

私立浦の星女学院高校!!
スクールアイドル「Aqours」の所属高でありそのメンバーは地元有名人が数多く所属、地元で知らぬ者はいなかった
更に全国区でも目覚ましい活躍をみせ
浦の星女学院とAqoursの名は世界に広まりつつあった
が、その立地からか生徒数は減少、遂には廃校問題にまで発展していた
しかし!!
廃校危機問題とほぼ同時期もう1つの大きな問題が発生していたのだ!!
ダイヤ(全く鞠莉さんたらあんなに好き好き言ってきていましたのに正式に交際を申し込まないとはどう言うことですの!?)
鞠莉(ダイヤったらわたしがこんなにアピールしてるのに全然告って来ないんだから!まったくもう!)
どちらが告白するか問題であるッッ!!!!
ダイヤ「果南さん…最近鞠莉さんは全然好きと言ってくれないですし…もしかして私に興味なんてなくなったのでしょうか…?」
果南「いやぁそんなことないんじゃない?照れてるだけだと思うよ」
黒澤ダイヤはあれほど好き好き言ってくる鞠莉のことであるから告白もされると考えていた
が、
鞠莉「ねぇかなぁん…ダイヤが全然振り向いてくれないのぉ…」
果南「……そういえば最近好きってダイヤ言わないよね」
鞠莉「だって意識したら恥ずかしくなっちゃったんだもん!それになんかしつこいと嫌われるかなって…」
小原鞠莉は乙女!!圧倒的乙女なのだ!!
故に告白されたかったのである!!
2人の親友である松浦果南は陸にあがるたびに双方から相談を受けていて少し面倒だと思っていたが彼女とて乙女!恋愛話は好物である!!両思いの2人がどのようにくっつくのか彼女は楽しみにしていた
などとやってる内に
3年生になった!!
ダイヤ「ねぇ鞠莉さん私達も来年で卒業。そうすれば離れ離れになっていまいますわね」
(鞠莉さんのようなさみしがり屋さんにはもうすぐ会えなくなってしまうという危機感を与えて……)
鞠莉「そうね気づけば長い付き合いね。ダイヤのお節介ももう少しだけの我慢ね☆ところでコーヒー入れてくれない?」
(なんだかんだ世話焼きで他人を放っておけないダイヤには『まだまだ鞠莉さんにはお世話が必要ですわね』とか思わせておいて……)
こんこんこん
ダイヤ「はーい?」
千歌「こんちかー!」
曜「おはよーソロー!」
鞠莉「あらようちかコンビじゃないどうしたの?」
千歌「えと、ダイヤさんに、ちょっと教えて貰いたいことがあって…いいですか?」
ダイヤ「かまいませんよ?いつものことですし。まったく私達は今年で卒業だというのに千歌さんにはまだまだお世話が必要ですわね。ふふふ」
鞠莉(んんん~??!)ピクッ
ダイヤ「ところど曜さんはどのようなご用で?」
曜「んと、実は特に用事はないんだけど久しぶりに鞠莉ちゃんに空いたいな~って」
鞠莉「そうね最近忙しくて会ってなかったわねー曜ったらさみしがり屋さんっ☆」
曜「鞠莉ちゃんもでしょ~」
鞠莉「ばれた?」ニヒ
ダイヤ(あららら~??!)ピクッピクッ
レズだぞ
当たり前だよなぁ?
ダイヤ「さ、これで分かったかしら?」
千歌「うん!流石ダイヤさん!」
曜「鞠莉ちゃんお喋りありがとっ!帰ろっか!」
鞠莉「おーyes!」
ダイヤ「さあ帰りましょうか『曜さん』?」
鞠莉「帰るわよー『ちかっち』?」
ようちか「「へ?」」
千歌「み、みんなで帰ればいいじゃかいかな?」
ダイヤ「そうですか?私はいいですけど」
曜「そ、そうだよ!みんなでさ!帰ろ!」
鞠莉「そうね帰るわよー」
帰り道
千歌「な、なんか鞠莉ちゃんに睨まれてる気が…」コソ
曜「千歌ちゃんも?実はさっきからダイヤさんに睨まれてる気がして 」コソコソ
ダイヤ「ねえ?曜さん?」
鞠莉「ねえ?ちかっち?」
ようちか「「は、はい…」」
(な、なんでか怖い~っっ!)
本日の勝敗
ようちかの負け
ダイヤさんは入りたい
ダイヤ「私もついに買ってしまいましたわスマートフォン」
鞠莉「やっと?相当時代遅れよ?」
ダイヤ「だって所謂ガラケーで事足りたじゃないですか」
鞠莉「まあそうだけど、ダイヤだけLINEが無いから正直連絡面倒だったのよね」
ダイヤ「LINEですか、それがよく分からないのです」
スマートフォン!!
ダイヤは世間とずれているわけではない。がしかし!!
スマホを買ってすぐと言うのは何かと難しく誰かに教えてもらう方がいいのである!!
ならばすぐ妹のルビィに教えて貰えばよかったのだが……黒澤ダイヤもまた乙女!!好きな人に教えて貰う事が嬉しかったりするのである!!
────
鞠莉「そうそうそうこれで登録OKよ」
ダイヤ「助かりましたわ……あれ?登録しただけなのに友達に今までのみなさんの名前が……」
鞠莉「あー電話帳引き継いだらそれを参照して友達に自動追加されるの☆」
ダイヤ「便利な世の中ですね
それで、それで!グループLINEと言うのは……っ」キラ
鞠莉(やーっぱり『事足りますわぁ』とか言いながらも寂しがってたのね楽しそうにしちゃって。かわいい)
鞠莉「作り方はこうね。ここからこうしてこう」
ダイヤ「なるほど、これで今は私と鞠莉さんのグループが出来たと言うわけですね」
鞠莉「さっすがダイヤは要領いいわね」
ダイヤ「……ところで、AqoursのLINEって……」
鞠莉「もちろんあるわよ☆招待するわ」
……ッ!刹那!!鞠莉の脳内に危機感がよぎるッッ!!
Aqours(8)
マリー☆がダイヤを招待しました
ちかみかん『あれ?ダイヤさんスマホ買ったんだ!』
りこ『でもなんで鞠莉さんが招待?』ジャブ
よーそろ『やっぱりこの2人って……』フック
ルビィビィ『あ、昨日まだ教えなくって良いってそういうことなんだ』ストレート
果南『お、ついに鞠莉告って付き合ったの?!』爆弾
鞠莉(だめだめだめだめだめだめ!!!絶対だめ!!)
ダイヤ「??鞠莉さんどうしたのですか?」
鞠莉「……いや、あのえと……招待の仕方忘れちゃって…てへぺろっ」
ダイヤ「そうなのですか?……この右上のところに招待って言うのがありますがこれでは?」
鞠莉「あ、ああー!そうかなー!どうだっけ?あはは!」
ダイヤ「…も、もしかして、招待したくないのですか……」
鞠莉「へ?」
ダイヤ「AqoursのグループLINEで私の悪口がかかれていて招待して入るとそんなことも言えなくなって……私、お邪魔なのでしょうか…」
鞠莉「違う違う違う!んなわけないでしょ!」
(好きな人を悲しませるなんて最悪ね…プライドなんて捨てて招待しましょう)
ピコーン
ダイヤ「!?招待来ましたわ!!」
鞠莉「っ!!」
ルビィビィがダイヤを招待しました
ダイヤ「はあこれがグループLINEっ!!みなさんとお話しできますわぁー!」
鞠莉「ごめんね、ダイヤ」
ダイヤ「何がですか?教えて下さってありがとうございます!」
鞠莉(……ほんとそういうところよ)
本日の勝敗
ダイヤの勝ち
短くてすまん
なんかネタ思い付いてスレ残ってたら書きます
後日談
ダイヤ「3年生のグループLINE作りましょう!
AZALEAのグループもLINE作りましょう!
えっと他には……インフェルノフェニックスのグループLINEを!えっと他には他には……っ!!」
ルビィ「2人のグループLINEは個人LINEでいいんじゃない?」
(まあ最初は楽しいよねっ分かるなぁっ)
果南「ねえ鞠莉とダイヤって恋愛映画とか見るの?」
鞠莉「わたしは見るよ!好きよーあのドキドキの感じっ!」
ダイヤ「私はあまり…ですわねそもそも映画というものをあまり見ませんから」
果南「じゃあこれ2人でいっといで。じゃあね」
「「えぇ!?」」
鞠莉「えと…ダイヤ…行く?」
ダイヤ「ええとまあ頂き物ですしでもなんか……」
2人で恋愛映画!!
それはもはや恋人同士の遊びッ!!
鞠莉「そうね、ダイヤが行きたいのなら行きましょ」
ここぞとばかりに畳み掛ける鞠莉!!
ダイヤ「ち、違います!鞠莉さんが恋愛映画がお好きだと言っていたから!」
鞠莉「好きだけど!それはダイヤと一緒に行くのはなんか、」
ダイヤ「私と一緒にいくのはなんか…?」
鞠莉「っっ!!」(まずった!)
しかし!墓穴ッ!!
鞠莉「いや、そのわたし映画館って行ったこと、ないし…」
ダイヤ「行ったことなければどのように恋愛映画を見たのですか?」
ダイヤ!逆襲の一手!!ここがおとしどころと意気込んだ!
鞠莉「えっと……うちには専用シアターがあるから。ほんとにその、友達とかと、映画見たことなくて……」
ダイヤ「鞠莉さん……ならやっぱり行きましょう」
鞠莉「いいの?2人で恋愛映画なんてそんなのまるで」
ダイヤ「鞠莉さんは知らないかも知れないですけど恋愛映画を友達と見る人も家族と見る人今の時代たくさんいます
それともなにか、鞠莉さんは私とそういう関係に……」
鞠莉「違う違う!いや、違うというか、その、ね!いこ!わたしほんとに楽しみなの!ポップコーン食べたい!」
ダイヤ「ふふふ。そうですわね楽しみですわ」
本日の勝敗
両者引き分け
後日談
果南「あれもう告白してるようなもんだと思うんだけど…いつまであんな微妙な関係続くんだろ…
……次は何しかけようかなーっっ♪」
楽しんでいた
善子「マリー…相談があるのだけれど」
鞠莉「なぁに?そんなにかしこまっちゃって何でも言って!」
善子「リリーに告白しようと思うんだけどどうすればいいか分からなくて」
鞠莉「まじ!?!?」
Guiltykiss!!!!
通称ギルキスはAqours内で小原鞠莉、桜内梨子、津島善子の3名から成るユニットである。
アイドルらしからぬかっこよさ(厨二病さ)を醸し出し、しばしば『ラスボス』とも称される超かっけぇユニットである!
そしてその最たる属性をもつ津島善子が相談をしかけてきたのである!!
恋愛相談をッッ!!!
鞠莉(まじかーまぁそんな雰囲気あったっちゃあったかなー……でも正直ダイヤのことで手一杯で聞いてる暇なんて……)
善子「やっぱ駄目よね、ルビィにも花丸にも相談出来なかったし…2年生はちょっと頼れないし、頼れるのはマリーくらいだったんだけど」
鞠莉「任せなさい!なんの為に外国の学校に行っていたと思うの?!」
善子「っ!やっぱマリー便りになる!」
鞠莉「で、もう告白するってのは決まってるのよね?」
善子「うん、うじうじしてても始まらないって思ったし」
小原鞠莉はダメージを受けた
善子「いつもの一緒にいるけどこの現状に満足してたら駄目だなって」
小原鞠莉はダメージを受けた
鞠莉「……よ、善子は強い子ね……」
善子「なんでマリーががっくりきてるのよ、なにか思い当たるの?」
鞠莉「ち、違う違う!こっちの話!告白方法でしょ!」
善子「うん、どうすればいい?私こういうの初めてだから分からなくて」
鞠莉(わたしもしたことないんだけど…)
鞠莉「まあ梨子はあれ好きじゃない壁ドン?あれでいいんじゃない?」
善子「なんでそんな適当なのよ!!私は真剣なの!!」
鞠莉「ひっ!いや!真剣よ!わたしも真剣!わたしもいっつもどうやってダイヤに、」
善子「ダイヤ?」
鞠莉「じゃなくて!梨子は好きでしょ!壁ドン!もう今からやってきなさい!即ドン!はいgo!絶対行けるから!gogo!」
善子「な、なんなのよぉ~っ!!」
ドタドタ
鞠莉「……危なかったぁ…」
善子「ところでマリー」
鞠莉「ふぇっ!?行ったんじゃなかったの?!」
善子「覚悟決めるから行くけど最後に1つだけ」
鞠莉「なによ?」
善子「マリーもがんばってね」
鞠莉「~~~っ!!」
ばればれであった
かわええ
その後
梨子「あ!善子ちゃん!」
ドォン!!!
梨子「!?!?」
善子「リリー、好きよ、付き合って」
梨子「…///」コクコク
本日の勝敗
善子の勝ち
かわええ
鞠莉「ダイヤぁコーヒーおかわりー」
ダイヤ「はいはい…あ、そういえば千歌さんに貰ったコーヒー豆があるんです」
鞠莉「ちかっちに?あの子コーヒー飲めたっけ?」
ダイヤ「苦手だと思いますが。何でも珍しいコーヒー豆を手に入れたから飲んでほしいとのことで」
鞠莉「そうなの?まあ良いけど」
ダイヤ「試してみましょうか。私も丁度無くなりましたし」
コポコポコポ
ダイヤ「はい、お待たせしました」
鞠莉「あーんありがとっ……?」
鞠莉(このカップダイヤが使ってたやつじゃ…間違えてるわよね?まあ似たような柄だしね…)
ダイヤ「飲まないのですか?」ニヤリ
鞠莉(っ!わざとらしっ!そういうことね~、バレバレよ!!)
鞠莉「ダイヤも飲もうよ、 一緒に」ニヤ
ダイヤ「そ、そうですわね入れてきます」
(もしやカップをわざと入れ替えたこと気付いて…!)
鞠莉(ふふふ動揺してるわね、そこを突けば……)
────
鞠莉「ダイヤ、もしかしたわざとカップを間違えてまでマリーと間接ちゅーっ!したかったの?」ニヤ
ダイヤ「ち、違いますわ!」
鞠莉「焦っちゃって、素直になっていいんだよ?」
ダイヤ「鞠莉…さん、間接じゃなくて直接でも……///」
───
鞠莉(なーんちゃってなーんちゃってっ!!!
わたしは間接キスなんて他愛も無いの!問題なく…なく……
……!なんか意識したら、は、恥ずかしくなってきた、かも…)
ダイヤ「淹れてきましたわ、あれ鞠莉さん赤くなってません?」
鞠莉「ななな、なってませんわ!
!」
ダイヤ「……ねえ鞠莉さん」
鞠莉「なに?」
ダイヤ「実は私のカップと鞠莉さんのカップを間違えているのです」
鞠莉「え、あー!へーほんとだー!気付かなかったー!」
ダイヤ「まあでも……いいですよね」
鞠莉「そ、そうね!べ、別になんともないしこのままで頂くわ!」
見つめあう2人
同時に相手の使っていたカップに口を付ける行為は
なんだか普通の間接キスとは違うような………………
バンっ!!
ダイマリ「わぁっ!!」
千歌「こんちか!飲んでくれた!?ってなんで見つめあいながら飲んでるの?」
ダイヤ「こ、これはちがくて!」
鞠莉「そそそそ!!お話ししてただけなの!それとまだ飲んでないわよ!」
千歌「えー飲んで飲んで!はやく!」
ダイヤ「ところでこれ何のコーヒー豆なのですか?珍しいと聞きましたが」
千歌「コピルアク!」
鞠莉「あぁあのジャコウネコの、ね」
ダイヤ「あれ鞠莉さんと昔飲みましたが先入観でマイナスイメージはあれど美味しいんですよね」
鞠莉「ね、じゃあ……頂きますか」すっ
千歌「の製法をしいたけで試してみたの!!」
ぶふーーーーっっ!!!
ダイヤ「なな、なんてことを!!!」
鞠莉「ちかっち!それはだめよ!!」
千歌「えーダメかなあー?」
「「ぜったいだめ!!!!」」
本日の勝敗
両者引き分け
後日談
千歌「だめなんだってーしいたけこんなに可愛いのにねー何でダメなんだろうねー」
「ばう!!」
バカ千歌であった
そりゃ人に飲ませちゃいかんよちかっち……
女子高生としてアウトー!
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