ことりぷらす

善子「ありがとう…！」ｺﾞｸｺﾞｸ

鞠莉「ふふっ♡間接キスね♡」

善子「っ！？」ﾌﾞﾌｫ-!

鞠莉「……」ﾋﾞｯｼｮﾘ

善子「」

鞠莉「……ヨハネちゃん」

善子「はい」

鞠莉「とりあえず……拭いてもらおうかしら」

善子「はい……」

善子｢……な、なな、あんた何言ってんのよ！か、間接キスくらいで喜んじゃって。ほんと、マリーって子供よね～！｣

鞠莉｢別に喜んではないよ…そうそうヨハネちゃん、アイス半分いる？間接キスだけど♡｣

善子｢いらないわよっ！｣

鞠莉｢残念♪｣(ﾓｸﾞﾓｸﾞ

っていうルートも無きにしも非ず…

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善子「ここまで拭けば大丈夫よね」

鞠莉「そうね、これくらいで許してあげるわ、気をつけてよね？」

善子「うぅ……すみませんでした…」

善子「って、何で私が謝らなきゃいけないのよ？！」

鞠莉（？）

善子「すっとぼけた顔をするなぁー！！」

鞠莉「まあまあ♡そんなに怒った顔しないで♡ せっかくのキュートなフェイスが台無しよ？」

善子「う、うるっさい！！」

善子「そもそもなんでっ！か、か、かかん間接キスなんてわざわざ言ってきたのよ！！！

鞠莉「それは、、もう、、、アレよ」

善子「アレって」

鞠莉「ピュアなヨハネが恥ずかしがって顔が真っ赤になりゅひょひょろほひたいひいたい痛い痛い！！！」ﾋﾞﾖｰﾝ

善子「ま゛～り゛～ぃ゛～！！」ｸﾞｸﾞｸﾞ

鞠莉「悪かったわ！悪かったからはなしひぇ……」

善子「ふんっ！！」ﾊﾟｯ

鞠莉（いたたた……まったくもう！少しくらいは手加減して欲しいわ！)

鞠莉（でも、おこりんぼ顔のヨハネはほんっとにもう可愛くて仕方ないわね♡♡)

鞠莉「でもね、ヨハネ、これだけは聞いてほしいの」

善子「なによ」

鞠莉「私、フタは開けて渡してあげたけど口をつけてはいないわよ？」

善子「えっ」

鞠莉「渡したボトルをよく見てみなさい？」

善子（た、たしかにまだ全然上の方だわ……多分これはヨハネが飲んだ分だけよね……）

鞠莉「パッと思いついたマリーの嘘に騙されちゃうなんてヨハネもまだまだ甘いわね♡」

善子「ぐぬぬ……」

鞠莉「それにしても、まさか吹き出すほどｺ コーフンしちゃうなんてちょっと予想外だったわ、本当にまだまだお子様なのね♡」

善子「も、もういいでしょ！掘り返さないでよもう！//」ｶｱｧｧ

鞠莉「そんなに恥ずかしがらなくてもいいのよ？女の子同士じゃない♡」

善子「うるさいっ！！恥ずかしがってなんかないわよ！！」

鞠莉「本当に？」

善子「本当よ！！」

鞠莉「マリーとの間接キスは恥ずかしくない？」

善子「そうよ！！二度と吹き出したりはしないわ！！」

鞠莉「そう、じゃあ」ｶﾞｼｯ

鞠莉「直接シても構わないわよね♡」

善子「ちょっ、まっ」

鞠莉「……」

善子「待って、落ち着いてマリー、ちょっ、放して」

鞠莉「……」

善子「あの、小原鞠莉さん？」

鞠莉「……」

鞠莉「……ふふっ♡いくわよ♡」

善子「うわあぁぁっっ///！！」ｶﾞﾊﾞｯ

鞠莉「あっ」

善子「マリーのバカーッ！！！」ﾋﾟｭｰｯ

鞠莉（流石にやり過ぎたかしら……)

鞠莉（ほんと、ヨハネの反応はいちいち面白くて可愛くて）

鞠莉（からかうなって言われてもやめられないわ♡）

鞠莉「さて、と」

____私は彼女が忘れていったお茶のボトルに目をやる

おそらく、動揺し過ぎて忘れていってしまったのだろう

キュッキュッ ゴクゴク……

鞠莉「ふふっ、美味しかったわ、ヨハネちゃん」

鞠莉「今度は面と向かってごちそうさまを言わせてよね♡」

おわりよ

SS書くの初めてだったからしぬほど時間がかかりました、書き手ってやっぱすごいですわね