

愛奈「んー!」ノビーッ
すわわ「やっと温泉に着いたね」
愛奈「遠かったからお尻痛くなっちゃった」
すわわ「ん、なら揉んであげるよ」モミッ
愛奈「あらやだっ!さわわのえっち!」
すわわ「旅館ってこの辺だよね?」
愛奈「そのはずだけど…」キョロキョロ
ふりりん「温泉えんじょい!人生観変わっちゃうよこれ」
愛香「と、思うじゃ~ん?」
ふりりん「それ止めて~w」
愛奈「あのーすみません!」
ふりりん「はい?」
愛奈「この旅館ってどこにあるか分かりますか?」
愛香「そこ私達が泊まってるとこじゃん!」
愛香「連れてってあげるよー」
愛奈「ほんとですか!?ありがとうございます!」
すわわ「うむ」
ふりりん「この辺の温泉凄く良いんだよ」
愛香「種類もたくさんあるし、効能がもうすっごいの!」
愛香(豊乳の湯とか…)
愛奈「そうなの?楽しみだねぇ」
すわわ「私が選んだ場所だからね!」
すわわ(豊乳の湯!)
ふりりん「でも、最近通り魔が出るって噂があって…」
すわわ「愛奈は私が守るよ」ギュッ
愛奈「きゃー!!//」ギュッ
ふりりん「愛香は俺が守りたいんだよねぇ」キリッ
愛香「あ、大丈夫です」
旅館
愛香「とーちゃく!」
すわわ「ありがとー」
ふりりん「一度部屋戻ろっか?」
愛香「おっけー!」
愛奈「私達はまず受付だね」
すわわ「ほぇ~」
かなこ「いらっしゃいませ。この旅館の若女将こと、きんちゃんです」ニコッ
すわわ「予約したすわわだよ」
かなこ「二名でご予約の諏訪様ですか?」
すわわ「すわわだよ」
かなこ「すわわ様! お部屋にごあんな~い!」
すわわ「えっへん!」
お部屋
愛奈「やっとゆっくり出来るー!」グデー
すわわ「温泉行こ?」
愛奈「もうちょっと休まない?」
すわわ「んー……愛奈が言うなら」シュン…
愛奈「あっ、やっぱり温泉入りたい気分かも?」
すわわ「…!入ろっ!」
ウワァアアァアアーーー!!!!
愛奈「叫び声ッ!?」
すわわ「温泉どっちだっけ?」
愛奈「そんな事より声のした所に行ってみなきゃ!」
すわわ「…うむ」
愛香「あいぃいいい!!!!」
ふりりん「…痛っ」スリスリ
愛香「あいいいぃいい!!!起きてよぉおおお!!!!!」ブンブンッ
ふりりん「…う~ん」
愛香「おぃいいいい!!!!」ペチペチッペチペチッ
ふりりん「起きてるよっ!」
愛香「よ゛か゛っ゛た゛ぁ゛あ゛あ゛」ポロポロ
すわわ「なにこれ」
愛奈「だ、大丈夫!?何があったの?」
ふりりん「温泉行こうと思って向かってたんだけど、いきなりお尻に鈍器で殴られたような痛みが来て倒れちゃったんだよね」ヒリヒリ
愛香「と、通り魔だ…」ガタガタ
愛香「絶対そうだよ…次は私だ…やられる…」ガタガタ
ふりりん「あ、あいきゃん?」
愛香「こんな所にいられないよぉおおおお!!!」ダッシュッ
すわわ「あー行っちゃった」
愛奈「追いかけなきゃ!あのままじゃ危ないっ」トテトテッ
キャンンンァァアアアターーー!!!!
すわわ「やられた?」
愛香「痛い…痛いよぉ…」ウルッ
ふりりん「めっちゃ痛いよね…」スリスリ
愛香「もう無理帰る…」
すわわ「あいなーそろそろ温泉入ろ?」
愛奈「待って!犯人を見付けないと私達も危ないよ?」
すわわ「だってー」
愛奈「犯人が分かったら温泉入るから!」
すわわ「んー、分かった!すわわ探偵にお任せだよ!」
すわわ「二人とも犯人の姿を見ましたか?」
ふりりん「何も…」
愛香「ねぇ帰る準備しよ?もうやだ…」
すわわ「二人とも見なかったんですか?」
愛香「温泉入りたかったのに…最悪…」
愛香(豊乳の湯…)
すわわ「おい!おい!姿を見たかって聞いてんだよこっちは!!」
愛香「…ッ!?道着の人にお尻を蹴られました…」ビクッ
すわわ「うむ!」
すわわ「かなこ、この旅館の人達集めて」
かなこ「きんちゃんです」
すわわ「かなこ早く」
かなこ「きんちゃん…」
愛奈「きんちゃんお願い!」
かなこ「おけまるっ!」
すわわ「これで容疑者は揃いましたね」
有紗「容疑者!?なんなのいきなり?」
梨香子「…」キョロキョロ
有紗「梨香子も何か言ってやってよ」
梨香子「早くしてね…こ、こっちは忙しいんだから」オドオド
杏樹「みかん饅頭だってぇー、後で食べよ?」
朱夏「食べる食べる!それに温泉入って汗かくぞー!」
杏樹「おぉー!」
ふりりん「私達も容疑者なの?」
愛香「被害者なのに?」
かなこ「えっ?私も?」
愛奈「まぁまぁ一応ですよ すわわも合わせて9人ですね」
すわわ「まず、説明すると背後から何者かによってお尻を蹴られるという事件が発生しました」
有紗「なにそれ、ただのイタズラじゃないの?」
ふりりん「イタズラってレベルじゃないよ!!!」
愛香「痛すぎてお尻2つに割れちゃったよ!!!」
愛奈「んぐっ…ピィ、ピィィー」
すわわ「ところであなた、お尻が大きいようですね?」
有紗「お尻が一番の自慢なの」プリンッ
有紗「触ってもいいわよ?」プリプリッ
すわわ「大丈夫です。しまってください」
すわわ「もしや他の人のキレイなお尻を妬み犯行に及んだんじゃないんですか?」
有紗「私を疑っているの!?」
有紗「冗談じゃない!私のお尻は世界一なのに妬む理由なんてあるわけない!!!」
すわわ「…うむ」
すわわ「次にさっきから挙動不審なあなた」
梨香子「は、はい!?」ビクッ
すわわ「見るからに怪しいですね」
梨香子「あああ逢田さんじゃないよぉおおお!!!!」ブンブンブンッ
すわわ「なんでそんなに怯えているんですか?」
梨香子「こ、こんなピリピリした空気感が苦手なだけなの…」
梨香子「早く終わってほしい…」オドオド
すわわ「…うむ」
愛奈「すわわすわわ!大切な証拠があったじゃない?」
すわわ「ん、重要なファクターがありました」
すわわ「それは…犯人は道着を着ていた!!」ドーンッ
朱夏「えぇー!?杏樹着ちゃってんじゃん!」
杏樹「ふぇ?」
朱夏「でもでも!杏樹がそんな事するわけないよ!!!」
朱夏「こんな可愛くて、アホの子で、私の杏樹が…」
朱夏「あっ…杏樹の得意技は回し蹴り…年中道着姿…」
朱夏「本当なの?…杏樹」
杏樹「えへへ、バレちゃったか…」
朱夏「う、嘘でしょ!?」
杏樹「ごめんね…朱夏」
杏樹「そうです私がやり」
すわわ「まだ自供しちゃダメ」
杏樹「え?」
すわわ「このままじゃスレが落ちちゃう」
すわわ「この事件、私が即落ち回避(24レス)まで、もたせてみせる!!!」
すわわ「愛奈、証拠を集めに行くよ!」ニンジャバシリッ
愛奈「う、うん!?」
温泉街
すわわ「温泉まんじゅうあったよ」
愛奈「みかん味なんて珍しいよね」モグモグ
すわわ「美味」モグモグ
愛奈「すわわ!温泉アイスだってぇ~!!食べない?」
すわわ「もう食べてるよ」モグモグ
愛奈「ずる~い!私だって食べたいのにぃ!!!」
すわわ「あーん」スッ
愛奈「…//」パクッ
温泉
すわわ「ほぇ~良い湯だね」
愛奈「あったまる~」
すわわ(この温泉で私もあれくらいに…)
愛奈「ん?」タユンタユンッ
すわわ「身体洗いっこしよ?」
愛奈「いやらしい手つきダメだよ?」
すわわ「…………うむ」
愛奈「何か心配…」
すわわ「背中向けてー」
愛奈「はーい」スッ
すわわ「ボティソープを付けて~」プチュップチュッ
すわわ「ハグぅううう!!」ニュルリッ
愛奈「すわわ!?」
すわわ「手は使ってないから良いよね?」ニュプンッヌリュンッ
愛奈「だ、ダメだってぇ//」
すわわ「上手に出来てるかな?」ニュルリッ
愛奈「分かんない//」
すわわ「気持ちいい温泉だったね?」テカテカ
愛奈「うん//」ポカポカ
すわわ「あっ!そろそろ事件解決しなくちゃね」
愛奈「そうだよ!早く戻らないと」
prrrrr prrrr
かなこ『もしもし、きんちゃんです』
すわわ「かなこ?事件の犯人が分かったから容疑者を集めといて」
かなこ『きんちゃんです…』
すわわ「きんちゃん頼んだよ」
かなこ『おけまるっ!』
すわわ「皆さん、お尻蹴り事件の真犯人が分かりましたよ」
8人「真犯人!?」
すわわ「それはあなただ!」ビシッ
梨香子「だから、逢田さんじゃないよぉおおおお!!!」ブンブンブンッ
杏樹「違う!冤罪なんてダメだよ!全部私がやった事なの!」
杏樹「相手は誰でも良かった…ただ回し蹴りさえ出来れば…ただそれだけだったんです…」ガクッ
すわわ「狙った通り犯人が名乗りをあげましたね」
すわわ「あなたのやった事はまるっと、するっと全てお見通しだっ!!!」
前にかよちんがサンシャインのアニメ始まるまで持たせてたのもあったな
すわわ「愛奈、解決したから温泉入ろー!」
おわり
元ネタは浦ラジ第137回です
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わかります
乙
犯行理由ひどくてワロタ
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