす。ごゆっくどぞー」
果南「HAPPY HAPPY TRAIN to go!~♪っと」ガラッ
花丸「……………」ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャ
果南「」
花丸「あっ。い、いらっしゃいませ……」
花丸「えーと、オラの名前は国木d……じゃなかった!」
花丸「リ、リンっていいます。今日は宜しくお願いするずら」ペコペコ
果南「……花丸ちゃん」
花丸「えっ」ビクンッ
果南「ここで何してんの」
花丸「か、果南ちゃん?!」
果南「新しく入った巨乳の娘って、まさか……」
花丸「ち、ち、違うずら!これはあの、なんていうかその……」
果南「だって、さっきもの凄い勢いでローション馴染ませてたじゃん?」
花丸「だから違うずらよ!マルは騙されたずら!」
果南「騙された?」
花丸「うん。マル、アルバイトがやってみたくて……」
花丸「それで求人雑誌を見ていたら、短時間で高収入の文字に惹かれて」
花丸「なんとなく履歴書書いて応募したら、何故か即日採用されちゃって」
花丸「気づいたら、ここ“ばぶぅライブ!”で働く事に……」
果南「……」
花丸「そ、それより果南ちゃんだってどうしてここに?」
果南「えっ」
花丸「それに果南ちゃん……」
花丸「なんかこういうお店初めてってワケでもなさそうだし」
花丸「もしかして、常連さん?」
果南「うん。まぁね」
花丸「そうなんだ……」
果南「結構来るよ。部活の練習終わりとか、ダイビングした後とかさ」
花丸「ど、どのくらい?」
果南「週8……かなん」
花丸「ずら?!」
果南「よし、早速始めよっか」
花丸「うん!」
花丸「えっ」
果南「えっ」
花丸「始めるって、何を?」
果南「何って、そりゃ……」
果南「赤ちゃんプレイだけど」
花丸「いやいや……いやいやいやいや?!」
果南「ほら、早く膝枕してよ」
花丸「ホ、ホントにやるの?」
果南「あっ、耳かきはそこの引き出しに入ってるから」
花丸「(流石常連さん、詳しいずら……!)」
花丸「よいしょっ。これでいい……?」
果南「うん。だいぶいい感じ~!」
花丸「じゃあ。コホン……」
花丸「只今から、マルが果南ちゃんの耳掃除をさせて頂きます……ずら」
果南「……ハァ?」
花丸「えっ」ビクッ
果南「ちょっと、何言ってんのさ花丸ちゃん」
花丸「えっえっ?だって、膝枕耳かきしたいってさっき果南ちゃんが……」
果南「そうじゃなくて!」バンッ
果南「『お耳のお掃除始めまちゅね~♡♡♡』でしょ?」
花丸「」
果南「こっちは真剣なんだよっ!」バンッバンッ
花丸「わ、わかったずら。コホン……」
花丸「今日も一日お疲れ様ずら~♡」
花丸「今からお耳のお掃除しまちゅよ~♡♡」
花丸「果南ちゃんのお・み・み♡キレイキレイしまちょうね~♡♡♡」
果南「~ッ!」ゾクゾク
花丸「これでいいの……?」
果南「……ぅむ」
花丸「果南ちゃん、なんだか顔が熱いずらよ?耳まで真っ赤に……」
果南「う、うるさいっ……///」
かなまるじゃんこれ
花丸「……あれ?」
果南「んっ」
花丸「変だなぁ」ズボズボ
果南「何が?」
花丸「果南ちゃん、掘っても掘っても全然耳垢が出てこないっていうか」
果南「アハハ。そりゃ週8で通ってるからね」
花丸「あっ、そっか」
果南「ねぇ、ママ……?」
花丸「マ、ママ?!」
果南「あ、あのね……」モジモジ
果南「あたま……ナデナデしてほちぃなぁ……///」
花丸「(か、可愛いっ!)」
花丸「(なんという破壊力……)」
花丸「(こんな果南ちゃん、マル初めて見たずら)」トゥンク
花丸「こ、こう……?」ナデナデ
果南「ぅむ……///」ドキドキ
花丸「(それにしても意外だったずら)」
花丸「(まさか果南ちゃんにこんな趣味が……)」
花丸「(普段は誰よりもクールでカッコよくて)」
花丸「(頼り甲斐のある年上のお姉さん、って感じなのに……)」
花丸「(蓋を開けたら、只の甘えん坊さんだったなんて)」クスッ
果南「ママのおひざ……とってもいい匂いしゅるのぉ///」クンクン
花丸「うふふ。はいはい♡」
花丸「(不思議だなぁ)」
花丸「(どちらかと言えば、マルなんかより……)」
花丸「(果南ちゃんの方がいわゆる“ママ”っぽいように思えるけど)」
花丸「(………………………)」
花丸「(いや、逆ずら!?)」
花丸「(実は果南ちゃんみたいな人ほど……)」
花丸「(案外こういうのに飢えているのかも)」
花丸「(常日頃、周りから頼られている分……きっと誰よりも強いんだ)」
花丸「(誰かに癒されたい、甘えたいという欲求が……!)」
花丸「(そう言えば、昔じっちゃんが言ってたっけ)」
花丸「(人は見た目で判断しちゃいかんぞ、って……)」
果南「………………」スヤスヤ
花丸「(恐らく幼馴染のダイヤさん)
花丸「(多分鞠莉さんにだって見せた事ない)」
花丸「(この横顔は、マルだけの…………)」ナデナデ
花丸「(大切なタカラモノずらっ♡)」
果南「ママ……」
花丸「んっ?どうしまちたか~♡」
果南「喉乾いた……」
花丸「はいはい♡それじゃあ、あっちにいってジュースを取って──」
果南「……」ガシッ!!
花丸「えっ」
果南「……るくぅ~」
花丸「か、果南ちゃん?」
果南「ママのミルクがほちぃの……」モジモジ
花丸「ちょ……は、離して!なんてチカラずら?!」
果南「ママのオッパイしゅきぃ~♡」
花丸「こ、こら……やめっ///」
果南「んまっ♡んまっ♡」
花丸「待って!そんなの説明で聞かされてないずらっ///」カアアアアアアアア……
果南「えっ」
花丸「だってオプションに書いてないもん!アレをよく見るずら!」ビシッ
果南「あのさぁ……花丸ちゃん」
花丸「?」
果南「私ね、VIP会員なんだよ。“ばぶぅライブ!”の」ズイッ
花丸「!」
果南「裏メニューって知ってるかなん……」
花丸「うら……めにゅう?///」
果南「いいから早くその制服脱いで脱いで♡」ガバッ
花丸「ひゃあっ♡♡」ボインッ!!
果南「……///」チュッ
花丸「ンッ……///」
果南「いい?」
果南「私と花丸ちゃんはさ……」
果南「同じ高校に通う、同じ志しを持ったスクールアイドルのメンバー」
果南「もちろん、学校では私の方が先輩……だよね?」
花丸「う、うん……///」ドキドキ
果南「でも、ここでは違う……」
果南「私はお客、そして花丸ちゃんは私の……」プニッ
花丸「アッ……アン…♡」ビクッビクッ!!
果南「“ママ”……♡」カプッ
花丸「み、みっ……///」
\みらいじゅら~~~ッ♡♡♡♡♡ /
千歌「──へっ?」
千歌「な、なんだろう。いまの叫び声……」
千歌「どっかで聞いたことあるような気が?」
千歌「う~~~ん……」
千歌「まぁ、そんなのどーでもいっか!えへへっ♪」
聖良「一体どうしたんです?千歌さん」ボインッ!!
千歌「あっ、聖良さん。ううん、なんでもないよ!」
聖良「そうですか」ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャ
千歌「それより早く早く!」
聖良「……何がです?」
千歌「んもぅ、そんなの決まってるじゃん!」
千歌「搾乳だよ!搾乳プ・レ・イ!」
聖良「なにもそんなに焦らなくたって」
千歌「だってだって!もう我慢の限界なんだもん……///」モジモジ
聖良「少し落ち着いて下さい。今準備して──」
千歌「えいっ♡」ガバッ
聖良「こら、千歌さ~ん?」
千歌「もう、待てないんだから……」
聖良「ハァ~……」
聖良「仕方ありませんねっ♪」ニッコリ
聖良「ママァ~……///」ギュッ
千歌「よしよ~し♡」ナデナデ
おしまい
こんな店あったら性転換して行くわ
しゃせいとはなんだ?
出直してくるわ
|c||^.- ^|| どこのお店ですか?直接確認しにいきますわ