ことりぷらす

絵里「ふーん…キミがそんなこと言うなんて意外だわ♥」

絵里「どうしよっかな～？ 私ね、こう見えて初めてのキスはいつか本当に大好きな人のためにってとっておいてるの」

絵里「ほっぺたなら問題ない…って、まあそれはそうだけど…」

絵里「スクールアイドルが放課後二人きりの部室でなんて、誰かに見つかったら校内新聞じゃ済まないわよ～？」

絵里「え？ 鍵もカーテンも閉めてある？ そ、そう…用意周到ね…」

絵里「あ、いえ、別にその…嫌とかじゃないんだけど…」

絵里「……ほ、本当にしなきゃダメ…？///」

という風潮

絵里「ねえキミ？ どうして私が怒ってるかわかる？」

絵里「…昨日校舎裏で後輩の子と歩いてたでしょ。それはそれは仲睦まじそうに」ｼﾞﾄ-

絵里「…委員会の雑用でゴミ捨てに…？」

絵里「にしたっていくらなんでも距離が近すぎだったと思うの。あの子キミに好意があるんじゃないかしら？」

絵里「……ふーん…ならいいんだけど…」

絵里「そうねえ…キスしてくれたら許してあげないこともないんだけどな～？」

絵里「なーんてね、悪気はないみたいだしもう怒ってな…ってちょ、キミ…！ 近い近い近いってば///」

絵里「もう！ キスとか冗談にきまってるでしょっ！///」

絵里「～♪」

絵里「うーん…今回の新曲、音の高低差が激しくて難しいわ」

絵里「ねえ、もう一回歌ってみるから何か気になるところがあったら教えてくれない？」

絵里「～♪…」

絵里「ふぅっ、どうだったかしら……え？」

絵里「息継ぎがエロ…って何言ってるのよばかー！///」