

大 喜 利
チャッチャカチャカチャカ チャッチャ♪
チャッチャカチャカチャカ チャッチャ♪
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チャッチャ~チャララ♪ パフ!
ダイヤ「皆さんお待ちかね、大喜利のお時間がやってまいりました。司会の黒澤ダイヤです。どうぞよろしくお願いいたします」ペコリ
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ダイヤ「それでは、年の瀬が迫っているにもかかわらずいつものように暇人な皆さんのご挨拶です」
千歌「いつものようにミカン食べながらコタツでゴロゴロしようとしたら、しいたけがコタツを占領してて入れなかったんです。なんとかひっぱり出そうと揉み合ってたら、美渡ねえに『喧嘩すんじゃねぇ!』って部屋から追い出されちゃいました」
千歌「そんなぁ、私はただしいたけに退いてほ“しいだけ”なのに……なーんちゃって。高海千歌です」ペコリ
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梨子「気が早いかもしれませんが、来年のバレンタインへ向けてチョコレート作りの練習を始めました。ちょっと凝ろうと思うんですがなかなか上手くいきません。でもまだ焦ることもないかな?」
梨子「ここで一句。『春色が 出るまで来ない バレンタイン』桜内梨子です」ペコリ
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曜「スマブラの新作が出ましたね。千歌ちゃんが発売日にさっそく買ったって言うんで遊びに行ったら、既にキャラクター全部使えるようになっててビックリ」
曜「でも歌詞の〆切は今日なのにいいのかなぁって思ってたら、案の定そのあと梨子ちゃんの横スマッシュでブッ飛ばされてました。ヨーソロー! 渡辺曜です!」ペコリ
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鞠莉「ホテルオハラは年末年始も休まず営業中! 皆さんもンゴーゥジェァスでゥラァグジュゥァルィィなニューイヤーを迎えてみてはいかがでしょうか?」
鞠莉「でもたまに床が濡れてても許してね? あの辺たまに海河童が出るの」
誰ガ河童ダー!>
曜「河童の声が……w」
鞠莉「ガッハハwww小原マァrrrrィーでェす!」ペコリ
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善子「呪われし聖夜……世のリア充達によって蹂躙されし神の子の聖誕祭。堕天使であるヨハネにとって聖なる夜が穢されるのはひたすらに愉悦ッ……!」
善子「そして闇に紛れて四足獣と共に現れし血に塗れた紅き姿の眷属によって、我が枕元へ供物が捧げられた……」
ルビィ「良い子だからねw」
梨子「プレゼント貰えたのね」
善子「うるさいうるさい! 堕天使ヨハネ、降臨」ギラン
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ルビィ「昨日お部屋でスクフェスをしてて、もちょっとでフルコン……ってところでお姉ちゃぁが入ってきて、びっくりしてミスしちゃったんです」
ルビィ「現実のお姉ちゃぁもカットインoffに出来ないかなぁ。黒澤ルビィです」ペコリ
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花丸「マルは麺類が苦手なので、年越しそばが食べられません。そもそも長生きできるように細く長いお蕎麦を食べるらしいので、別に麺類である必要は無いんです。長いものならOKずら」
花丸「というわけでマルは、年越しにのっぽパンを食べることにしようと思います!」
千歌「いつも通りじゃん!」
花丸「太く長く生きたい、国木田花丸です」ペコリ
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ダイヤ「続いて、年を越せるかも怪しい座布団運びのご挨拶です」
鞠莉「ひどい……w 」
果南「カー↑モンベイビーアメリカー↑♪ あ、もう結構ですよ」
果南「この間、千歌に言われたんです。『果南ちゃんなら太平洋泳いでアメリカまで行けるんじゃない』って。あのねぇ、私だって普通の女の子なんだよ? ハワイが限界だってば」
花丸「ハワイもアメリカずらwww」
果南「座布団と幸せ運ぶ、松浦果南です」ペコリ
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ダイヤ「ちなみに果南さんが座布団運びなのは、この座布団一枚4kgもあるので運べる人が他にいらっしゃらないからです」
ダイヤ「えー、座布団10枚のキーワードは『Over the Rainbow』です。超!豪華な賞品をご用意していますので皆さん座布団10枚目指して頑張ってください」
ダイヤ「それでは1問目まいりましょう。少し前、ラブライブのアーケードゲームで衣装が消えて色々と見えてしまうバグが発生して話題になりましたね」
ダイヤ「そこで皆さんは『○○が見えちゃいました!』と私に報告してください。そしたら私が『どうでした?』と尋ねますので、さらに一言。はい梨子さん早かった」
梨子「こんな感じかなぁ……。浦の星廃校の真相が見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
梨子「『これで新しいホテル用地が手に入ったわ♪』って鞠莉さんがはしゃいでました」
鞠莉「ノーゥ!」
千歌「鞠莉ちゃん……」
ルビィ「悪徳企業w」
花丸「地面師w」
ダイヤ「悪い奴ですわねぇ……w しかし回答はそんな感じです。先陣を切ったということで果南さん1枚差し上げて。さあどんどん行きましょう。はい善子さん」
善子「あの人気女性声優の熱愛現場が見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
善子「いやぁ相手がすごい大男で……あれプロレスラーかしらね……?」
ダイヤ「こらこらやめなさいデリケートな話なんですから……w はい誰か、では鞠莉さん」
鞠莉「日米貿易の今後の動向が見えちゃったわ!」
ダイヤ「ほう、どうでした?」
鞠莉「世界経済をみれば米国の保護主義を背景に企業経営者のマインドが慎重化しグローバルに設備投資が鈍化していて、
こうした中で金融市場が米国債のイールド形状を不況の前触れと捉えていることによって経営者心理が一段と冷え込む可能性があり
米経済や世界経済に減速圧力がかかるリスクがあるわ。実質インフレスワップでみた日米金利差は、11月初旬の106bpから足元では――」
ダイヤ「果南さーん、鞠莉さんの1枚持ってって黙らせてください」
曜「嫌味ったらしいインテリめ」
善子「ああやって難しい話で煙に巻いて相手を騙すのよ」
鞠莉「ほんとそういうキャラ付けされると家業に影響出るからやめてくれない?www」
ダイヤ「自業自得ですわ。はい曜さん」
曜「鞠莉さんの着替えが見えちゃいました」
鞠莉「また私……w」
ダイヤ「どうでした?」
曜「下も金色なんだ……」
鞠莉「やめてよもぉーwww」
梨子「実際上が金髪だと下も金髪なんですか?」
鞠莉「そりゃそうよ」
花丸「その髪染めてるんじゃなかったの?」
鞠莉「地毛よ!」
ダイヤ「たまにプリンみたく生え際黒くなってません?w」
鞠莉「なってないわよ!w」
ダイヤ「今後、要観察ですわね。はい花丸さん」
花丸「はい。黒澤家の戸籍が見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
花丸「海に還らされました」
曜「知ってしまったんだね」
ルビィ「サファイアやら林檎やら諸説あるんだってねw」
善子「あってたまるかいっ」
ダイヤ「黒澤家には闇は一切ありません。家業も真っ白です。以上。はい他誰か」
鞠莉「余計怪しいw」
ダイヤ「うるさいわね海に還らせますよ」
鞠莉「ヒェッ……w」
ダイヤ「はいじゃあ千歌さん」
千歌「はいっ。ダイヤさんのパスポートが見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
千歌「年齢57歳って書いてありました」
ダイヤ「どういうことですの!?」
ルビィ「ファーwww」
鞠莉「おwばwさwんwww」
善子「小姑www」
梨子「ぶふぅっ……w」
ダイヤ「果南さーん! 千歌さんと鞠莉さんと善子さんの2枚ずつ持っていきなさい!」
千歌「えー他のみんなも笑ってたじゃん! なんで私達だけ!」
ダイヤ「はっきり侮辱の意図が見えましたので。はい他。はいルビィ」
ルビィ「お姉ちゃぁの日本舞踊の練習風景が見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
ルビィ「あまりの美しさに目がくらんじゃって……」
曜「やったなおい」ゴマスリスリ
花丸「……」ゴマスリスリ
ダイヤ「果南さん! 何をぼーっとしているんですか言われなくともさっさと座布団を持ってきなさい! 判断が遅いのですまったく……」
ルビィ「わーい!」
鞠莉「ひっでぇ」
善子「はいはいはいはい!」挙手
ダイヤ「なんですか喧しいですね、はい善子さん」
善子「ルビィがダイヤさんのアイスに毒を盛ってるのが見えちゃいました」
ダイヤ「……どうでした?」
善子「『これで次の司会はルビィだね』って言ってました」
ルビィ「言ってないよぉ! 無実無実!w」
ダイヤ「果南さーん、あの堕天使の3枚持っていきなさい」
善子「3枚!?」
ダイヤ「ルビィがそんなことするはずありません!」
千歌「贔屓!」
鞠莉「シスコン!」
善子「生徒会の怪しい鳥!」
ダイヤ「だまらっしゃい! ルビィは私のことを心から尊敬して慕ってくれているのです。ねぇルビィ♪」
ルビィ「うんwもちろんだよお姉ちゃぁwww」
曜「こりゃ盛ってるな毒」
ダイヤ「はいでは他に。はい千歌さん」
千歌「はいっ! 千歌が海外映画デビューする未来が見えちゃいました!」
ダイヤ「どうでした?」
千歌「私がハーマイオニー役!? 参っちゃうなぁ~」クネクネ
ダイヤ「なーにを世迷い事を。貴女はエマではなくヘマですわ」
千歌「ひっど!」
ダイヤ「おうちに無いようならクリスマスプレゼントは鏡を差し上げます。次、花丸さん」
花丸「はい。あわしまマリンパークの新しい展示動物が見えちゃいました」
ダイヤ「どうでした?」
花丸「座布団運びをクビになって路頭に迷った水ゴリラだったずら」
果南「なんだとお!」ドカッ
花丸「ぎいぃいいぃいやぁ~!」ドサッ
果南「誰が水ゴリラだまったく!」ガシッ
花丸「マルの座布団!」
ルビィ「全部とられたwww」
ダイヤ「まったく……女性に対して失礼ですよ花丸さん。私が果南さんを路頭に迷わすなんて、そんな無下に扱うわけがないではないですか。果南さん、花丸さんに1枚あげてください」
果南「なんでよぉ!」
ダイヤ「ふふふっ……w さてさてお次は、はい曜さんいきましょう」
曜「えー、隣の家に囲いができたのが見えちゃいました」
ダイヤ「『へえ』って言うんでしょう?」
曜「……」
善子「ふひぃw」
曜「……ち、違うよ!」
ダイヤ「ほう、それは申し訳ありません。ではもう一度」
曜「ゴホン……隣の、隣の囲いに家、隣の家の、あのねぇ」
ダイヤ「」ズコッ
千歌「もぉーw曜ちゃん!www」
梨子「しっかりしてよwww」
ダイヤ「……ほんと頼みますよ?」
曜「はい! 次こそ! はい!」
鞠莉「大丈夫よダイヤ、こう見えてやる時はやる人間だから大丈夫よ曜は!w」
ダイヤ「信じますからね? はいどうぞ」
曜「隣の家に囲いができたのが見えちゃいました!」
ダイヤ「どうでした?」
曜「かっこいー!」
ダイヤ「……散々時間使ってこれですか」
鞠莉「ごめんなさいダイヤ。私が間違っていたわ……w」
ダイヤ「そうですね。では果南さーん、鞠莉さんの1枚持っていきなさい」
鞠莉「ホワイ!?」
ダイヤ「後輩の尻拭いは先輩の仕事ですから」
曜「ごめんね鞠莉ちゃん……w」
鞠莉「……」ペチッ
曜「あいたっw」
ダイヤ「喧嘩しないの。はい梨子さん」
梨子「クリスマスの夜、ダイヤさんが私を見つめているのが見えちゃいました」
ダイヤ「……どうでした?」
梨子「目と目が合う……手と手が触れる……ああっ、ダイヤさぁ~んっ♡」ガバッ
ダイヤ「ひぇっ!」ゲシッ
梨子「ああん!」ドサッ
ダイヤ「ああ気色悪い! 果南さーん、梨子さんの1枚持っていきなさい! まったく貴女はホントにもう! はいもう2問目!」台本バサバサ
ダイヤ「果南さーん、皆さんに例のものを配ってください」
果南「りょうかーい」
ルビィ「ハンドルと帽子……」
梨子「ということはあれね」
ダイヤ「Aqours笑点タクシードライバー。皆さんはタクシードライバーになって、お客さんに内浦や沼津の名所を紹介してください」
ダイヤ「観光客になった私が『すごいですねぇ』と言いますので、さらにもう一言。はい千歌さん」
千歌「お客さん、あれが内浦のミカン畑ですよ」
ダイヤ「すごいですねぇ」
千歌「こっそりもいで食べちゃいましょうよ。みっかんないうちに」
ダイヤ「……」
千歌「あれ座布団は?」
ダイヤ「はい、無視して善子さん」
千歌「ちょっとぉー!」
善子「……w えー、お客さん、ここが私の母校、浦の星女学院です。素敵な想い出がたくさん詰まった、最高の場所でした」
ダイヤ「あら、すごいですねぇ」
善子「来年にはホテルが建っちゃうんですけどね」
鞠莉「しないってぇ!www」
ダイヤ「ふっふふwww善子さんに一枚あげましょう。ちなみに鞠莉さん、実際問題廃校になった後はあの土地どうするんですか?」
鞠莉「えー……校舎を生かした廃校旅館とか……」
ルビィ「やっぱり商売のこと考えてた」
梨子「でも悪くないかもね」
ダイヤ「まあその辺は今後のお楽しみということで。はいではそのまま鞠莉さん」
鞠莉「ハーイお客様! あの大きな建物が、沼津一の高級ホテル・ホテルオハラデース!」
ダイヤ「すごいですねぇ」
鞠莉「その手前に見える鶏小屋みたいのが松浦ダイビングショップです」
果南「鞠莉ィ!」
花丸「鶏w小w屋www」
曜「ひっでぇこの金持ちw」
ダイヤ「まったく……果南さんだけならまだしも、ご家族で経営しているお店を悪く言っちゃいけません。果南さん、鞠莉さんの座布団を好きなだけ持って行っていいですよ」
鞠莉「ノゥリミッツ!?」
善子「無制限www」
果南「よーし!」ガバッ
鞠莉「あああああ……」
千歌「やっぱり全部持ってったw」
花丸「仕方ないよ、あげよう。可哀想だから。果南ちゃんち座布団すら無いんだから」
果南「ああん!?」ゲシッ
花丸「ぎいぃいいぃいやぁ~!」ドサッ
曜「またやってるw」
果南「座布団くらいあるわ失礼な!」ガバッ
花丸「マルの座布団!」
ルビィ「また全部とられたwww」
鞠莉「0枚仲間ねw」
ダイヤ「あの、そろそろ再開していいですか?」
花丸「はいはいはい!」
ダイヤ「はいはい、花丸さん」
花丸「足が痛いからさっさと取り返すずら。お客さん、あそこにある大きな屋敷が、網元の黒澤家ですよ」
ダイヤ「すごいですねぇ」
花丸「あそこの娘さんが美人って評判でねぇ」
千歌「……」ゴマスリスリ
ダイヤ「まったく口がうまいんですから……w」
花丸「ええ、ルビィちゃんっていうんですけどね」
ダイヤ「……」
ルビィ「んふふw」
鞠莉「自分のことだと思ってやんのw」
ダイヤ「……花丸さんはなんにも間違ったことはおっしゃっておりません。まさしくその通り。果南さん、花丸さんとルビィに4枚差し上げて」
花丸「やったー!」
ルビィ「わーい!」
善子「はぁぁ!?」
千歌「横暴だ!」
曜「黒澤判定!」
鞠莉「やるかババァ!」
ダイヤ「……鞠莉さんから取り上げたいのに座布団がないので何もできませんわね」
鞠莉「持たざる者こそ最強デース!」
善子「この中で持ってるもの一番持ってるくせに」
ダイヤ「続けますよ。はいでは千歌さん」
千歌「はい! お客さん、あそこが伊豆・三津シーパラダイスですよ」
ダイヤ「すごいですねぇ」
千歌「それではマスコットのうちっちーです! どうぞ!」
曜「オキョキョキョキョキョキョキョキョキョキョキョ!www」クネクネクネ
梨子「んふふふひぃwww」
善子「何それwww」
花丸「見たことないずらそんなのwww」
ダイヤ「ぶふほぉw失礼ですわよwww」
千歌「ちょっと予想以上だった……w」
曜「ハァ……ハァ……w」
ルビィ「疲れてるwww」
ダイヤ「仕方ないですねぇw その気合いに免じて曜さんに1枚」
千歌「千歌はー?」
ダイヤ「あなたは何もしてないでしょう。はい次、はい梨子さん」
梨子「はい。お客さん、あの旅館が『じゅう・せん・まん』と書いて十千万旅館ですよ」
ダイヤ「すごいですねぇ」
梨子「お泊まりになります? それとも、お隣の私の家に来ます?♡」
ダイヤ「……あのねぇ。なんでさっきから私を抱こうとするんですか。気色悪いので三問目」
ダイヤ「果南さーん、皆さんに例のものを配ってください」
果南「はいよー」
善子「何? カツラ?」
花丸「ズラずら」
ルビィ「ズラズラwww」
曜「おかっぱヘアーだね」
ダイヤ「クリスマスから年末、お正月と、大人は忙しいですが子供は無邪気なものです。そこでみなさんは無邪気な子供になって、お母さんに何かを買って~とおねだりしてください。私が『ダメよ』と言いますので、何か返してください」
善子「お母さん?」
ダイヤ「私がお母さんです」
千歌「おばあちゃんじゃなくて?」
ダイヤ「果南さーん、千歌さんの2枚持っていきなさい」
千歌「ぬぅぅ……w」
ダイヤ「口は災いの元。はい鞠莉さん」
鞠莉「マミーマミー! 座布団買ってよぉ~!」
ダイヤ「ダメよ」
鞠莉「座布団無くて足痛いのよ~!」
ダイヤ「ダメよ」
鞠莉「……買ってよぉ」
ダイヤ「……仕方ないですね。うるさいから1枚あげなさい」
鞠莉「YES!」
ダイヤ「座布団ないと取ることも出来ませんからね。はい次ルビィ」
ルビィ「はい!」
善子「ちょっと待っておかしくない!?」
ダイヤ「何がですか?」
善子「ルビィが指された瞬間に果南さんがもう座布団持って待機してるんだけど!?」
果南「……」
ダイヤ「何をおっしゃっているのか分かりませんね。はいルビィ」
ルビィ「はい! ねぇおかぁさぁん、アイス買ってよぉ!」
ダイヤ「ダメよ」
ルビィ「う~ん、じゃあまたお姉ちゃぁのやつを食べればいっか」
ダイヤ「……」
千歌「悪い妹だよ」
善子「これでも座布団あげるの?」
ダイヤ「……アイスを取られたらたまったものではありませんからね。代わりに座布団を1枚あげておきなさい」
ルビィ「へっへっへっへwww」
善子「おかしい!!」
曜「好き嫌いで審査するな!」
鞠莉「更年期障害!」
ダイヤ「果南さーん! 鞠莉さんのを綺麗にしてしまいなさい!」
鞠莉「ああせっかく取ったのに!」
梨子「最初から取る為にあげたようなもんですけどね……」
花丸「あれ? ルビィちゃんこれで座布団何枚?」
ルビィ「えーっと……9枚!」
善子「あと1枚じゃない!」
ダイヤ「おやおや! これは10枚達成となるんでしょうか!」
曜「どうせあげるんでしょ」
ダイヤ「分かりませんわよぉ~? はい次、梨子さん」
梨子「お母さん、壁買ってほしいなぁ……?」
ダイヤ「ダメよ」
梨子「ああん、ダイヤさんとの間に壁を感じる……」
ダイヤ「当然ですわ。でもまあ果南さん、1枚差し上げなさい。他に、はい善子さん」
善子「ゲーム買って買って買ってよ~!」
ダイヤ「ダメよ」
善子「お願い! ダイヤお姉ちゃ~ん!」
曜「おっ、黒澤家の闇かな?」
ルビィ「サファイヤかな?」
ダイヤ「えー、善子さんはあとで私の家に来るように」
善子「ああ……海へ還らされる……」
ダイヤ「はい他に誰か。では花丸さん」
花丸「お母さん! 猛獣注意のステッカー買ってほしいずら~」
ダイヤ「ダメよ」
花丸「松浦さんちの入り口に貼っときたいからw」
果南「なんだとぉ!?」ドカッ
花丸「ぎいぃいいぃいやぁ~!」ドサッ
果南「誰が猛獣だよまったく!」
花丸「別に果南ちゃんのことだって言ってないずら!www」
果南「顔がそう言ってるんだよ!」
ダイヤ「いやぁでも裏から猛然と走ってきて花丸さんを押し倒す姿はまさに猛獣ですわ。1枚やってください」
果南「えええ!?」
花丸「やったー!」
ダイヤ「仲良くするんですよ。次、千歌さん」
千歌「はい! ねぇねぇねぇ、買って買って買って~!」
ダイヤ「ダメよ」
千歌「いいじゃん! 今月年金支給されたんでしょ?」
ダイヤ「あ゛ぁ!?」ガタッ
鞠莉「ガハハwwwピーwww」
梨子「さっきwww57歳って言ってたのにwww年齢上がってるwww」
ダイヤ「果南さーん! 千歌さんの足元を綺麗にしてさしあげてください!」
千歌「あああああ……!w」
曜「そりゃそうだw」
ダイヤ「次言ったらセンター永久剥奪処分ですわ。はい次、曜さん」
曜「はーい。ねえねえお母さん! 凛ちゃんラーメン買ってよ!」
ダイヤ「ダメよ」
曜「えー、どうせワゴンで投げ売り価格なんだからいいじゃん!」
ダイヤ「コラッ!」
ルビィ「言っちゃったw」
花丸「星空師匠に怒られるずら!www」
善子「師匠未だに気にしてるんだから!www」
鞠莉「今でも師匠の晩ごはんは在庫のラーメンらしいわよ?」
千歌「どんだけ在庫あるんだwww」
ダイヤ「そういうことを言ってはいけませんよ。星空師匠は毎日大変苦労なさっているんですから。家の中を埋め尽くすラーメンの間を縫うように生活して……それでもまだ一枚もシールが出ないとか……」
梨子「ダイヤさんが一番酷いこと言ってるwww」
ダイヤ「それではお次は、はい梨子さん」
梨子「買ってください……私を買ってください……♡」
ダイヤ「……ダメよ」
梨子「ここで会うたも何かの縁。遊んでいって、くんなましぃ」クネクネ
ダイヤ「果南さーん、梨子さんの2枚持っていきなさい! スクールアイドルが何を言っているんですか全く……」
ルビィ「はいはい!」ノ
曜「おっ」
果南「……」スッ
善子「ほらもう果南さん出てきてる!www」
千歌「座布団持ってるし!w」
鞠莉「出来レース反対!」
ダイヤ「静粛に! はいルビィ」
ルビィ「はいっ! ねぇ買ってぇ? 買ってほしいなぁ……?」
ダイヤ「ダメよ」
ルビィ「うーん……やっぱりお姉ちゃぁ程の美貌は、お金では買えないのかなぁ」
曜「うわぁ」ゴマスリスリ
善子「これはダメよ。許しちゃいけない奴よw」ゴマスリスリ
ダイヤ「……私は感動いたしました。姉を想う妹の純粋な愛に」
千歌「汚いぞ黒澤家!」ゴマスリスリ
ダイヤ「おだまらっしゃい! 十千万潰しますわよ!」
千歌「ヒェッ……w」
ダイヤ「というわけで果南さーん! ルビィに座布団1枚あげてくださいな!」
果南「あいよ!」
ルビィ「やったー!! 10枚!」
鞠莉「穢れた座布団!」
梨子「内浦の暗部!」
ダイヤ「ン無視ッ!」
ダイヤ「はい、座布団10枚獲得おめでとうございます。ルビィには座布団10枚のキーワード『Over the Rainbow』にちなんだ超!豪華な賞品を差し上げます! ではどうぞ!」
ルビィ「どうぞ?」
ズンチャカズンチャカ♪ ズンチャカズンチャカ♪
曜「なんだこの音楽」
ズンチャカズンチャカ♪ ズンチャカズンチャカ♪
花丸婆「ホッホーゥ!」スッチャカスッチャカ(ココナッツビキニに腰蓑な南国風ファッション)
鞠莉「ほひぃwww」
花丸「おばあちゃん!?」
千歌「なにその格好www」
花丸婆「ホゥ! ホホゥ!」クイックイッ(手に持った長い棒をルビィと善子に押し付ける)
ルビィ「えっ? えっ何……?w」
善子「なんで私まで?www」
ダイヤ「お二人、その棒を胸のあたりで持って支えてあげてください」
ルビィ「う、うん……」
善子「あー、なんとなく何をしたいのかは分かってきた」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)
花丸婆「レッツ、リンボー!」ググッ(腰を逸らして棒の下をくぐり始める)
千歌「リンボーダンスwww」
花丸「何見せられてるずらこれ……w」
ルビィ「えっ、賞品って、えっ……?」
花丸婆「ホッ、ホッ、ホッ……ホーゥ!」パッ(見事通過してポーズ)
曜「すごい!w」パチパチパチパチ
千歌「うん、ハラハラしたけどw」パチパチパチパチ
梨子「その年でそれはすごいわ」パチパチパチパチ
花丸婆「アディオス!」ダッ(棒を回収してステージからハケる)
鞠莉「……なんだったのwww」
花丸「おばあちゃん……?w」
ルビィ「……えっ、これで終わり? 賞品は?」
ダイヤ「はい、キーワードの『Over the Rainbow』にちなんで『おばあさんでリンボー』でした。皆さん拍手!」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
ルビィ「ええ……」
善子「コネで10枚獲ったんだからこんなもんでしょ」
ダイヤ「というわけで、沼津市民文化センターからお送りいたしました年の瀬Aqours笑点、これにてお開き。またの御観覧をお待ちしております。ありがとうございました」ペコリ
チャッチャカチャカチャカ チャッチャ♪
チャッチャカチャカチャカ チャッチャ♪
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チャッチャ~チャララ♪ パフ!
~おしまい~
地域表示もぴったりだった
そして謎のダイりこ推しに草
おつでした
かなりの力作乙
面白かった
梨子ちゃんOA見て恥ずか死してそう
初笑いがラブライブ!サンシャインとは最高の年明けだ。
太く長くってそれ中の人ネタだよなw