

善子「ほら!それよ!」
ルビィ「ぅゅ?」
善子「あんたのそれ確実に黒歴史になるわよ」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「どうしたずら?」ノソッ
善子「っ!…ずら丸……それも正直中二病みたいなものよ…」
花丸「善子ちゃんに言われたくないずら」ジト-
善子「ずら、なんて思わず出てくる言葉じゃないわよ!」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「ずら…」
花丸「幼い頃からの癖ずら…仕方ないずら」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「あたしだって幼い頃からヨハネよ!」
花丸「ずら…!」
ルビィ「ピギッ…!」
善子「ふふっ分かったようねずら丸もルビィも中二病なのよ」
花丸「まる達のはただの口癖、善子ちゃんのは現実には存在しないものをのたまっているずら」
善子「…!…いいからアンタも中二病なのよ!これは決定事項よ!!」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「冷静に考えたらAqoursのほぼ全員中二病みたいなもんね!高校生の癖に」
ルビィ「ぅゅ…?」
善子「ダイヤさんだって今でこそですわですわ言ってるけど、黒歴史よ黒歴史!」
善子「同窓会の時にですわですわ言わなくなってて弄られるパターンよ!」
花丸「それは…ちょっと言いすぎずら」
善子「ちょっとって言ってるじゃないのアンタも実はそう思ってるんでしょ!」
花丸「ずら…」
ルビィ「ぅゅゅ…」ぅゅ
善子「千歌だって、何が普通怪獣チカチーよ!!怪獣は普通じゃないわよ!」
花丸「そう言われれば…そうだけど…」
善子「曜だって何がヨーソローよ!勝手に取り舵でもとってろっての!」
花丸「ただの悪口になってるずら…」
ルビィ「ぅゅ…」
曜・千歌「…」ニコニコ
善子「!?…いつからいたのよ!」
千歌「ルビィちゃんのぅゅ声が聞こえて来てみたら、一年生三人組で話しててそれで…」
曜「面白そうだから聞いてたヨーソロー」ニヤニヤ
善子「…」
曜「そんな風に思ってたんだァ~」ニヤニヤ
千歌「だァ~」ニヤニヤ
千歌「つまり、善子ちゃんにとっては皆中二病仲間ってことだね!みんな仲間だよ輝きだよ!!」
善子「…っ!…別にそういう意味じゃ…///」フン
花丸「Aqours全員中二病って言ってたずら」
曜「言ってたねェ~」ニヤニヤ
千歌「ねェ~」ニヤニヤ
ルビィ「ぅゅゅ…」オドオド
善子「うるさい!」
花丸「まるは聞きたいずら他の人のどこが中二病なのか」
千歌「そうだよ~果南ちゃんに言いつけちゃうよォ~」ニヤニヤ
曜「よォ~ソロ~」ニヤニヤ
善子「…クッ…仕方ないわね…!」
善子「堕天使の囁きに、心して耳を傾けなさい…!」
善子「あ、でも果南は厨二要素ないかも」
花丸「Aqours全員じゃなかったずら?」
ルビィ「ぅゅゅ…?」
善子「逆になんかあったっけ?」
千歌「うーん…私が言うのもなんだけど果南ちゃん結構おバカだからなぁ…」
善子「え?そうなの?」
千歌「あぁそれよく聞く『え?そーなの?』って」
花丸「まるも少しだけ思ってたけど『え?そーなの?』言い方はちょっとバカっぽいずら」
善子「アンタら…先輩に向かってなんてこと言ってんのよ…」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「とりあえず果南はおいとくわ!」ダテンシ
善子「次は…そうね…誰にしよう…」
曜「じゃあ、梨子ちゃんは?」you!
千歌「梨子ちゃんも…特にない気がするなぁー」
ルビィ「ぅゅゅ」ぅゅ
善子「いや…あるわよ…!」
花丸「ずら?」
ルビィ「ぅゅ?」
善子「リリーはホントは私サイドの人間…」
曜・千歌「へ?」
善子「考えても見なさい!リリーの家庭環境を!」
善子「そういう欲求はあったのよ…でも押さえつけられてた…」
善子「”常識”という枠に…」ドヤァァァ
善子「今こそ!堕天使ヨハネの力を借りて、堕天の時なのよ!!!」ドンッッッ
花丸「妄想も大概にするずら」
千歌「たしかに…そうかも…」
花丸「えっ?」
ルビィ「ぅゅ?」
梨子「…(私ってそんなふうに思われてたの…///)」コソッ
曜「梨子ちゃんって…そうなの?」ヨ-ソロ?
善子「そうよ!」
梨子「…(出ていくに出ていけないよ…///)」コソコソ
善子「ともかく!リリーはこちら側の人間なのよ!」
花丸「まぁ確かにリトルデーモンリリーとか言って満更でもなさそうずら」
ルビィ「ぅゅ…!」
千歌「あ、梨子ちゃん普通怪獣ネタを千歌の真似してやってた!」
善子「そ、そうなの?流石リリーね…」フフ
梨子「…(…っ!…それ言っちゃうの?…///)」
千歌「あと、梨子ちゃんがお家で鏡の前でポージングしながら『リトルデーモンリリー(フフフ』ってやってるのも見たことある!」
梨子「…(!?…見られてたの?…///)」
善子「これで決まりね」フフ
花丸「まぁ梨子ちゃんは認めてあげるずら」ジト-
ルビィ「ぅゅ!」
梨子「…(ぅぅ…///…もう帰ろう…恥ずかしいよ…///)」コソッ
梨子「…(帰ってピアノ…いや、本でも読んで忘れよう…///)」コソコソッ
…
花丸「まる達のことはとりあえず置いといて、鞠莉ちゃんとダイヤさんの中二度を考えるずら」
ルビィ「ぅゅ…」ぅゅ
曜「鞠莉ちゃんはともかく、ダイヤさんは黒澤家としてちゃんとしようとしてるだけじゃないのかなぁ」
千歌「千歌もそう思うよ!」
善子「ちゃんとしようとして語尾にですわ付ける暇があるならお琴のお稽古でもしてろって話よ!」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「あと『ぶっぶぅーですわ!』も正直寒いわよ!」
千歌「似てるね」
曜「善子ちゃんってものまね上手いんだねー」
善子「そんなことはどうでもいいのよ!」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「ルビィ!『ぶっぶー』に関してはどう思ってるの?昔からの口癖なの?」
ルビィ「ぅゅゅ…ぅゅ、ぅゅゅゅ…」ぅゅゅ
ルビィ「ぅゅゅゅ……ぅゅゅぅゅ…!」
ルビィ「ぅゅ!」
善子「そう…そういう理由があったのね…」
善子「なら仕方ないわね!」
千歌「そ、そんなことがあったなんて…!」ポカ-ン
曜「益々ダイヤさんが好きになったヨーソロー!」シュビッ
花丸「衝撃の真実…物事にはちゃんと理由があるものずら」
善子「次はマリー!」
ルビィ「ぅゅ…」
善子「英語話せるのはわかるけど、わざとらしいのよ!」
善子「てぃたらぁ~くとかシャイニ-☆とか」
曜「『同窓会で弄られる』パターンのやつだね」ニヤニヤ
善子「…っ!……それはもういいのよ…!」
善子「まぁでもシャイ煮は認めるわ!」
ルビィ「ぅゅ?」
千歌「なんで?」
善子「特殊なネーミングをつけるのは商品として悪くないからよ!そういう意味では、曜のヨキソバや堕天使の涙も認められてるわ!」
花丸「しれっと自分のを入れてるずら…!」
ルビィ「ぅゅ…!」
鞠莉「…(…っ!)」コソッ
千歌「シャイニー☆の他には嫉妬ファイヤ-🔥とかもあるね」
花丸「ヨーソローやぶっぶーですわに次ぐ独特な表現ずら」
善子「まぁ他人が言ってるのを聞いたことは無いわね」
曜「…(ヨーソローも入ってるのかァ…一応船では普通に使われてる言葉なんだけどなー…)」
善子「あと、すぐヘリ呼ぶし中二病よ!」
善子「皆で歩いて帰りたいとか言ってるけど、自分でヘリ呼んで優越感に浸ってんのよどうせ」
鞠莉「…(…っ!)」グスッ
花丸「それは言い過ぎずら善子ちゃん」
善子「マリーって歌ってる時も独特なのよねぇ…鼻にかかった声というか英語圏っぽい感じだしてるというか…」
鞠莉「…(…っ!)」ウゥ
千歌「Guilty Kissの時そんなこと考えてたの?」
鞠莉「…(…ぅぅ)」ウルウル
善子「いや、ギルKissの時は普通にマッチしてるわよ。というかギルKissはかっこかわかっこいい路線なんだからむしろ好ましいわ」
鞠莉「…!!(…!!)」ウル
鞠莉「…(よっちゃん…!)」ブワッ
千歌「かっこかわかっこいいんだ…」
善子「そうね…ギルKiss繋がりもあるし、リリーもいるし、鞠莉はこっち側の人間ね」
花丸「ちょっと強引ずら…」ジト-
ルビィ「ぅゅゅ」ぅゅゅ
善子「い、いいのよ!ギルKissは全員中二病よ!!」
鞠莉「…(よっちゃん…!)」パァァァァ
曜「今のところ善子ちゃんサイドは、梨子ちゃんと鞠莉ちゃんか…」
千歌「真人間サイドは果南ちゃんとダイヤさんだね!」
ルビィ「ぅゅ!」
善子「こっち側が真人間じゃないものみたいに言うんじゃないわよ…」
花丸「善子ちゃんちょっと前まで引きこもりニートだったし真人間じゃないずら」ジト-
善子「私は配信してたのよ!配信!!」
善子「迷えるリトルデーモンに導きを与えていたのよ!!」ドャァァァ
花丸・ルビィ「…」
曜・千歌「…」
善子「ま、まぁそれはいいとして、あとは千歌と曜、それからずら丸にルビィね!」
善子「ルビィ!ルビィはリトルデーモンだし、こっち側よね?」グイグイ
ルビィ「ピギッ…」
花丸「ルビィちゃんを変な世界に連れていくのはやめるずら」ベシッ
善子「クッ……そう言えばずら丸!思い出したわよ!」
花丸「ずら?」
善子「アンタ小学生の時、お寺でかめはめ波の練習してたでしょ!ほら中二よ!」
花丸「そ、それは…」
千歌「それくらいならみんなあるじゃん!」
善子「え?」
千歌「千歌だって怪獣の真似して歩いたりしたし!」ドヤァ
花丸「堂々と話すことでは無いずら」ジト-
曜「私も飛び込みの時に羽つけて空を飛ぼうとしてみたことはあるよ…///」テレテレ
ルビィ「ぅゅゅ……ぅゅ…///」テレテレ
千歌「果南ちゃんなんか、小学生の時『タコになる!』とか言って墨汁飲み干して先生に怒られてたっけ…」
善子「…」
善子「それあんまり人には言わない方がいいわよ」
花丸「心の中にしまっておくずら」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「中学生より前の話は無しずら」
曜「そうだね単に子供だっただけだもんね」
花丸「中学生になってもそれを続けてるということに中二病の要素があるずら」
善子「くっ」
花丸「善子ちゃんは高校でも続けてるから重症ずら」
善子「う、うるさいわね!」
ルビィ「ぅゅ…」ぅゅぅゅ
善子「ま、まぁルビィの言う通り少し話がそれてたわね…話を戻すわ!」
善子「結局、ルビィとずら丸はどっちなのよ!」
花丸「ずらは仕方ないずら。つい言ってしまうずら」ずら
ルビィ「ぅゅぅゅ…」ぅゅゅ
善子「今はそう言い張るんでしょうけどそれが同窓会でどうなってるかが楽しみよ!」フン
曜「ずらとぅゅ…以外に要素はないの?」
善子「私からしたら寺生まれってだけで充分厨二だけどね…」
善子「ルビィも名家だし、二人とも家柄が厨二よ!」
花丸「…!」ジ-
花丸・善子「…」
花丸「全国の寺生まれの人に謝るずら」ペシ
ルビィ「ぅゅゅ…!」ぅゅ
善子「と、とりあえず2人は経過観察ということで…!」ダテンシ!
花丸「納得いかないずら」ずらら
ルビィ「ぅゅゅ」ピギ
曜「まぁまぁ落ち着いて落ち着いて」
善子「まぁ、同窓会次第ねっ!」アセッ
善子「ずらとぅゅがどうなってるか楽しみよ!」
花丸「たぶん変わってないと思うずら」
ルビィ「ぅゅ」ぅゅゅ
曜「さて、お次は…!」
千歌「やっと千歌達の番かな!!」ワクワク
善子「じゃあまずは千歌からね」
善子「千歌の中二要素は…普通怪獣ちかちーと、輝き連呼と…あとなんかあったっけ」
千歌「え、割と真面目に輝きたい言ってたのにそんな風に思ってたの…」シュン
曜「思うままの千歌ちゃんでいいんだヨ~ソロ~」ナデナデ
千歌「うぇぇ~曜ちゃん」ギュ-
善子「そ、そういうのはいいから!」
善子「ずら丸とルビィはなにか思い当たらない?」
ルビィ「ぅゅゅ…」??
花丸「千歌ちゃん…考えてみると…割と普通の一般人ずら」
千歌「え?」
花丸「ちょっと勉強できないくらいで、、割と普通の一般人…ずら?」
千歌「…」ドヨ-ン
曜「はは…」ナデナデ
花丸「わ、悪い意味ではないずら良い意味ずら」
善子「そ、そうね…なかなか出来ることじゃないわよ…」
千歌「こうなったら…」
千歌「私も堕天使やる!堕天使ミカチーになる」シュバッ
千歌「…///」
千歌「さすがに無理だコレ恥ずかしくって」
善子「普通怪獣も充分恥ずかしいわよ…」
花丸「千歌ちゃんはとりあえず一般ピーポーずら」
善子「アンタそれ古いわよ…」
千歌「…っ!…一般人…!」クッ
曜「のっこるは私だねー!」
千歌「曜ちゃんはヨーソローだけかな」
曜「ヨキソバは認めてられたしね!」
花丸「ヨーソローも冷静に考えたら中二病でもなんでもないずら」
善子「なんでよ!」
花丸「アイドルとして固有のポージングを持つことは有効ずら」
ルビィ「ぅゅ!」ガンバルビィ!!
花丸「μ’sのにっこにっこにーやラブアローシュートっ!が良い例ずら」
海未「…!(私のラブアロってニコニコニ-と同列扱いだったんですか…!?)」ガ-ン
善子「で、でも!ヨーソローはアイドル前からやってるじゃないの!」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「ぅ…たしかに」
千歌「ヨーソローっていつからやってるっけ?」
曜「物心ついた時には船に乗ってたからなぁ…その頃には言ってたと思うよ」
善子「ずら丸のずらと同じで、幼い頃からのパターンってわけね…」
花丸「まると同じなら保留ずら?」
ルビィ「ぅゅ?」
善子「ん~…」
曜「ヨーソローは現実にある言葉なんだよ?言っとくけどずらずらいう方言なんてないからね!」
花丸「ぅ…」
善子「ま、まぁ…他に中二要素もないか」
ルビィ「ぅゅゅ」
善子「…(正直陽キャすぎて中二病なんて言えないわよ全く)」
花丸「じゃあ曜ちゃんは一般人ずら?」
善子「そうなるわね」
千歌「やったー曜ちゃんちゃんと一緒だァー!」ハイタッチ
曜「千歌ちゃんと一緒だァー!」ハイタッチ
善子「これで決まったわね…」
善子「堕天使サイド!ヨハネ!リリー!マリー!」
善子「一般人、千歌、曜、果南、ダイヤさん」
花丸「ルビィちゃんとまるは保留ずら」
善子「アンタ達がこっちサイドなら堕天使が多数派ね!」
善子「なんにせよ、中二病ってのはみんなの心の底に宿っているものなのよ!」
千歌「まぁ分からなくもないけど…」
花丸「堕天使はそこらにはいないけど」ジト-
善子「ぅ…うるさいわね!中二病なんて人それぞれよ!」
花丸「結局みんな中二病に仕立てようとしてるずら」
ルビィ「ぅゅゅ…」
千歌「厨二怪獣チカチーノなのだァ!」ガオ-
ルビィ「ピギッ!」サッ
善子「ルビィで遊ぶのはやめなさい!」
花丸「ルビィちゃん落ち着くずら」ナデナデ
ルビィ「ぅゅ…」ぅゅゅ…
曜「ははは…」
千歌「ガオ-」ガバァ
ルビィ「ピギッ!」ササッ
曜「かわいそうだよ千歌ちゃん」
千歌「へへへ…ごめんごめん」
千歌「たまにはこれやらないと…ね!」テヘペロ
ルビィ「ぅゅ…」
善子「千歌もまだまだガキンチョね!」
千歌「私、一応先輩なんだけど…」ムスッ
曜「まぁまぁまぁ…」マ-マ-
善子「ふぅ…みんなのこと考えてたらなんか疲れたわね…」
ルビィ「ぅゅ…」
花丸「結構悪口も言った気がするずら」
曜「ちなみにヨーソローは取り舵って意味じゃないんだよなぁ…」チラッ
善子「…っ!…ほ、掘り返すんじゃないわよ!」フン
千歌「ちかちーは普通怪獣なんだよ…」ショボン
ルビィ「ぅゅ…」ぅゅ
曜「まぁでも」
ルビィ「ぅゅ?」
善子「?」
曜「『みんな違ってみんないい』だよね!」
善子「…まぁ……そういうことにしといてあげるわ……///」
ルビィ「ぅゅ!」
だよな
見たことあるわ
このルビィは相手の脳内にテレパシーを送ってコミュニケーションを取ってるのかな?
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