

「そうなんだ~…でも絶対できると思うなぁ~だってルビィでもできたもん」
「ルビィね、一所懸命やってもぜんぜん上手くいかなかったし、何が悪いかもぜんぜん分かんなかったもん」
「それに比べたらあなたは凄いよぉ~。失敗したことを認めてるし何が悪いかも分かってるもん。だったら、次は絶対成功するよぉ」
「次じゃなくても、いつか絶対成功するって、ルビィは思うなぁ」
「ルビィが保証する。ルビィ、運だけはいいから、大船に乗った気でがんばって♪」
これは頑張れる
ルビィ、お姉ちゃんみたいに頭が良くないから、あんまりちゃんとした答えをあげられないかも知れないけど……。
でもねでもね、そういうときでも――すぐに元気になっちゃう魔法があるんだよぉ♡
そ・れ・はぁ……大好きなアイドルのことを考えること!
エヘヘ、ルビィこれでも、宿題忘れてお姉ちゃんに怒られたり、登校中に水溜りに落っこちちゃったりしたときは、どうしてルビィってこんなグズでダメダメなんだろう――ぐすん。って悩むときもあるけど――。
昨日聴いた新曲素敵だったなぁとか、新しい衣装もとっても可愛かったなぁとか考えると、胸がドキドキしてきて――気づいたら悩みごとなんて綺麗サッパリ忘れちゃうの!
やっぱりアイドルにはそういう不思議な力があると思うんだ!
君にも絶対オススメです♡
善子「…って事があってさー」
ルビィ「そうなんだー」
善子「どうしたらいいとおもう?」
ルビィ「んー、あしたまで返事まってて」
ルビィ「…って善子ちゃんがいっててー」
ルビィ「どうしたらいいとおもう?」
ダイヤ「そうですわね…」
ダイヤ「と、いうことがありまして」
果南「そうなんだー」
ダイヤ「どうすればいいと思います?」
果南「気にすることないんじゃない?なんとかなるよ」
ダイヤ「なるほど」
ダイヤ「ルビィ。特に気にすることはありませんわ。何とかなります」
ルビィ「そっかぁ!」
ルビィ「とくにきにすることないって言ってた」
善子「言ってた?」
ルビィ「うん。果南ちゃんが言ってたんだって」
善子「はっ?」
これはさすがに草
ルビィ「ん」
ルビィ「しっかりやんなよ」
注目記事